弁護士さん同士の連携ってすごいんですね〜 正義感のかたまりみたいな人たちの集まりですもん!!(←言いすぎかもしれませんが…) 亡くなられた前野さんの遺志を引き継いで、依頼者の立場にたった弁護をこれからも続けて行って欲しいと思います。 これからもがんばって下さい!!
◆案件、有志ら引き継ぐ 弁護士殺害で起訴(7月24日 asahi.com) 横浜市中区の「横浜みらい法律事務所」で弁護士の前野義広さん(当時42)が殺害された事件で23日、平川隆則容疑者(41)が起訴された。前野さんが弁護士として担当していた案件は、弁護士有志約30人が集まって引き継いでいる。中心となった小島周一弁護士(54)は言う。「たくさんの弁護士が力を合わせて引き継ぐことで、脅されてもひるまないんだということを示したい」 (太田泉生)
小島弁護士は、オウム真理教(アレフなどに改称)元幹部らに殺された坂本堤弁護士と同じ事務所に所属。前野さんが所属した事務所の所長の影山秀人弁護士とは、「坂本弁護士と家族を救う全国弁護士の会」で影山弁護士が事務局長、小島弁護士が事務局次長を務めた間柄だ。 坂本弁護士が姿を消した時は、自分が最初に自宅の様子を見に行った。当時は何が起こったのかもわからず、生死も判明しないまま、同僚弁護士が手分けして案件を引き継いだ。その大変さは身をもって知っている。前野さんが襲われたと知り、すぐに影山弁護士に電話をし、支援を申し出た。 前野さんと同期の若手弁護士は仲間内のメーリングリストで協力を呼びかけ、影山弁護士と親しい弁護士らも名乗りをあげた。若手を中心に約30人が集まり、小島弁護士が調整役となった。 現場検証が終わってすぐに事務所から資料を運び出し、ほぼ1人1件を割り振った。小島弁護士自身は前野さんと面識は無いが、書類をめくり、「依頼者の求めに誠実に向き合い、きちんと形にしようと努力していた」と感じたという。 弁護士への暴力は増えているとされる。小島弁護士は「もめ事に首を突っ込む仕事だから、八つ当たりや逆恨みは避けられない」と言う。 坂本弁護士の事件は「オウムのようなところを相手にしたからだ」と見られがちだった。だが、今回の事件はどの弁護士にも起こりうる。 思いは、坂本弁護士事件の時と変わらない。 「弁護士が暴力にひるめば、市民が裸で立ち向かうことになる。小さな暴力でもひるまず、はねのけていかないと」
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