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新聞やTVでは、倒産や解雇の話題ばかりが取り上げられています。
次はうちかもしれない、次は自分が首を切られるかもしれない
そんなびくびくした状態で生活していても楽しくありません。
今できることを考え見つけて実行しなければ、その心配は本当になるかもしれません。
会社の状況が良いときには、会社の内部や革新を考えることは少ないかもしれません。
しかし、会社が良い状況でもそのようなことを考えてきた会社は、この不景気の中でも生き残っていきます。
では、こういったことを考えてこなかった人や会社は、今何をすればよいのか?
このような時期だからこそ、じっくり考えてください。
今一度、初心に戻り、自らの会社の使命、他より長けていること、新規開拓営業、財務内容、内部体制などを確認してみてください。
松下幸之助さんも次のように言っています。
「好況良し、不況さらに良し」
この不況は、いつかは抜けます。
この不況が抜けた先は、今までと同じ社会や経済ではなくなっていると思います。
この不況時においても、耐え抜き、これからの成長分野にいち早く参入し、財務体制をしっかりと作り上げた企業がトップを走ります。
今までは世界の中心産業は、自動車産業でした。
しかし、環境問題や資源の減少などの影響で、今まで程の成長は厳しいと思います。
その代わりの産業が、必ず出てきます。
この世界恐慌の後には必ず変化が起きます。
世の中のニーズを捉え、新しい発想力を持つこと、これが必要になってきます。
このことは、大企業に限ったことではありません。
中小企業だからこそ、小規模ターゲットに絞るニッチサービスができますし、小回りとフットワークがききます。
いち早くどのことに取り組むことが大事です。
そのためにも、金儲けを考えるのではなく、会社の理念や存在価値を今一度見直してください。
それこそが、他の会社に負けないオンリーワンの商品の鍵となるのです。
個人も同じです。
他の人と同じではダメです。
他の人に負けない能力・資格・仕事など、自分だけのものを持つよう努力をしてください。
他の会社でも通用する、独立することができるほどの能力、多大な人脈
これらを形成することができれば、たとえ会社がどうなろうとも自分の生活をすることができるはずです。
今の状況は、今まで何も考えてこなかった会社や個人に、自らのことをもう一度考え直させる機会のなのではないでしょうか?
他人に期待しても、外れたときにショックを受けます。
今、自分ができることを、将来自分ができることを考えてみましょう。
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