サンフレッチェ渋民的日記
NPB史上であまり類を見ない0−0延長12回をHBCラジオより採録します。

トーマス対サブロー(ミチヨの旦那)から記録開始。
カウント1−2から打ったサブローはファール。1死1塁(ランナーは福浦から渡辺正人へ)

「クイックで変化球投げられたらいいんですが」と解説者。

しかしここはフルカウントにしながらも詰まったレフトフライ。そしてマリーンズ最後のバッターになるのか?里崎智也。しかし2安打打っているだけに侮れない。
「やっと本来のトーマスになったんじゃないか」ということ。しかし秋村アンパイヤに当たるボールが多い。ついに塁審も集まってしまった。ここまでスムーズに進んでいった試合がここで中断。

トーマス−実松のバッテリーは仕切り直しとなった。あと1アウトでファイターズの敗戦は消える。
そして速報。ホークスは順当に勝利、2位決定のマリーンズも負けられなくなった。4球目がボールでカウント2−2、5球目はファール。

そしてまたフルカウント。粘る里崎、気合いを見せるトーマス・・・
8球目にファーストフライ。これで3アウトとなりマリーンズの勝利が消える。
ファイターズはこれからが面白い12回裏。あと2試合というファイターズが小笠原・セギノール・稲葉のクリンナップだ。相手はマリーンズの守護神コバマサこと小林雅英。

ここで投手リレーのおさらい。
(M)小林宏之−薮田−小林雅英
(F)須永−武田−トーマス

19000人の観衆は誰一人帰ろうとしない白熱した0−0、小笠原対小林雅英からだ。しかし小笠原はツーナッシングといきなり追い込まれる。そこからボール球を見送って2−2までいく。
そして抜けたライト前ヒット、ノーアウトのランナー1塁。そして小笠原からランナーは飯山に。ホームに還ればサヨナラ勝ちだ。
しかしセギノールが三振2つ、ここはどうしても一本欲しい。
「タイミングが合いませんね」と解説の金石昭人氏。早くからタイミング合わせるのがセギノールのバッティング。しかしらしさを出せないまま追い込まれていく。そして三振だ。飯山は動けなかった。
「ここは動くチャンスはあったのに、盗塁を仕掛けることが出来なかった」と指摘。確かにファイターズは盗塁の数が少ない。そのへんが最後の勝負どころで競り勝てない(=プレーオフを逸する)ポイントだったかもしれない。
次はコバマサキラーの稲葉。いい当たりがあったが、大ファール。場内は一瞬ため息。そしてフルカウントとなる。「稲葉との相性もあるし、この局面ではセーブがつかない」と金石氏がコバマサの心理を推測。飯山もやっと仕掛けてきた。そして8球目はフォアボールとなり1死1,2塁だ。
この日のファイターズは2度チャンスを作ったものの生かせず。そしてここは今日初めての打席となる奈良原浩、コバマサは浮き足立ってボール球を続ける。
しかしショートゴロ。これでNPB史上類を見ないスコアレスドローの戦いは終わってしまった…
考えてみれば6:03プレイボール〜9:46ゲームセットというこの戦い、観客は疲労困憊の中でよく見続けたなと思う。
明日のこの試合で両チームの2005年は終わる。最後にふさわしい試合を期待しよう。明日の試合は今日の延長戦かもしれないのだから・・・
2005 09/27 22:02:27 | RADIO | Comment(0)
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