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食べ物には、どんなものにでも賞味期限がありますよね。 それと同様に、薬にも使用期限というものがあるのをご存知ですか?
薬にも使用期限があるわけですから、子供が急に熱を出したからと言って、冷蔵庫にあった何年も前の座薬を使うのは危険です。 座薬や飲み薬、注射薬にもそれぞれ使用期限があって、中には使用期間が短いものもあるのです。
薬の保存の状態にもよりますが、未開封の場合の使用期限は、製造してから数年程度のものが多いようです。 座薬の場合は、家庭で保管する期限は、約半年程度だと思ってください。
しかし、処方される段階で、残りの有効期間がどれくらいかは、わからないことがあります。 はっきりと確認したのなら、薬をもらうときに、薬局で必ず確認するようにしてください。
錠剤や座薬は、家庭でも比較的長い間、保管しておくことができますが、目薬やシロップは、2〜4週間程度が期限だと、把握しておいてください。 また、薬を保管する場所は、温度変化の少ない冷暗所が適しています。 直射日光に当たったり、湿度が高い状態にあると、薬が変性してしまう恐れもあるので、保管場所にはくれぐれも気をつけてください。 保管場所に最適なのは、冷蔵庫や乾燥剤を入れた缶の中などです。
薬自体は、ある程度保管ができますが、症状にあわせて薬を服用することが一番大事です。 病院で処方された薬などは、言われたとおりに服用して、薬を残さないようにするのが一番良いでしょう。
もし、薬が残ったら、その都度処分したほうが間違いが起きません。 そうすれば、謝って服用することがなく安全です。 特に子供の場合は、年齢や体重によって、処方する量が大きく変わってくるので、特に注意が必要となります。
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