大連帰国日記

2005年 04月 の記事 (6件)

今日も訳。何時間もパソコンの小さな字とにらめっこで疲れた。パソコンを使ったデスクワークもある意味拷問だ。

今日はお客さんが会社訪問に来た。日本人一人と中国人二人。ペーペーの私はほとんど発話できないが、ソフトウェア説明の会議に参加していた。(いるだけ)

今回の会議はほとんど中国語だ。難しかったが、聴力鍛錬にはもってこいだった。

帰るとき、相手の日本人は私にシェーシェ(謝謝)と連打して帰っていった。あれだけずっと横にいたのに、どうやら私は日本語のうまい中国人だと思われているらしい。そういえばこの前も日本人が会社にきた時、私を見て「ハロー」と言って来た・・・

・・・・ちがうっっちゅーーねん!
私の日本語はそんなにも崩れているんだろうか・・・?そんなにも日本人らしくないんだろうか。。ちょっと深刻に考えるようだ。

中国人にも言われなきゃ全然(日本人だとは)分からない、と言われる。挨拶程度でも分からないらしい。もちろん中国語が問題だから挨拶以上の話をするとすぐバレる。

道を歩いていても地元人に見えるらしく、しょっちゅう道を聞かれたりする。店を歩いていてもしょっちゅう店員がいろいろ話し掛けてくる。
そして話すとあぁ外人なんだ、と引いていく。

日本人らしいのって、どんなんなんだろう・・・?
2005 04/28 13:10:18 | none | Comment(0)
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受注が取れただけに私の仕事も一応増えた。翻訳だ。

既存のソフトは中国語バージョンなのだが、幸か不幸か、お客さんが日本語バージョンが欲しいと言ったため、ソフトの画面を丸ごと日本語に訳さなければならない。もちろんその処理はエンジニア達がやるが、訳すのは私の仕事になった。

こういう仕事は好きだ。しかも文章ではなく、画面の単語ばかりなので簡単。だが、8時間それを見ているとさすがに疲れる。 まだまだ終わりそうにないから、ここ2〜3日はそれとにらめっこするようだ。

授業は実行できた。このクラス(中級)はやる気のある女子社員が、他のメンバーに「やる気がないならやめろ」みたいな事告げたらしく、みんな出ようとしている。嬉しいことではないか。
でもさすが、中国の女性は強い。女らしくない私でもさすがにそれは言えない。と言うか、当の教える側である外人の私がそう言ったら、説得力がありすぎて険悪ムンムンになってしまう。悪いが私はそんなにいい先生ではない。出ないなら勝手にしろ、という考えだ。大人相手だし。

潰れるもんだと思っていた授業があると、準備不足で焦る。
今日は割と難しい「〜んです」表現だ。これは微妙な強調を表すが、その微妙な強調が外国人には難しい。「旅行に行きます」と「旅行に行くんです」。んですの方が強調してるんだよ、って教えてもいまいち分かってもらえない。中国語にはそんな表現はない為、同じじゃねぇか、っていう反応。
いやこれは強調なんだ、と伝えたい。仕方なく教科書にある例文を見ながら、文脈や状況を想像させ説明を加えていった。一応なんとなくは分かって貰えたようだが、いまいち変な使い方をしている。
授業の終わりに「難しかったですか?」と聞いたら、「難しいんです!」 
・・・ちょっと違和感・・・ま、この段階じゃ、こんなもんかな・・・
2005 04/26 12:48:29 | none | Comment(0)
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昨日、旅順に桜を見に行った。
大連から中距離バスに乗って一時間近く。途中、あちこちに停まっていろんな人を乗せていく。
道端で魚介類を売るおばさんが乗ってきたりした。ウッ、社内が生臭い。そこそこのお年だと思われるが、一日中外で働いているのだろう、真っ黒に日焼けしている。頑張って生きているんだ。

私の目的地は桜園という所で、地元の人たちの観光地になっている。桜が見られるので、ワクワクしていたが、いざ到着すると、
・・・咲いてねぇ。まだほとんどつぼみだ。しかも日本の桜とはボリュームが遥かに違う。どれも小さい。そりゃそうか、桜は基本的に最近になって日本から送られてきたんだから・・・
しかも観光料まで取られる。日本じゃぁ道歩きながらタダでもっと見事な桜が見放題だ。やはり日本は桜王国だ。

そこには日本が作ったダムがあり、その辺一帯の風景が丸ごと観光地になっている。風景はきれいだったが、トイレには大変困った。

中国のトイレは戸がない、なんてのは一昔前の話。大連のトイレにはみな戸がある。大連は昔からそうらしいが、地方によっては今でも戸がない。まさかその観光地がそうだとは、予想外だった。
尿意を催した為、WCマークを見つけて中に入った。汚いだろうとは予測していたが、入ってみると
・・・う・・戸がねぇ。。さらけ出しじゃんかよ、オイ。しかも混雑している為、人が並んで早くしろ、と言わんばかりに虎視している。大連に来て9ヶ月、初めて見る光景だ。
か、勘弁してくれ。。人がいなけりゃ許容範囲内だが、大衆が虎視している。数十秒位立ち止まって考えた結果、他のトイレに掛けてみる事にした。

