未だ世に明るみにされず、えん罪で苦しんで服役している人が多くいるかと思うと心が痛みますね。
その人の将来や夢を奪って意味のない服役をさせてるんですから。
前面可視化にしていくのに、OKを出さない理由って何なんでしょ??




◆冤罪4事件関係者、全面可視化訴える 水戸で集会(5月31日産経ニュース)
30日、水戸市民会館(水戸市中央)で県弁護士会と布川事件・茨城の会主催による「取り調べの全面可視化を!!えん罪 布川・足利・氷見(ひみ)・志布志(しぶし)事件から考える市民集会」が開かれ、冤罪(えんざい)事件で犯人とされた関係者らが「取り調べの全面可視化が必要」と訴えた。

 集会には布川事件で再審開始が確定している桜井昌司さん(63)と杉山卓男さん(63)のほか、足利事件で無罪が確定した菅家利和さん(63)、強姦(ごうかん)未遂事件で服役中に真犯人が判明した富山・氷見事件の柳原浩さん(42)、公職選挙法違反事件で自白を強要された鹿児島・志布志事件の川畑幸夫さん(64)ら冤罪事件関係者が参加。それぞれ体験した取り調べの状況などを語った。

 全面可視化について、杉山さんは「密室内で行われる取り調べは後で水掛け論になってしまうからこそ必要だ」と話し、桜井さんは「捜査が適正ならば問題はないはず。脅して自白させるやり方を変えられないから(捜査側が)反対している」と指摘した。

 また、日弁連取り調べの可視化実現本部副本部長の小坂井久弁護士(57)は「密室での取り調べが歪みを生む。客観的、中立的な検証のためにも全面可視化は不可欠だ」と話した。

 布川事件の再審では、27日の事前協議で、検察側が7月9日初公判を希望し、現場遺留品4点のDNA鑑定を求めたが、弁護側は鑑定について反対している。
2010 05/31 10:42:38 | none
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