大連帰国日記

2005年 11月 の記事 (5件)

以前載せたのは星海広場ですが、今回は星海公園の写真です。
星海広場のすぐ側にある浜辺の公園。夏場は海水浴地であり、風景がきれいなのと、アトラクションが見物。水族館もあります。
アトラクションとは、メリーゴーランド、小型観覧車、ゴーカート・・・そしてバンジージャンプ台! 写真はバンジージャンプ台。誰かバンジーの真っ只中ですね〜!


そして、浜辺の一角で花嫁さん・・・何だと思います?
ドラマ撮影ではありません。実は彼ら、ごく普通の新婚さん。結婚の記念写真を撮っているんです。日本では結婚写真と言ってもここまではしませんが、中国では結婚の記念にデカデカと写真を撮って、部屋に飾ったりアルバムを作る人が多いそう。いろんな風景のところで一日に何枚も何枚も撮るそうで、かなりお疲れ且つ寒そ〜。。。たまたまその写真撮影中だったので、ドサクサに紛れ、撮ってしまいました。どうぞ末永くお幸せに♪


そんな訳で、冬場の星海公園でした。
2005 11/28 22:43:11 | none | Comment(0)
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ついに来てしまった。大連の冬が。
一応暦上ではまだ「秋」と分類されるらしいが、私はもうすでに「真冬」として換算している。今大連は、東京の真冬と同じくらいかそれよりちょっと寒い。乾燥しているため、雪は降らないものの、真底冷え込むようになってきた。
私は大連で何が怖いって、冬がダントツ一番に怖い。他は道に迷おうが、汚い食いモンだろうが、夜の一人歩きだろうがなんでもOKだけど、冬だけは嫌だ〜。一応東京出身の私は寒い地方の冬の過ごし方がいまいち分からなく、今更気づいたことが多かった。
違いその1:
暖房。寒さ対策一番のもの、暖房。大連は建物の8割がたに、お湯が回る暖房が整備されている。毎年秋口に、指定の公共機関にお金を払い、11月の半ばから3月くらいまで、毎日24時間絶え間なくお湯が回り、家の中は人がいようがいまいが、24時間暖かい状態にしておく。
その暖房費、結構高い。ワンルーム一年間=大連の平均一ヶ月の所得だ。
ちなみに今私のすんでいる家はその暖房ではなく、床暖房。最近の新築に引っ越したので、床暖房になっていた。これも電気代が結構かかるらしい。
東京(の外れ)出身の私は、暖房とは家に帰ってからすぐスイッチオンで、暖かくなるまで3分くらい待つ。出かけるときは電源を切るのが常識。
その感覚で床暖房を使っていたが、なんだかもう限界かもしれない・・・寒い。家に帰ってスイッチオンしても温まらねぇ・・・おっかしぃなぁ〜、使い方が違うのかなぁ・・・と思いきや、どうも24時間つけっぱなしの物らしい。昼間ずっといないのにもったいないなぁ。。なんて言っている場合じゃなくなってきた。う〜ん、そろそろ腹をくくって24時間オンにするか。。。
違いその2:
服。違うのは当たり前か。。まず、下着。大連のスーパーやデパートの所々で、ババシャツモモヒキ・・・とと、長袖シャツ+スパッツのセットが売っている。TVでもよく宣伝している。私はてっきりそれはお年より向けに売っているのかと思い、東京にいるばあちゃんに送ったりなんかしていたが、大連ではそのババシャツモモヒキセットを老若男女問わず、着るのが常識だそう。自分が着るべきものだとは全く思わなかった。
セーターやなんかも、東京の物とは比べ物にならないほどブ厚くて、実家から持ってきたり送ってもらったりしても、薄くて結局着られなかった。
違いその3:
雨戸がない。大連の建物には「雨戸」と言うものが全くない。寒い地方なのになんで保温効果のある雨戸がないんだよ?と疑問だったが、去年の1月に分かった。
窓が凍りついて開かない・・・・朝晩、窓がカチンカチンに凍り付いてしまい、1ヶ月近く朝晩は開かなかった。