尿意を我慢しながら綺麗な風景の中を歩いた。周りは高校生位の友達同士が多い。なるほど、会社は個人主義だがこうして学生時代に深い友達を作るのか。その他、家族連れ、年配さん軍団、恋人同士など、老若男女様々だ。

おっ!待望のWC!さあ中は?・・・ガ−ン、さっきと同じかい。風景と尿意に浸りながらまた歩いた。

ダムの説明があった。日本が戦前に作ったらしい。マズイ。この時期にこんな所にきてしまった、などと一瞬思ったが、ダムは発展を助ける意味で建てている。日本もいい事だってしているのだ。

見終わった頃、やっとまたWCを見つけた。今度はどーだっ?!
バンザーイ!戸があるぅ〜♪・・だがこの戸、低すぎる。用を足している人の腰から上は丸見えだ。なんでもう倍の長さの板を使わないんだよ?しかもこの囲い、どこが一人分の区切り目なのか分からない。もちろん鍵などなく、空きか使用中かも分からない。その上しゃがんでいると見えないため、どこが空いているのか本当に分からない。

ゆえにみんな、しゃがんで真っ只中なのか無人なのかを確認する為、平気で中をキョロキョロ覗き見る。私もキョロキョロしている人間の一人だ。

もう仕方ない。帰るまでは持たない。ここで手を打とう。そう思って私は空いた所に入った。・・戸が低い・・長身の私には腰まで行くか行かないかってとこだ。目の前のおばさんが、じっと見ている。目が合った。。スイマセン、早くします・・

