一般市民に分かり易く説明するってことはとても大切なことですよね?!
裁判に関わらず、何でもそうですけど。
こうした取り組みを行ってみて、実際に何が問題でどうしたらいいのか?っていう課題が見えて来たと思います。
改善点が見えただけでも大きな収穫ですよね?!



◆裁判員裁判:法廷想定しリハーサル アピール力高める狙いも−−岡山弁護士会 /岡山(7月16日毎日新聞)
◇「立証分かりにくい」指摘受け
 岡山弁護士会は14日、裁判員裁判の法廷を想定したリハーサルを行った。裁判員から「弁護側の立証が検察側に比べわかりにくい」という指摘があることを受け、裁判員となる一般市民に対する弁護側のアピール力を高める狙い。裁判員役を務めた弁護士などから「論点をわかりやすくするべき」、「抑揚をつけ大きな声で」などと活発な議論が交わされたという。

 今回のリハーサルには、岡山地裁で近く予定される裁判員裁判の担当弁護士3人が参加。同弁護士会所属の弁護士が裁判官3人と裁判員役6人を務め、冒頭陳述、証人尋問、最終弁論などを本番さながらに演じた。

 約20分間にわたる冒頭陳述では「全体的に長い」、「注目点を始めに述べ、訴えたいポイントをわかりやすく」などとアドバイスされたという。リハーサルをビデオ撮影し、弁護士が自分の弁護ぶりを確認できるようにした。弁護士会に記録を蓄積し、ノウハウの共有に利用するという。

 リハーサルを終え、同弁護士会の作花知志(さっかともし)・裁判員制度特別委員会委員長は「弁護側の立証がわかりづらいのは、立証構造が検察側と違う」としたうえで「今まで『聞く相手がいる』という視点が足りなかった」と分析した。今後、裁判員裁判を担当する弁護士から申し出があれば随時、リハーサルを開くという。【石井尚】

2010 07/16 15:19:43 | none
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