マイビューティフルライフ

カテゴリ[ ブログ日記  ]の記事 (103件)

< 新しい日記 | トップ | 古い日記 >
初めて会ったのに、他人じゃないような気がしたって事はないだろうか?。
それが思い過ごしであることも多いが、そうでないこともあったりする。

文男は30にもなるのに、女の子と付き合ったこともないチェリーボーイだった。
男には見栄をはり強がるのだが、異性に対してはからっきしダメだった。
文男は高校卒業後、建築会社に就職した。
建設業界は取引先や先輩、会社の慰安会など酒を飲まねばならない事も多い。
会社の慰安会や花見など女子社員もいるのだが、酒が入っても全くと言っていいぐらい話せない。
先輩に誘われ合コンにも参加したこともあったのだが、配膳係に終始した。
文男が普通に話せる女性は母親といつも来るヤクルト販売のおばちゃんだけだった。

「あ!10時だ。ヤクルトおばちゃんが来る」文男は同僚の竹田に言った。
「130円かしといてよ、あとで返すから」と後輩に頼んだ。

ブルルン。3輪バイクに乗ったヤクルトおばちゃんが来たみたいだ。
「お世話になりま〜す。」と入ってきたのはいつものおばちゃんではなかった。
年の頃なら20位?もっと若く見えるが。独身でもヤクルトレディは出来るのかな?(出来ます)
とにかくマズイと思った。
「谷口さんはどれがいいですか?」とこの世のものとは思えない可愛い声で聞いてくる。
「えっ?何で名前を?」
「ジャンバーに名前が刺繍してますよ。」と天使の笑顔で答えた。
「じゃあ、ジョアもらえる?」
「有り難うございます。はい、どうぞ」
しずくを拭いて渡してくれた手は白く小さい。
真っ赤になりながら受けとる文男。
しかし不思議だった。文男にはこの子は何を言っても拒絶しないであろう不思議な自信があった。
昔から知っている子のような…。
文男は思い切って聞いた。
「いつものおばちゃんはどうしたんですか?」(敬語だぞ)
「亡くなりました」予想も出来ない衝撃的な答だった。
他人では唯一話を出来る女性だった為、事の真相を確かめたかった。
無口な文男が若い子と話している、それは奇跡的でもあった。
急な脳梗塞で家族が気がついた時はすでに手遅れだったらしい。それで、この会社の担当がこの娘に引き継がれたらしい。

時間にして10分、いや5分位だったかも知れない。
文男はある予感があった。この子を逃したら一生女の子と付き合うことは出来ないかも知れない。

それから文男の涙ぐましい求愛活動が開始された。
まず、何があろうと彼女が来るまで社を出ることはなかった。あっても戻ってきた。
時間があれば彼女の環境を調べた。家族構成、職場環境、自宅の場所、男がいるのかどうか?
だが決して彼女の嫌がるやり方はしなかった。こっそりひっそり時間をかけ誰も気づかないように動いた。

彼女の名前は前田優子、年齢は24歳、母親は10年前に病気で死亡、父親との二人暮らしだ。
父親はサラリーマン。本人は普通の会社の事務員でもしたかったのだが、昨今の就職難と失業保険も失効したため取り敢えずセールスをしている。
持ち前の可愛さと元気、愛想の良さで順調に評価を得ているようだ。

一方、優子の方も朴訥な文男に何故か魅力を感じていた。優子も何かこの人は他人に思えない気がしていた。
となれば話は早かった。ドン臭い文男に対し、優子の誘いは間が良かった。
二人っきりで食事やデートにとまるで文男は優子の書いたシナリオにのせられているようであった。
会えば会うほど二人は運命を感じていた。
「私達は絶対、前世でも夫婦だったに違いないわ。」
「俺もそうだと思う。君以外の女が目に入らないんだ。」

幸福の絶頂だった。肉体関係はなかったがそれが逆に運命を決められている二人だから許せるのだと思っていた。

意を決し、文男は優子の父親に挨拶に行った。
暖かく迎えられ祝福された。何も問題がなかった。

次は文男の親に紹介する番だ。事前に女の子を連れてくる旨を両親に伝えてある。
母親はご馳走の準備に大忙し、父親も大喜びで隠していた日本酒を取り出し備えた。
許しが出るのはほぼ確定していたはずなのだが。

