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20歳くらいの時 バイトで新日鉄の港内で検数(外国船の積荷数を数える)をしていたんだが。 同じバイトで年寄り(戦争経験者)がいて 元々超暇なバイトの為 話し相手がいると救われるのだが。 この爺さん 戦時中は軍直轄の役人だったらしく戦時中も銀座で飲めや歌えの享楽を満喫していたらしい。勿論 20前後の頃にだ。 勿論 敗戦と共に消滅するのだが 万が一戦勝国になっていたなら...と考えると恐ろしい。 最初 戦争とはすべての国民が爪の先に火を灯すような生活を思っていた為衝撃だった。 途中 コイツを殴り倒す事は正義ではないかと思い始めたものだ。 バブルの再来を待ち望む輩がいるように 戦争の再来を望んだじじいが存在する。
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