歴史的名作ミステリー小説、おすすめ傑作ミステリー小説、本格ミステリー小説の紹介です。
今回は定番中の定番、本格ミステリーの王道『Zの悲劇』エラリー・クイーン(著)です。
政界のボスとして著名な上院議員の、まだ生温かい死体には、ナイフが柄まで刺さっていた。
被害者のまわりには多くの政敵と怪しげな人物がひしめき、所有物の中から出てきた一通の手紙には、恐ろしい脅迫の言葉と、謎のZの文字が並べてあった。
錯綜した二つの事件の渦中にとび込むのは、サム警部の美しい娘のパティと、レーンの名コンビ。
『Xの悲劇』『Yの悲劇』につづく、エラリー・クイーンの推理小説の名作。
名探偵ドルリー・レーンと、元警部のサムの娘、ペイシェンスのコンビは、不可解な殺人事件の奥にひそむ真実を白日のもとに…。
無実であるにも関わらず、死刑判決をうけた男を救うため、死刑執行までに、事件を解決しなければならないという《タイムリミット》もの。
特に、まさに死刑が執行されんとする場面でのレーンの推理は、クイーン全作品のなかでも白眉といってよく、圧巻の一言です。
計27人の容疑者を次々と消去し、最後に残った一人を犯人として指摘するクライマックスのカタルシスは無類ですが、その後に訪れる皮肉な幕切れは、このシリーズならではの苦味を残します。
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