2日間、メディエーションの勉強をしてきました。 かれこれ10年前、民間型裁判外紛争解決の方法(ADR)が日本にも取り入れられるようになり、それからずーっと、ちょっとずつかじってはきたんですよ。 メディエーションって? ADRって? 裁判ではない解決方法、調停って言った方が分かりやすいですかね。 当事者間が話し合いで解決していく手法な訳。
そんな名前すら聞いたこともない人達に どう伝えていけば解り易いのか?ってその道を学んだ先生方を中心に悩んでいるNPO集団がありまして。 ただ単に講座を開き、難しい話をするだけではなく、 講座の中に寸劇を入れて伝えれば解り易いのでは?とか、 事例のビデオを作ってみようと意欲的に取り組む人達。 シヴィルプロネット関西という「士業」を中心とした集団。
いろんな経緯から「士業」ではない私なんかが関わらせて貰って約10年。 寸劇の出演や、ビデオ撮影及び編集などにも携わることで、少しでも一般の人達にも解る様に・・・を目指して制作に関わってきた。 しかし、講座をしっかり受講するという時間はほんとに少なかった私。 今回、2日間で7時間。しっかり学んできました。
『争うことは決して悪いことではないんですよ!争うことで見えてくるものもありますから』 『暴力の替わりに争う方法がありますよ! それがメディエーションという方法だって伝えていければいいですね』等など。 講師をして下さった先生はおっしゃいました。
勿論、争うにしてもルールは必要ですよ。
当事者の間に立って、中立の立場で、互いの話の内容を要約していくメディエーター。 う〜ん。分かっているけれどホントに難しい。 けれど、仰る度に「おっ、そうか」って目からウロコ部分があったりして。
言い争いって、ホントは嫌なんだけど、 本音をぶつけるという意味では、言い争いはしてもイイんじゃない?って思う私としてはすごく為になりました。
ルールに法って、お互いの言い分を言える話し合いの場を持てたら両者が納得のいく答えが見つかるかもしれない。 メディエーションは、誰もが知ってて損ではない、日常のいろんなシーンで使える手法の一つだろうなって思えます。
今、これらの学びから発展し、ピアメディエーションという分野まで勉強させて貰っています。 ピア(仲間)が中立の立場として間に入ってくれてトラブルを解決していく方法。 まだまだ学ぶ部分ばかりだけれど、偉い先生方とは違った目線から、 より解り易くメディエーションの可能性を伝えていけたらなと感じ、学んだのでした。 ふぅ。詰め込み過ぎた。。。
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