文男は居間でかしこまる父母に優子を紹介した。
親父の芳雄はどこかで見た顔だなと思った。どこだっけ?。
「優子さん、お家はどこかしら?」母が聞いた。
「産まれた時からずっと紺屋町です。」
紺屋町の前田?芳雄はハッ!!!とした。
「お母さんは亡くなったらしいけど お名前は?」変な質問をする芳雄??
「トシエです。」
芳雄は黙りこんでしまった。
「知っているの?」文男が聞く。
「いや、知らないよ」
それから和気藹々とした食事会になったのだが、芳雄は急用が入ったと出て行った。

家を出てきた芳雄は「困った事になっちまった」とつぶやいた。
紺屋町の前田トシエ、間違いない。おまけに一人娘だ。
20数年前、芳雄はトシエと懇ろになった。
相手の旦那や自分の女房にもバレてはいない。
おまけにトシエは秘密を墓まで持って行ったようだ。
子供が出来たのは知っていた、子供の出来なかったトシエは産むことを決心した。
その後、会うことはなかったのだが。
優子はトシエにそっくりである。
困った事に文男と優子は腹違いの兄妹ということになる。
何とかしなければ。

トシエが墓まで持って行ってくれた真実を俺は隠し通さねばならない。と芳雄は決意した。
というより女房にバレてはマズイ、子供たちに今更お前たちは兄妹だから諦めて平和に暮らそうよ、なんてことは言えるはずもない。

次の夜、ニコニコしながら芳雄は文男のアパートにやって来た。
元々、文男は自宅から通っていたんだが残業とか帰りが遅いため会社近くに部屋を借りていたのだ。
たまに母親が合鍵で入って料理を置いておいていてくれることもある。

芳雄が来るのは珍しい。なぜかキョロキョロと何かをチェックしている。
…優子が来た形跡はないな。とホッとした。

「今日はお前と親子の親睦を深めようと思い来た。」取ってつけたような怪しい言い分である。
ということで二人は夜の街に繰り出した。
奥手な文男に比べ、元来遊び人の芳雄であった。軽い足取りで雑居ビルに滑りこんでいった。
行った先は若い娘が10人以上もいるスナックパブであった。

20代〜30代の女の子だろうか、どこの店でも見るようなホステスさん達であるが、化粧を落とせば普通の女の子なのかもしれない。
芳雄はユリアという娘を指名した。派手で文男が最も苦手なタイプの娘だった。

実はこの女、芳雄と出来ていた、というより一度関係を持っただけだが。
芳雄は酒のそれほど飲めない文男にしこたま酒を飲ませた。
夜10時前に店に入ったもののすでに夜12時になろうとしていた、文男はカウンターに顔を埋め、ダウンしていた。
芳雄はユリアを呼び、ヒソヒソと何やら話し始めた。そして何枚かの一万円札を渡した。
毎晩、ユリアは12時で上がる。それに合わせ先に店を出た。
酔っ払った文男を支えて。
かすかに意識のあった文男をアパートまで送り、茶でも飲ませろと上がり込んだ。
勝手に飲むからお前は寝ろと文男を寝せ、寝入るのを待って玄関を開けたまま外へ出た。
外にはユリアが待機していた。
「後は頼んだぞ。」と芳雄は声をかけ去った。
「ラジャー!。」ユリアは部屋に入っていった。

床上手なユリアのことだ上手くやってくれるだろう。芳雄は呟いた。
何と芳雄はユリアに頼んで童貞の文男を誘惑させようとしたのである。
文男が優子に夢中になる原因の一つは女を知らないことだと思ったわけだ。
それでもダメなら2,3度関係を持たせた所に優子を呼び、現場に踏み込ませ、破局させる計画もあった。
フフフッと笑いを浮かべた。芳雄はクズであった。

しかし、計画は失敗する。
布団に潜り込んできたユリアに気付き文男は逃げ出したのだ。
そのまま、ユリアが帰るまで外で潜んでいた。

その後も芳雄は近所の年頃の女の見合い話を集めては文男に薦めた。
それは異常なまでにしつこい勧誘だった。
だが文男は首を縦には振らなかった。

そしてある日、芳雄は自宅に文男を呼んだ。女房が同窓会で留守をする時に合わせて。
文男がやってきたのは暗くなり始めた夜の7時くらいだった。
玄関を入ってくる文男の背後から芳雄は近づいていた。手に角材を持って。
後ろから殴りつけた、ボコッ!!文男は失神してしまった。
死んではいないよな…。と確認した芳雄は文男を真っ裸にし、逃げないように布団で簀巻きにした。
簀巻きにした文男を車に詰め込み、紺屋町まで走らせた。
簀巻きにした文男を優子の家の前に棄て、それを見た優子に幻滅させようと思ったわけだ。

