先日、馬券を買いに行った際の帰り。 ゲーセンに寄ろうと思って、バス停でバスを待っていた。 そこには他におばちゃん1人と、おばあちゃん1人がいた。
しばらくしたら、 自分の後方から黒いTシャツの男の子が歩いて来て、 バス停の横を通り過ぎて行った。 多分、小学校の低学年ぐらいかな。 しかし、その足取りはいやに重くて、 顔は見なかったけど、いかにも ふてくされつつ歩いてます、って感じ。
少ししたら、白いTシャツの 同い年くらいの子が走ってきた。 白い子は黒い子の前に回りこんで、両手で肩を押して、 黒い子の進行方向を180°変えようとしていた。 黒い子は予想通り、ぐずって前に進もうとし、 しばらく押し問答(文字通り押し合い)が続いた。 そのうち‥‥ついに黒い子は泣き出してしまった。
しかし、ここで予想外の事が!!
バス停にいたおばちゃんがいきなり、 「コラ! なんでいじめるのっ!!」 と怒鳴ったのである!
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
少し遠くだったので、 会話内容が全部聞こえたわけじゃなかったけど、 白い子は、黒い子に 「‥‥だから、いいんだって!」 「‥‥にすればいいじゃん!」 と言っていたし、 なにより白い子の真剣な表情や 黒い子のふてくされた態度を見るかぎり、 とても「いじめている」ようには 見えなかったんだけど‥‥。
さらに、おばちゃんは、 俺ともう1人のおばあちゃんに、 「親は一体どういう教育してるんやろ、なあ?」 と同意を求めるようなことを言ってくる。 こっちも、子供たちの会話が全部聞こえたわけじゃないし、 おばちゃんに反論するわけにもいかないので、無視。 おばあちゃんは「ええ、まあねぇ‥‥」 当の白いシャツの子もチラ見しただけで完全無視。
その直後。 今度は急に車道の方からカラーン! と大きな音がした。 すると、おばちゃんは 先ほどの怒りの着地点を見つけたかったのか、 「モラルのない車やなあ! ゴミを窓から投げ捨てるなんて!」 とまた怒鳴った。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
確かに道にはペットボトルが転がっていたんだけど、 自分には「窓から投げ捨てた」んじゃなくて、 「タイヤで踏んだ」ように見えた。 まあ車のスピードが速すぎて、 どっちだかよく分からないっていうのが正直なところだが。 しかし、問題は おばちゃんが車道に対して後ろを向いていたということだ。 自分は車道の方向を向いて立っていたが、 おばちゃんはベンチに車道と反対を向いて座っており、 カラーン! という大きな音がした時に ビックリして振り向いたのだ。 だから、「投げ捨てた」かどうかは見ていないのだ! なのに、「投げ捨てた」と断定して車を怒鳴りつけた!
やっぱり、人を批判したりする際は特に、 きちんと事実関係を調査する努力をしないと いけないな、と改めて思いましたとさ。
めでたしめでたし。
‥‥別にめでたくないか。
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