そんな訳で私は去年の真冬7キロほど太り、今年の夏にまた7キロ痩せた。適応規制というより怠けすぎか・・・冬は寒くて食ベるだけ食べ、全然動かなかったんだろう。あまり自覚なかったけど。。
さてさてその冬がやって参りましたー!! 今年は10キロ増量に挑戦するか!?(←ウソです。もうあんなに体が重くなるのは嫌)
しかもですね、とっても皮肉なことに、約一ヵ月後(一番寒い時期に差し掛かるとき)会社がお引越しすることになったのです  家から片道、バスで1時間以上の場所に・・・ ちなみに今は歩いて3分の通勤距離でございます♪
わざわざ会社の近くのアパートを選んだのに、私の恐れておる真冬に1時間以上かかる遠い場所に引っ越すとは!どういうことだよ!おい〜!?(TOT)
とても楽しみな冬がやってきました。
2005 11/20 00:19:46 | none | Comment(0)
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9月から毎週金曜日、何度かやっていた日本語の授業。 ・・・破棄になった。
結局のところ計3回くらいしか出来なかった。
まず連休前までは参加者が減りながらもとりあえず成り立っていた。が、連休明けの週、教室に入っても無人。。少し待ってもやはり誰も来ない。教師室に相談に行ったがそこも無人。どうやらその日は運動会で全体が休講だったらしい。誰か知らせろよ。 
そして次の週、また無人。教師室に行き、たまたまいた先生に相談したら、再度通知するから先生達とも提携してやろう。みたいなことになり。よかったよかった、と安心して帰った。
そして次の週、期待していったがまた無人。ナメンのもいい加減にしてくれ。もうこっちから辞退させてもらおうと思った。とりあえず何もしないで帰るわけにも行かないので、教師室へ。先生達も頭を悩ませていた。「なんて分からない生徒達なんだ。」と話していた。
ちゃんとした学部の授業だったら、「私が相当嫌われている→誰も来ない」という簡単な式になるが、自由参加のおまけクラスだからまた厄介だ。
で、結局状況を見た担当の社員が、辞めると大学側に伝えてくれた。

それにしても、中国の大学生は日本と比べ物にならないほど努力家だ、
なんて誰が言ったんだ?
私が言った。そう信じ込んでいた。まぁ平均すればそうだから否定は出来ないが、まるっきり肯定も出来ない。
私の大学時代だったら、生の中国人がわざわざ自分の片言中国語に付き合ってくれるボランティア講座があったら絶対に行った。
たとえその外国人がどんなにアホでも・・・ 私だけでなく、大学時代一緒につるんでいた友達達も必ず行っただろう。
が、得体が知れないからか、つまらないからか、やる気がないのか、多分全部だろけど、連休明けから、見事に一人も来なかった。
クラス自体は無残に消滅してしまったが、まぁお蔭様で中国の大学の内部が少し垣間見ることができた。
確実に分かったのは、日本の大学の方がよく言えば自由だ。学生を取り締まらないというか。。そのため学生達の間でやる人とやらない人の差が激しい。中国もそれはあるが、以前も書いたとおり、中国の大学は全寮制の為、その生活環境から日本の学生に比べてだいぶまとまっているように感じた。それからクラスも日本より明確に分かれていて、クラスごとにまとまって授業を受けるみたいだ。
結局授業自体は、あまりいい思い出にはならなかったが、経験のひとつというか、そういう意味では一生残るかもしれない。


・・・・いや、待てよ。。大学生といえばこの前、、とあるレストランでたまたま中国人大学生に会った。エレベーターで偶然一緒だった女の子がいきなり、「あなた、大連の人じゃないですね。」と声をかけてきた。聞くところ、その子は英語専攻の大学生だそう。
たまたま隣の席で、その子は中国人の友達とずっと楽しくおしゃべりしている←(※全て英語だ。)
わざとお互いの英語力を高め合うためにレストランで待ち合わせして、そこで英語で話しているみたいだ。。
スゲェ〜・・・
日本人同士ではあまりなかろう。だが、中国の学生では結構ある話しだそう。 日本人同士で私も友達と似たような事を少しやったことがあったが、10分と持たなかった・・・;まずそんなに話せないのと、下手クソで恥ずかしくなる。。そのうちにじれったくもなる。。。そして結局日本語〜♪
積極的に話さないのも日本人が外国語が苦手な理由のひとつなんだろうな。。