只、優子の家の前の路地は車では入れない場所にあった。
歩いても10m位なので簀巻きにした文男を担いで運ぼうとした。その時である。
車を停めたすぐ横にパトカーが止まった。
芳雄はゲッ!と思った。
「ご主人、何をされているんですか?」職務質問をされている。
まさか、息子を簀巻きにして人の家の前に棄てようとしているとは言えない。
「ちょっと息子が具合が悪くて運んでいるんです。」と答えたが明らかに無理があった。
簀巻きにされた文男と共に芳雄は連行された。

意識を戻した文男が芳雄は父親である事と自分が具合が悪くて運んでいたと答えたため二人は解放された。

最近の父親の奇行に文男もおかしいと思い始めていた。そこで母親に相談してみる。
芳雄は女房に呼び出しを受け詰問された。
芳雄は答えようがなく黙秘した。

ある日、芳雄は消えた。
家の貯金全部を引き出し、書き置きを残して。
書き置きには、優子と文男に血の繋がりがあるということ、自分は罪滅ぼしに遠くに行きますと言うものだった。

母親と文男は衝撃的な内容に唖然とし、間違いなく芳雄は逃げたと確信した。

芳雄はフイリピンにいた。貯金も全部持って来た、しばらくここで優雅に暮らそうと思っていた。
1ヶ月位しただろうか、近くのレストランで働くミナという娘と仲良くなっていた。
お金持ちの芳雄は意外ともてたのだが、この娘だけははじめてあった気がしなかった。
運命的なものを感じていた。ミナも好いてくれたようだった。
ミナから実家で飯を食わないかという誘いがあった。この国では金持ちに親戚中が群がるという話はよく聞くが可愛いミナからの誘いだった。
家に着くとミナとミナの太ったのママが迎えてくれた。
何故かママは日本語が堪能だった。どうやら若い頃ダンサー(本人はタレントというが)で日本に来たらしい。
キクチ、ミヤザキ、シブシとか行ったらしい。キクチ?芳雄の父は熊本に単身赴任していた事があった。
キクチって菊池?という話からだんだんミナのママの表情が曇っていった。


2014 08/04 17:44:43 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
宮崎市内から小林市に向かう途中に野尻という村がある。
国道沿いに怪しい公園はあるが、ほぼ山ばかりの手つかずの地である。
国道をそれてちょっと入るとバス釣りのマニアには有名な池がいくつか点在する。
只、行くまでが面倒なため人だかりになることはまずない。

空も晴れたある日、二人の男がその中の一つの池に居た。
ブラックバスを釣りに来たのだ。
ブラックバスは日本古来の在来魚を食い散らし繁殖する。
誰が持って来て放したのか、こんな山奥の池の生態系さえ変えてしまったようだ。

「釣れないな」と一人の男が口を開いた。
男の名前は谷口文男。車の修理工場で働いている。
「ん〜。そうだな。」
もう一人の男は原田知夫。電気部品工場の工員である。

二人して釣り以外これといった趣味もなく。文男は原田に誘われたので来ただけだった。
池まで車では入って来れないため途中からかなり歩いてやって来た。
そろそろ引き上げて、うどんでも食って帰ろうかと話していた。

とその時、文男の竿にあたりが。
「きた!」
これはデカイ!!なんていう引きの強さだ!。
「タモ!タモ!」と文男は原田に叫んだ。バス用のタモだと足りないかも?なんて期待をしながら。

それにしても竿が折れそうなくらいの引きである。
おかしい?巨大なまず??やがて影が見えてきた。
引きの割には小さい気がする?先が尖って見えたので、カマスか?池にカマスはいないだろ?
オマケに緑色に近い。

目が見えた!!!。げっ!?!。河童である。30cm〜40cm位の。
文男は狂喜した。
「河童が釣れたぞ!!」
確かに原田も見た。魚ではない、水かきを持った河童らしきものを!。

河童は死にものぐるいで目を剥きながら必死に抵抗していた。
その時だ。恐ろしいくらいのスピードで魚影が横切る。
まるでサメが釣れた魚を横取りにきたみたいだった。
しかし、魚ではなかった。それは1mを超す河童だった。
河童は水面から飛び上がり、文男の右手に噛み付いた。
驚いた文男は竿を離してしまった。
河童は大小二匹して水中奥深く、竿ごと消えてしまった。

一部始終を見ていた原田は、親ガッパが子河童を助けに来たんだと思った。
と、事はそれだけでは終わらなかった。

右手を押さえ文男がうずくまっていた。
痛いなんてもんじゃなかった。右手は食いちぎられたと錯覚するぐらいだった。
やがて右手は紫色に変色してきた。顔色も真っ青だ。
文男は意識を失った。

