ウルトラQ第十二話「鳥を見た」です。

この作品けっこう気にいっています。
まずあの音楽がいいですね。

物語のプロローグもなかなか惹きこまれます。
夜の動物園で猛獣を中心とした動物達が騒いでいます。
そして動物園の飼育係はそれを見て不審に思いますが、さらにもっと恐ろしいものを目撃します。

夜が明けて動物達はみんなおりを内側から破った後、行方不明になります。
またあの飼育係は「鳥を見た」と言って息絶えます。

ここで場面はある漁村へと変わり、一人の少年を追いかけます。
この三郎という少年はなぜか一人ぼっちのようです。

またこの漁村に中世の船が漂着し、この船に残されていた航海日誌にも「鳥を見た」という文字が残されていました。
万城目淳、江戸川由利子、戸川一平はこの船に調査のため乗り込みます。
この船から文鳥に似た白い小鳥が逃げ出しますが、その後船は沈没してしまいます。

この小鳥は三郎とおちあい、三郎は「クロウ」と名づけ可愛がります。

ただこの小鳥は三郎が眠るとどこかへ飛び立って行きます。

翌朝家畜や鶏が何者かに襲われるという事件が起こりました。

一の谷博士はその小鳥が古代の怪鳥「ラルゲユウス」だと判断して、警察に隔離させました。

だがその留置場でラルゲユウスは巨大化して、街を破壊していづこかへ飛んで行きました。

三郎が悲しげに「さよなら」を言いい見送っていました。

このラストシーンとバックミュージックが最高にいいです。
これを見たさにトクタサツオは大枚叩いてこの作品が収録されている、VHSを買ったぐらいです。

なおラルゲユウスが暴れまわる場面に「空の大怪獣ラドン」のフィルムが流用されていました。

(キャスト)
万城目淳 佐原健二
戸川一平 西條康彦
江戸川由利子 桜井浩子
一の谷博士 江川宇礼雄
若い漁師 中山豊
港市警・警部補 日方一夫
漁師B(船発見者) 勝本圭一郎
年輩の漁師 安芸津広
漁師C(船発見者) 坪野鎌之
漁師A(三郎の叔父) 神田正夫
三郎 津沢彰秀
動物園守衛A 馬渕功
動物園飼育係 伊原徳
動物園守衛B 水島健二
警官 満田かずほ
ナレーター 石坂浩二

三郎役はご存知ホシノイサム少年の津沢彰秀さん。
ホシノ君よりだいぶ幼い感じが致しますから、撮影はだいぶ前に行われたのでしょうね。

警官 満田かずほとなっています。
へ〜驚きました。
御出演されていたのですね。

(スタッフ)
監修 円谷英二
脚本 山田正弘
撮影 内海正治
照明 後藤忠雄
美術 清水喜代志
音楽 宮内国郎
編集 氷見正久
助監督 満田かずほ
録音・現像 キヌタ・ラボラトリー

[特殊技術]
撮影 高野宏一
照明 堀江養助
光学撮影 中野稔
美術 石井清四郎

特技監督 川上景司
監督 中川晴之助
制作 TBS
円谷プロダクション

音楽は宮内国郎さんですね。
2008 10/20 22:08:10 | none | Comment(0)
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