今回のお話は前半は完全にジョー・ギブソンが主役でした。
イマイチ本気モードではない、アメリカチーム。
そのようなチームについにギブソンが怒りのリリーフ志願です。
いやそのような簡単な生易しいものではありませんでした。 選手どころか、監督さえも怒鳴りつけられました。 ただこれで「活」が入り、「強いアメリカ」が現れます。
そしてベネズエラに奇跡ともいえる逆転勝ちを収めるのでした。 ギブソンがアメリカを勝たせたのです。
「やはりアメリカか・・・」日本チームの誰もが気合を入れ直すのでした。
ただアメリカの監督は日本との決勝戦は、ギブソンを先発に起用しないことを彼に告げたのですが・・・。
そしてそのようなことはつゆとも知らぬ茂野吾郎も投げ込みを行いました。
そこへ母親が現れ吾郎にあることを頼みます。 弟の真吾に板尾と京四郎のサインを貰って欲しいというのです。
ただそれだけではなく、そのサインボールを直接真吾に渡して欲しいとも言いました。
実は真吾も少年野球のチームに入団して野球を始めたのですが、このことについて悩んでいたのです。
父と兄が、プロ野球とアメリカで大活躍をしていると紹介されてどれだけ上手いのか、とみんなが期待したのですが、あまり上手くなかった・・・。
それで他のメンバーに冷めた目で見られることになってしまったのです。
吾郎はそのように悩む真吾を遊園地に誘い、一緒に遊びます。
そしてこう言うのでした。 「とにかく好きなことをやれよ」と・・・。
真吾は何か吹っ切れたように喜びました。
そしてホテルへ戻った吾郎のところにある驚くべきニュースがもたらされました。
練習中にジョー・ギブソンが倒れたというのです。
決勝戦はどのようになるのでしょうか?
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