原田はあせった。河童に噛まれた奴など世界中探してもいないだろう。
毒があるのか?。爬虫類ではよく聞く細菌やバクテリアを口の中に持っている奴がいるらしい。
とにかく得体の知れないものに噛まれてしまった友人を担ぎ、車に急いだ。
良かった、携帯が通じた。救急車も呼んだ。

文男は小林市の救急病院に担ぎ込まれた。
原田は事情を聞かれた。
「河童に噛まれたんです!。」
どこの世界に信じる医者がいるだろうか?
「河童みたいな大きな動物、イノシシとか熊ですか?」医者は聞き返す。
「いや!池の中から現れて…。」
「毒蛇かなんかですか?」
そう言われると河童って普通いないよなって気になってくる原田だった。

文男の右手は3倍以上に紫色に膨れ上がっており、顔もむくみ、唇は血の気を無くしていた。
毒蛇に噛まれたんではないだろうかということで色々な抗毒血清が適合検査された。
しかし適応するものはなかった。
河童に噛まれて効く血清など全世界探してもないかもしれないが…。

事故から8時間になろうとしていた。抗生物質ぐらいしか手立てはなく、文男は全身が腫れ上がり、紫の土左衛門のようになっていた。
すでに文男の親族は集められ、医師から話を受けていた。
もうダメだろうということだった。

まだ原田も病院にいた。家族も事の詳細を聞きたがったのでありのままを話した。

文男の兄が口を開く。
「馬鹿だ馬鹿だと思っていたが、河童に噛まれて死にましたとは葬式では言えないな。」
「いくら馬鹿でもそんな馬鹿な死に方なんて」と母も嘆いた。

すでに最後を看取る為に家族は待機していた。
ところが干潮が過ぎ、再び潮が満ち、再び干こうとも文男は生き続けた。
しょっちゅうショック症状を起こし危篤状態に陥るのだが復活し続けた。
結局、仕事のある兄と父は母を残し病院をあとにした。
「死んだら連絡くれ」と。

3日もすると容態は安定してきたというより文男が目を覚ました。
土左衛門が突然目を開いたので集中治療室の看護婦は腰を抜かした。

肌は紫色から土色に変わり始め、まるでゾンビのようであった。
その異型さは不気味だった。まず頭部が4倍位に大きくなっていた。
それから1周間ぐらいは何とか人間かな?という感じだったのだが。

14日目の朝、文男は仰向けに横たわる息苦しさを感じていた。寝返りたくてしょうがなかった。
よいしょ!と裏返ることに成功した。うつ伏せになった。
えらく楽になった気がした。

ICUの看護婦は又、腰を抜かした。
そこに横たわっている文男はまるでオオサンショウウオそっくりだった。

やがて文男は粘液のようなものを出しはじめた。
ネバネバとした得体の知れない体液である。
仕方なくベットにはビニールシートがひかれた。
文男はすでに以前のような発作を起こしたり、痛みを感じることはなくなっていた。
どちらかというと爽快ですらあった。
そして不思議なことに文男のいる病室、ベット、シーツ等があまりにクリーンな特殊な衛生室のような事に注目された。
その原因は粘液にあった。いかなる菌であろうが死滅した。空気中の菌まで。
調査の結果、菌だけではなく病原体そのものも駆除してしまう事が判明。
ジェル状のその液は乾く事もなく殺菌力を持続した。医学界にとっても夢の発見だった。

だんだん変化していく身体を文男自身感じていた。
尻の辺りから尻尾らしきものが生えてきた時点で人として生きることを断念した。

1ヶ月になろうとしていた頃、ほぼ巨大なオオサンショウウオになっていた。
その頃になると立って歩くのは不可能だが這うことは出来た。(オオサンショウウオが二足歩行したら怖い)

母と担当医は話をしていた。
「多分、医療費が膨大な事になっていると思うんですが、高額医療費の申請って出来ますかねえ?」
「オオサンショウウオっていうことで天然記念物扱いは無理でしょうか?」
「多分、あの姿で修理工場は雇ってくれないだろうし、うちに水槽で飼うわけにはいかないし。」
と母が聞くものの医者も答えようがないようだ。
「実は非常に珍しい症例ということで東京の大学病院から引き継ぎたいとの話がきてるんです。」
「まあ、ここの病院ではこれ以上の治療は無理です。」
「只、世界的にも珍しい症例と医学会の大発見かもしれないあの粘液。その治療検査ということで医療費も控除する方向で進んでいるようです。」
母親は渡りに舟とばかりに承諾書にサインした。