2005 11/11 17:42:52 | none | Comment(0)
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中国のスーパーの肉売り場には、4つ足の物は椅子と机以外すべて揃っております。
と言うのはウソです。。が、結構グロいものは多い。
おいてある肉は、豚、牛、鶏、など、、、と言うと基本的に日本と変わらないが、とりあえず豚は全身置いてある。胴体から切ったヒズメが並べてあったり、頭(顔)が3当分くらいに割って置いてあったりする。その横にはシッポ、耳なども並んでいる。私はそういうのはあまり得意な方ではないので、一瞬目を背けてしまいます。。。が、まだまだ。ひょいっと肉売り場の奥を見てみると、極め付けに豚さんの胴体だけがつるしてあったりする。
・・・・ギョエ〜〜!!この豚さんが切り取られたのかなぁ・・・;; 豚肉買うのや〜めた。
回れ右して帰る私であります。。
ーーーいや、帰りません。まだ怖い物見たさに肉売り場をウロウロします。。。今度はトリ肉売り場。鶏が主だが、鴨もいる。ちなみに鶏も全身置いてあります(トサカと毛以外・・・;)丸焼きはもちろん、首チョンパ、足チョンパも。鶏の首って結構長いんですよね〜。で、足はその、、鶏の足だ。あの木の枝のような細い3本指(4本だっけ?)の。。ふやけて白くなって積んであります。。その光景、微妙に私の細長いゴツゴツした指にソックリ〜。。
その他、中国人は羊の肉もよく食べます。さすがにスーパーには羊丸ごとはないですが・・・
牛だか豚だかの内臓も並べてあり、肉売り場は臭いのなんのって・・・それから変わった小動物も、、何だ?とよく見ると、横に兎と書かれている。。うさぎちゃんの丸焼きでした。。以上、肉売り場でしたー。

さて、海鮮売り場に行きましょう。大連は港町なので、海鮮はとっても豊富。旅順の方でも養殖している。多いのはナマコ、イカ、カニ、貝、魚、たまにスッポン。ナマコとスッポン以外はまぁ日本と同じでしょう。いや、ひとつ大きな売り場でみたのはスッポンを水槽で泳がせ、その横で従業員がスッポンを捌いている。まぁたそれが豪快で、バリバリッ!だとかムキムキッ!だとかいいながらスッポンを割いている。
他はまぁ日本と変わらないが、ただ大連のスーパーは日本のようにパッキングされておらず、自分でほしい分だけ袋に詰め、重さを量って値段を貼り付けてもらい、レジで精算する。そんな訳で品物は全て野放しのさらけ出し状態。まぁ、食材なんて元は野生で雨風霧のなかにあるんだから、スーパーで何時間さらけ出されていようと問題なかろうが、買うときの姿は日本との大きな違いだろう。
続いて野菜コーナー。売っている物はじゃがいもやニンジンを始め、やはり日本と似ているが、中国にしかない物も多い。例えば「香菜(シャンツァイ)」。独特のにおいがある草・・・というか野菜だ。日本人は嫌いな人が多い。私も香菜は臭くて苦手。そして日本ではよくあるごぼうがない。意外だった。
さてさて、豆腐や加工品売り場。。。は違いがありすぎるて長くなるので、また今度。。


2005 11/07 22:19:20 | none | Comment(0)
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大連の道端でよく売っている「粘玉米(ニエンユゥミィ)」
日本語では「もっちりトウモロコシ」とでも言おうか、「もちっこモロコシ」「もちモロコシ」・・・・まぁそれはいいとして、一見普通のトウモロコシだがおもちの様に粘るトウモロコシのこと。パタパタは今、粘玉米にはまっております。
粒一つ一つの外は(トウモロコシの)殻、中はもっちりの粒粒君達で温かいうちに食べるとすごくやわらかく、歯ごたえもある。最近なぜかおいしいと思うようになりました。

粘玉米はよく、会社の近くの道端で売っている。大体いつもいる人とポジションが決まっていて、私のアパートから会社の間ではいつも、小学高学年くらいの女の子が一日中売っている。家が貧しくて学校に行けなく、トウモロコシ売りをしているみたいだ。女の子が道端で椅子と箱を持って売り、親がホカホカのトウモロコシを家から持ってきているみたいだ。この前親が自転車にくくりつけたホカホカ、大量のトウモロコシを移し変えているのを見た。

もっちりトウモロコシは道端で買うと1〜1.5元(1元=15円)だ。衛生面等は、お世辞でもいいとは言えないが、胃袋の強い私はしょっちゅう買って食べ、全て完璧に消化している。始めのうちは衛生面に気をつけて食べ物を選んでいたので、粘玉米は腐っていそうで嫌だったし、変わった物には手を出さなかったが、もう中国の2元ラーメンだろうが屋台だろうが、海辺のバーベキューだろうがなんでもOKだ。
ちなみに粘玉米、スーパーやデパートなどでちゃんと棚に入っていると2元くらい。
私の胃袋は天下無敵だが、歯は悪い。もっちりモロコシってなんでこんなに歯に負担がかかるんだよ。異常な向きで生えている親知らずに響くじゃねぇかよ。さすがに親知らずの抜歯は日本でやりたい。
そう思いながらも、しょっちゅう粘玉米にかぶりついている今日この頃でございます。
この粘玉米、恐らく日本にはないので、中国にいらした際はご賞味あれ。ただ、衛生面には要注意を!
2005 11/03 13:01:11 | none | Comment(0)
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