先日とうとう作業衣用のベルトがだめになった。
穴がもう開いてしまったのである。
考えてみればこのベルト、新人の頃からずっと使っていたものだった。
そしてこれは確か新入社員研修の前日に適当にその辺りにあった物を持って行ったような記憶がある。
だがこのベルト、トクタサツオと一緒に社会人人生を歩んできたのだ。
つまり喜びも悲しみも、辛かったことやうれしかったこと、苦しかったことや楽しかったことを全て知っているということだ。
あの新庄選手のグラブと一緒にするほどのことはないとは思うが、感慨深いのもまた事実なのである。