文男はすでに言葉は話せない状態になっていた。(言葉が話せるオオサンショウウオは想像が難しい)
だが話を聞くことは出来た。頷くこともできた。
母親と医師から事の詳細は聞かされた。
文男は間違いなく自分は実験材料にされ、切り刻まれると思っていた。
もしくはガマの油のように粘液製造機にされるかも。

2m近いオオサンショウウオ化した文男は特別機で東京まで搬送された。
「もうすぐ着きますからね。」と付き添いの医師は言う。
うなずく文男。人間の言葉に反応するオオサンショウウオって世にも奇妙な情景である。
勿論、マスコミには以前から極秘にされていた。オオサンショウウオに変態した人間などマスコミの格好の餌食になるだけである。
研究の障害になるのは間違いない。

文男は狙っていた逃げる隙を。警備が手薄になるその時を。
そのために今まで従順なふりをし続けたのである。

大学病院についたその時、担架に乗せられ上からシーツをかけられていた。
そして、その時は訪れた。
車から担架が降ろされ、動かぬようロックがかけられた。その後、数秒間ではあるが職員が担架から目を離したのである。
茂みに素早く逃げこむ文男の尻尾を職員が発見した時はすでに遅かった。

文男は死物狂いで逃げた。勿論、はってだ。途中、下水道に潜り込んだ。
一目散に奥へ奥へと突き進んだ。
どれだけ逃げただろう、行き着いた先、そこは変な匂いのする下水道というよりも綺麗な水が流れる大きな導管の中だった。
2014 08/02 18:35:27 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
日本ではまだあまり一般的ではないがアメリカに行くと、メラトニンといった睡眠導入剤が容易に買える。
脳内物質に近い物質なので副作用も少なく、依存性も低いらしい。値段も安い。
2014年以降、日本では脱法ハーブと呼ばれる合成薬物が社会問題になり取り締まりも厳しくなった。
知恵のない警察は危険ハーブと呼び名を変えて見たものの解決には至らなかった。

そしてそれから3年、相次ぐ政府の政策ミス、失敗、腐敗、不況と重なり、
国民の間では癒しやストレス解消といった言葉から、快楽主義や快感実感といった言葉がもてはやされる事となった。
貧富の差は顕著となり、景気回復、デフレ脱却といった嘘をやっとハッピーな国民も気づくことになった。

俺の名前は谷口文男。今年でもう50になる。
サラリーマンをしながら細々と生きている、多分?そうだったと思う。
あれっ?どうしたんだろう?
ナンダッタッケ?

なんか凄く毎日幸せな気分なんだ。
愛や平和がいっぱいで、お腹もいっぱいで、みんな愛してくれて。
あれっ?どうしたんだろう?

日本中が騒いでいる。何だろう?
自然至上主義?自然が一番?危険ハーブをやると頭が馬鹿になるぞ。馬鹿になるぞ〜!。
それ以上に規制により価格は高騰。貧乏人の俺が買える訳がないではないか。ふん!。

