2時間サスペンスと時代劇には共通点があるか ?
トクタサツオはあると思うのである。
まずヒーローあるいはヒロインがいて、愛があり、悲しみがある。
そしてたいていは、フィクションが多い・・・。
もちろん大河ドラマのような作品もあるが、それは本当かどうかわからないことも多いのである。
想像で作られていることもあるだろう。
たとえば、現在の大河ドラマ「風林火山」でも、全部が事実だとは誰も思っていないだろう。
2時間サスペンスにおいても、たとえ、江戸川乱歩や横溝正史
あるいは森村誠一とか高木彬光、西村京太郎作品が原作でもやはり突っ込み所や、こんなことあるわけないよな、というところがないわけではない。
でもそれを事実のようにうならせて思わせてしまうのが、両者の特徴であるかもしれない。
「必殺」のように簡単に人が倒せるわけはないし、サスペンスでほんのささいなことで、ヒーローやヒロインが、犯人を当てたり事件の全貌を読んでしまったり、とかいろいろあるが。
それから役者さん達である。
大物の俳優さんから、脇役やチョイ役の方々まで、共通に出演されている方が多いのである。
たとえば、「水戸黄門」の悪代官が、サスペンスで警察官で出演されていると思わずニヤリとしてしまうものだ。
両方とも視聴率的には劣勢であるし、なぜか最近トクタサツオもあまり観なくなってしまったから、偉そうなことは言えないのだが。
やはり共通点はあるようだ。
後先日「過ぎたるは」の方にも書きましたが、2時間サスペンスはやはり本当に悪い奴が、やっつけられる、という作品に戻っていただきたいものである。
最近のサスペンスは後味のよくないのが多い。