所属するNPOが取り組んでいるピアメディエーション。
時々、学校へ出向きメディエーションとはどんなものなのか?ということをお伝えしています。
といっても、しっかりとお話するのは代表なんで。
私は専ら解りやすく説明するためのミニ芝居に登場。
といっても、何故ダメなのか?とか、どこが良かったのか?
などという全員での意見交換が出来るようにポイントを押さえて進めなきゃいけない。
簡単な背景となるシナリオはあるんだけどね。
ほとんどいつもアドリブに近い訳でして。
昨日も相手役が10分前に急遽変更となり、
完全なアドリブで切り抜けるという作戦。
「そんなのいいがかりもいいとこだわ! やってられません、帰らせていただきます!!」
なんてカンカンに怒ってロールプレイが終了。
はぁ、疲れた。
しかし、見ていただくのは高校の先生方ですからね。
中途半端にしても意味がないからしっかり演技しました。
はい。あくまでも演技です(笑)
さて、メディエーションというのはですね。
裁判外紛争解決の手法でして。
裁判に頼らず、間にメディエーターに入ってもらって当事者間の話し合いで解決していく方法。
10年程前にアメリカから入ってきたんですよ。
メディエーター(調停人)の育成のために10年前から
細々と活動の中に入ってはミニ芝居やビデオ作成を続けてきたんだけれど。
これがさらに発展。
4年前からは府立高校のクラブ活動に協力。
なんと、今年、この学校(府立茨田高校)にはコミュニケーションコースというものが出来ました。
学校全体がコミュニケーション能力を高めるために取り組んでいて。定期的に研修がある訳ですよ。
さて、ピアメディエーションというのは、ピア(仲間)が間に入ってトラブルを解決していくっていう手法。
そのためのノウハウを勉強しているのであります。
私が何故こんな事をしているのかって?
それはですね。
所属団体の本拠地が私のOL時代の職場だったから(笑)
しかも、その当時に芝居を始めたんで、確か芝居してた子いたよなぁ・・・と、思い出して連絡をくださったの。
「講座にミニ芝居を盛り込んで受講者に解り易く伝えたい」
というお話に役者メンバーを引き連れ参加したのが始まり。
仕事と芝居が全く違うジャンルでマッチングするとはね。
何が繋がってくるか分かりませんね。
私の仕事が多種多様なのはそのためもあるんです、きっと。