2014 07/28 19:57:52 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
俺はちょっと小洒落たカウンターでカクテルなど嗜んでいる。
俺の名前は谷口文男、平凡といえば平凡極まりない名ではあるが。
俺には天性の才能がある。それは話術である。俺の巧みな話術で落ちない女はほぼいないという自信がある。
小銭のある時は出会いを求め、女が寄ってくる店をチョイスしては出かける。
そしてそういう店には一人ぐらいは寂しそうに飲んでる女がいるものだ。
そして今日も絶好のターゲット発見。
髪の長いその女はこざっぱりとしたスーツ姿。どこか大きな会社のセールスレディってところか?
スリムだがスタイルの良さがスーツの上からでも伺える。
お一人ですか?(俺が敬語を使うのは最初だけだ)
えっ?ちょっと警戒している様子だが想定内のこと。俺は例のごとく陽気に明るく振る舞った。
どうもOLなのは間違いないらしい。(元々そんなことはどうでもいいことなのだが)
話も順調に進んでいる。今日は久々?にありつけるかもしれない。
君って食べてみたい位可愛いね!いつもの調子で軽く言った。
食べて?彼女の反応は少し不自然に思えたんだが、まあ軽い?恥じらいだろうと思った。
瞳の大きな子だ。多分10人が10人美人だと答えるだろう。子猫のような?
いやちょっと違う気がする。猫ではないな。
彼女は真っ赤な血のようなワインを飲んでいる。それがなぜか性的である。理由は分からない。
何か食べない?いえ私はあんまりお腹空いてないから大丈夫です。
何が好き? …肉。彼女は咄嗟にしまったという表情を見せたが その時本当の意味を俺は分からなかった。
1時間は経っただろうか?ほぼお得意の会話は語りつくそうとしていた。そろそろ連れ出さないと…。
場所を変えない?えっ?いいわよ。あっさりと返事。
うまくいく時は簡単なものだ。そうだ、俺には才能がある。
そしてすぐ店を出た。
俺は今、生ぬるい湿気を感じる夏の夜道を絶品の女と歩いている。
繁華街が少し寂しくなる路地の先はホテル街。いよいよである。
ちょっと休んでいこうか?半世紀以上昔の陳腐なセリフだな…。
そうね。…うまくいく時は簡単なのだ。現実はシンプルなのだ。
まあ男としての俺の魅力に違いないが。小躍りしたくなる衝動を抑え、一番手前のホテルにかけ込む。
そして少々かび臭い廊下を抜け、部屋に入ると精一杯のかっこをつけ抱き寄せた。
先にシャワーを浴びるね。それから唇を引き寄せようとした。
2014 07/28 17:37:12 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
夜中、爆睡していたら12時ちょうどに携帯が鳴った。
咄嗟に誰か死んだか?事件だと思い取る。あっ切れた。
大学時代の同級生の藤田からだ。かけ直す。”どうした?”
”息子がクラプトンを聴きはじめた”???。
”それが どうした!!!”切った。
2014 06/05 18:44:51 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
ある後輩がパソコン買ったのでインターネットのセッティングして欲しいとのこと。今時、ケーブルつなげばつながるだろうと言うと、メールの設定とか色々して欲しいとの事。じゃあ酒と飯付きで行ってやると言うと迎えに来た。連れていかれたのが、綺麗なマンション。そして後輩の家族と焼肉。出てきたのが第三のビールではなく、アサヒスーパードライ。後輩は酒を普段飲まないためCMでよく見るビールを買ったらしい。”うまい!ぞ”とは発しなかったが。しばらくするとミズヤにヘネシー発見!!。どうしたのと聞くと、実家に数本あったので持ってきたらしい。こいつの実家は金持ちに違いない。”君のお父さんにも一度挨拶しないとな””何でですか?”(ヘネシーを貰うためだよ)。ビールは腹が膨れるのであれ飲もうかと提案。”いいですよ”の返事。互いに一杯づつ注いで乾杯。日頃酒を飲まない後輩”きつい”とコーラで割り始めた。”馬鹿者!ヘネシーのコークハイだと!”と言いたかったが”無理に飲まなくていいんじゃない”(俺が全部呑むから、ヒヒヒ)。サービスのため、出来の悪い嫁にブログ作りを教え、ヤフオクの仕組みまで指導してしまった。途中、松井珠理奈の話になって”お前のクソガキの頃、オナニーしか考えてなかったのに彼女の優秀さは何なんだ”と自分の事は棚に上げ説教する始末。そんなこんなでほぼ一本飲んでしまった。普通呑んでる激安洋酒であれば頭はガンガン、吐いているところだがさすがは高級酒、スキップでも出来そうな酔である。おまけに飲み残したスーパードライは手土産にもらい送り届けてもらった。また呼んでね。
2014 03/01 18:51:02 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