無事終了!気分すっきり〜
もう見終わった所でそのトイレを見つけた。さて、帰るか。一体何をしに来たんだ?私は。。
またバスを捕まえて大連に戻った。めでたしめでたし。
2005 04/25 12:52:03 | none | Comment(0)
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営業の外回りに連れて行ってもらった。計3社。どれも何度か行ったことのある会社だ。
2社、受注が取れた。入社して9ヶ月以上。やっとやっと受注というものが見られた。しかも一日に2社。すごい事だ。合計一千万近い。ここではかなりの額だ。
そのうちの1社はかなり粘って何度も何度も通い、日本人社長が日本本社にも赴いたりしてやっととれた。もう1社はよっぽど必要としていたのか、気味が悪いくらいの即決だ。
2社とも、私が嫌々何百件もセールス電話をして出会った会社だ。あの時は辛かったが、胃を傷めた甲斐があったというものだ。
受注は取れたものの、やはり詳しい打ち合わせの内容は分からない。そう言ったことから考えると、私がこれ以上営業部を名乗っていても、発展性はない様に感じる。
大漁なお土産を持って会社へ戻った。だが個人主義の社内では、関係者だけ気分よく帰るだけだ。それに今日いきなり買います、と言われた訳ではなく、数百万の買い物なので話はだんだんと煮詰まっていく。従って社内ではそういう話題で盛り上がったりはしなかった。
夕方は案の定授業は潰れ、昨日の日本採用の大学生らが手続きに来た。運悪く部長が会議中で、技術の学生と日本人社長の通訳者がいなかった。私は、営業志望のペラペラ君がするものだろう、と思っていた。が、中国勤務の営業君に日本勤務の技術君の通訳なんかやらせたら、給料などバレバレである。そりゃ相当マズイ。んな訳で社長の目は(仕方ないかチックに)私に向いた。
・・勘弁してくれ・・「いい天気ですね」レベルの会話しなら任せてくれ。でもビザ手続きやら行政機関登録の話なんて分からん。が、仕方ない。馬がいないから犬に乗ろう、って事だ。確かに犬でもいないよりはましなのかもしれない。
5人で机を囲み、ぎこちない会話が始まった。私は一応、双方が何が言いたいのかは大体分かる。が、大体では通訳はなかなか難しい。日本人も中国人も、好きなようにペラペラ話す。もうちょっと努力して話せないのか。一文一文区切れや。
社長も学生も立場や国籍の違いから、なんとなくお互いにとってはトッピなことを言っているのが分かる。でもそこまではカバーしきれないし、足りない頭を精一杯使い、それを滅茶苦茶な中国語や日本語に変えていた。
結果、思うように会話が進まない。みんなの視線が突き刺さるようだった。ただでさえ技術君3人組は不安を抱えている。これからいきなり知らない国に行くのだ。社長も知らない外人を来させて業務を拡大させるのだ。そこで滅茶苦茶なことを言われてたらたまったモンじゃないだろう。
社長は会議中の部長を呼んできた。部長を見たときの皆の安心した顔。言葉よりもずっと分かりやすかった。
言葉だけでなく、部長なら中国国内の内情、手続きの仕方も分かる。社長と部長はもう知れた仲だから日本語も通じやすい。
私は恥ずかしさと自己嫌悪で赤面し、その場を離れてしまった。
やはり馬じゃなきゃダメなんだ。犬には乗れない。
自分の席に戻ったら、営業志望のペラペラ君がまだ社員と話していた。どうやって日本語を勉強したか聞いてみたら「普通です」と返ってきた。普通って何だよ普通って。その「普通」を追求したら、彼は解答に困っていた。やはり一日が100時間の秀才と一日が10時間位しかない様なアホとでは会話が成立しないのか。笑
自己嫌悪はどん底ピークに達し、帰ってワインでも嗜もう、と思いきやコルクが硬すぎてどうしても開かず、仕方なくお茶をついだら熱湯を手にぶっ掛けてしまい火傷、まさに泣きっ面に蜂のオブジェだった。
感情が極端に上がり、極端に下がった一日だった。
2005 04/21 12:45:39 | none | Comment(0)
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やはり日本人が来るといつになく変化が激しい。やることもある。今日はシステム開発前の会議で、日本人が中国人エンジニア達にお客さんからの要望を指示している。日本人は中国語が話せない、中国人も参加者の半分以上が日本語を話せない。一体全体、誰が何をどれだけ理解しているのか・・私には謎の会議だった。システム関係のことなので画面や資料を見ながらある程度は分かるのか。結局、日本人対日本語が少し話せる中国人のほぼ一対一の日本語の会話だった。その他の中国人はたまにゴソゴソ話し合ったりしている。エンジニアの部長が参加すれば日本語も分かるし話が早いのに、彼は昨日めでたく子供が生まれたらしく、妻(健康な)の世話があるとかで、会議もたけなわって時に帰ってしまった。やはり家族を第一に考えるのだ。
以後の開発は、多分追々日本語で話が出来た中国人が指示していくんだろう。日本の社内でやれば1時間位で済む程度の打ち合わせらしいが、5時間かかった。
一方、自分はどうしていたかというと、分からない所が多く目を泳がせていた・・全く人の批判なんて出来たモンじゃない。だが、いきなりんな所に連れて行かれても分かるわけがない。開き直るようだが、本当だ。通訳しろといわれても、日本語でも分からない。分かったとしても、私の出来る通訳なんてのは、日常最低限の会話位だ。が、しかしちょっと自己嫌悪に陥った。
目を泳がせながらもその会議は終わり、今度は新卒中国人の日系企業への採用面接を見せてもらった。レベルが高いとされている大学の学生達がやってきた。営業と技術といる。
営業志望者は日本語も英語もペラペラだ。おっとりしていて謙虚さもある。当然、即採用だった。漫画やゲームが大好きだという・・・喧嘩売っとんのかコラ!?・・私なんか漫画もゲームもしないが、語学もダメだぞぉ!この人の一日だけ100時間位あるのではないかと言うほどの秀才だった。彼は以後、中国国内で勤務するらしい。
次は技術志望者の面接だ。彼らは日本語が全く分からない。有名な大学の学生だが、その場の状況だけでは彼らがどれだけ努力していたかも分からない。友達3人組で来て、そのまま即採用、3人共簡単に日本行きが決まった。給料面で言うと、前者の営業志望(中国勤務)の学生の方が安い。後者の1/3程度だ。又、3人組はビザが取れるまで、大連の当社で働く。その間日本の企業から、現地待遇で給料が行くが、その額は大連市平均所得の4.5倍、当社の同大学新卒者の給料の3倍くらい。課長、部長クラスより高い。大連市内では貧富の差が激しいから仕方ないが、能力給のはずの社内で明らかに不公平が生じている。同僚平社員が知ったら、明らかに辞める人が出てくるだろう。 給料に関しては、後で事務員達が「冗談でしょ?!」と騒いでいた。
冗談ではない、普段日本でバリバリ営業している日本人はそこまでは分からない。当たり前だ。ただ、この位だろう、と出した数字に他ならない。いずれにしろ私が口出しする幕ではなかろう。中国人にも日本人に対しても何も言い様がなかった。
たまたま日本の企業に応募しただけで、この先の長い長い人生にここまで変化がでてしまう。3人組は嬉しそうな不安そうな顔をしていた。中国では日本と違って、新卒ほど就職が難しい。経験がないからだ。1〜2年ですぐ会社を辞める習慣だから、どこの会社も新卒を育てるのが無駄になる。その新卒3人組が数分で日本行きが決まった。
客観的に見ているとなかなか面白かった。
長くなってしまった。。
2005 04/20 12:39:50 | none | Comment(0)
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大連に来て、なんだぁかんだ言って9ヶ月。もう少し早く始めればよかったかもしれない。大連でのIT企業の雑用と日本語教育も9ヶ月って訳だ。。中国の会社は非常に変化が激しく、周りや人の環境はだいぶ変わったが、自分自身の生活はあまり変わっていない気がする。いや、むしろ授業が潰れ放題なだけ退化しているかも。。とにかく、昼間は企業の雑用、夕方は基本的に日本語教育をしている。雑用、といっても外国人でペーペーの私がいきなりする雑用が多いはずがなく、授業と言っても学習者が少ない上、語学に興味ないパソコンSE相手なので、結果、時間が有り余る。当初はそういう時間が嫌だったが、人間成長するもので、そういう時間を有効に使おう、と考えられるようになった。
2005 04/18 12:39:50 | none | Comment(0)
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