ちょっと前、知合いの建築屋の社長が輸入のPVCサッシ使うからおさまりを教えてくれというので図に書いて教えたのだが。(おまけにJAM材までひろってやった、JAM材って何?と言うので額縁だよ!って)。うまくおさまったらしいが固い重いと言うのだ。クレームを言うと建材屋も分からないというばかりなのでみてほしいと。現場に行くとすでに石膏ボードを貼った後で内部は見えないのだが、確かに重い。シングルハングが一つ異常に重いのがあり、スライダーのロックも非常にかけにくいのがある。これは経験者でないと分からない判断なのだが、間違いなくクリアランスの余計な添木による圧迫だろう。社長に”この石膏ボードをはぐったら余計な添木がガチガチに挟まれているはず、それがPVCの枠を押して重くしている”。もう1件同じような現場があるらしいので大工には絶対クリアランスに余計なものを挟まないように言ったほうがいいよとアドバイス。ところでどうにかならないかというので、本体を外しカッターで少し削ってやった。いきなり分解、削り出したので目を丸くしていたが、裏技である。うどんをおごってもらって帰った。
2014 02/25 16:08:04 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
そろそろ卒業の時期だ。ろくな思い出など何一つなかった高校生活だったのだが。2月末までは卒業式があったとしても在籍中らしく、高校生活の打ち上げは都城駅前の大きな居酒屋の宴会場で3月1日に行われた。今では考えられないのだが全員18歳になったばかりか、まだ17歳もいる。当然だが3年の時の担当の先生もお呼びした。まず駅前で集合したのだが度肝を抜いたのは女子生徒のオバサンパーマだった。東国原さんも出た某進学校だけあってストレスの爆発と共に初のパーマに挑んだようだが尽く残念な結果に終わったようだ。そして遊んでいない進学校のイナタイ子供たちである。酒を呑んで気絶するもの、所構わず吐く奴、泣き叫ぶ奴、男も女もすぱすぱタバコを吸っている。そのどうしようもない状態のなか、担任の先生と話していると。”お前 2年生の時から車の免許取って乗り回していたらしいな?”って。先生それバイクですよ。日本の法律では18歳にならないと取れません。先生も俺もそうだと思ったのだがお前ならやりそうだからって…。16の終わりに免許を取ったとき学年で1人だけだったし、生活指導の先生は母親の同級生だったし、この先生の甥っ子の農業高校の子とは毎週酒盛りをしていたし、農業高校の同級生(今 宮司をしている)の家にバイクで入って行くと生活指導の先生の奥さんとバッタリ会い挨拶した事もある。よってバレて停学になることはなかった。この先生 出世を重ね校長にもなったみたいだが、もう定年したのかな。2年生の時 欠課が240以上あったが休んだのはわずか10日だった。昼に耳鼻科に行ってきますと言って末吉まで免許とりに行っていたが、担任の先生からこのままだと足りなくなって進級出来ないぞと脅された。出席簿を忘れる先生も多く、書き直していたしマメに職員室に伺っては言い訳していた記憶がある。当時の高校生は夏休みにパーマをかけるのが多かった、しかし我が校では課外授業が連日あった、私は地毛だと言い張った。こんなこともあり担任は2年連続で問題児をみるつもりになったようだ。”こいつはパーマかけてきて地毛だと言い張ったんだぞ”とみんなの前で披露。皆に爆笑された。
2014 02/15 17:17:10 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
九州の高速を久留米に走るとでっかいマリア観音像が見える。
昔、仕事に行くと言ってはこの像の近くの泌尿器科に淋病の治療に通ったものだ。
噂に聞く痛い注射もなく 抗生物質だけで1週間もすれば治るのだが、あの切ない痛みと一緒に覚えている。
ボートレースで有名な笹川良一が建てた巨大な像で中に入れる。
不思議な世界観に独特な雰囲気のある秘宝館的な場所だが 水子供養や供養的な要素が強く 決して観光で人が集まるところではない。上に行くほど 何かいそうな気がする。
建っているところも不思議な気がする。
2013 12/25 20:24:11 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
寒さに我慢してハロゲンヒーターで凌いでいたのだが どうにも寒い。ものぐさな腰をようやく上げ、灯油を買いに行った。た!高い!!が仕方ないかと20L買って帰る。げっ!ポンプが劣化し使えない。何とかストーブに入れ 点火。暖かい…。生きてて良かった。部屋全体にクリスマスが来たような 暖かさ。ハロゲンヒーターって 結構 電気代かかるのでやっぱり灯油の勝利だ。
2013 12/18 20:48:20 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
絶対にBIGで6億円当たると言い張るおばさんがいる。
自身のブログにも絶対当たるのだが いつかを知りたいと書いてある。何でもプラスに思考しないと幸運がやってこないと思い込んでいるらしい。どうりで漫然と日々過ごしている原因が判明した。まず 絶対と言っていいほど当たることはないだろう。
昔 自分の才能が認められないのはユダヤ人のせいだと考えた若き日のヒトラーに似ている。クジに当たるのは運命などではなく たまたまでしかない。確率からいうと交通事故にあうよりはるかに低い。
2013 12/11 18:35:37 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
昨日 オレゴンの友人から誕生日の前祝いがあった。最近はサンドイッチのフランチャイズを始め3店舗になるらしい。本業があるので兄に任せているらしいが。(出来のいい弟を持つとラッキーだな)日本にはまだないらしいがアメリカには2500店舗あるらしい。本人が言うにはモスバーガーみたいなもんだとのこと。もう20年近い付き合いなのだが 若い頃から自分の親はすごく尊敬、敬愛していた。事務員のおばさんもアメリカ人はいい子ばかり何だろうか?と言っていたのを思い出す。日本人と違うのは無償の愛が揺るぎない根本にある違いだけだと思うのだが。日本人はこう育てなきゃと勝手に思い込むようだ。
2013 12/02 18:29:49 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
あまり気にもしてなかったのだが 後輩の20代の男の子で女の子にもてる子が2人いる。ともに共通するのが 素直そうだという事。とりあえず ハイと聞く可愛さがある。誰に対しても。そして二人とも同棲していて彼女がいるのだが 頼りなさと優しそうで 何か危うい。基本 こいつら二人とも好きで溺れる事はまずない。外で別の女の子と平気で遊べるタイプだ。共通して ヒモ君になれる才能はある。女はぞっこんである。容姿が特別いいわけではない。賢いわけでもない。生まれながらの素質だろう。素質に恵まれない子は一生もてない。
2013 09/11 16:11:07 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
子供の教育は大事だってつくづく思う。
うちの親父の姉さんは 瀬戸内でナンバーワンと言われた土建屋だった。
瀬戸大橋などの物件もあり それは栄えたものだ。銀行も無担保で金を借りてくれと来ていたものだ。
が 代替りして 数年後 簡単に潰れてしまった。
親が死んで受け継いだ息子が 馬鹿息子の典型で、若い頃から平気で社員の首を切ったり、政治屋と知り合いだと虚勢を張ることはしょっちゅうだった。
皆 会社を潰すぞと面白がっていたのだが 木端微塵に あっという間に潰してしまった。
膨大な財産や金があったにもかかわらずだ。親はしっかりしていたのだが 自由奔放に育てる事が良い事と誤解していたようだ。
息子二人 今では どこにいるのやら行方知れずだ。
2013 07/16 20:12:13 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
瀬戸は日暮れて夕波小波〜という歌があるが 家の前2mに瀬戸内海という幼年期。
当時 西の脇という外れに住んでいて 下津井西小学校という山の上にある小学校に通っていた。
いじめは40年以上前からあった。今より陰湿だったかもしれない。
特に岡山県のこの漁師町では イジメは必要なガキのイベントのようなものだった。
男も女も苛められる子は決まっていた。その差は 苛められやすいか否かだった。
先生も あの時代どうでも良かったと思う。親も 言う事を聞かなければ殴ってくださいと言っていたが イジメは監視してくださいなどとこれっぽっちも言わなかった。
只 ある時 女の子に鉛筆を刺したりする男の子がいて、女の子の親父が怒鳴り込んできた事があった。傷跡を見せ 教師に詰寄った。
それ以来 怒鳴り込まれた無能女教師は その男の子を苛め抜いたものだ。
そんな時代である。元々 親達が数少ない朝鮮人(とんちゃんというホルモン屋をやっていたが)や外人を差別した。
それが当り前の風土だった。だから子は 差別は当り前の事で日常だった。
日本一 イジメが多い 岡山県の実情だろう。
2013 07/15 18:42:32 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
海の日が昔 休日ではなかった40数年前の話。
その頃は瀬戸内は岡山県倉敷市児島で過ごしていたのだが 海の日(その頃は7月20日)には 日頃 風紀上 評判の悪い児島ボートが解放され 子供会を通じ小学生達が招待された。
何をするかというと 何とレース場でエンジン付のボートに乗れるのである。
今では考えられないが 小学生のガキがボートを操縦し 勝手気ままに走り回れるのである。
操作方法なども 適当にゴーカートを運転する要領で教えられ 後は勝手に海上を走り回るのだ。
勿論 競技用のハイドロなどではない(それは危険すぎる)が それよりずっと大きなハンドル付のゴムボートみたいなやつだった。勿論 後ろには海中エンジン付だ。
ところが 呼ばれたのは育ちのよろしくない下津井のガキ達である。そのうち ぶつけあいが始まり 私の乗っていたボートなど 底に穴があいてしまった。
小学一年生くらいだった私は 運転をする上級生に岸に帰るよう懇願したが 海を全く恐いとも思わない下津井ボーイ まだまだ!!と旋回しはじめた。
ほとんど沈みかけて やっと着岸。結局 ボートは大人たちによって陸に上げられたが お咎めは一切なしだった。
2013 07/13 19:16:10 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
大昔 北九で働いている時 契約で揉めて親が出てきて子が禁治産者だと言い張る場面が多く 閉口させられたものだったが。
責任能力って何だろう?。人を殺した人間に責任能力がないと判断されれば極刑にはならない?。では 地下の炭鉱で死ぬまでこき使うんだろうか?そうではない ハッピィな日本では暑くも寒くもない人生が保証される。
昔 一緒の職場にいた奴。見た目 誰が見ても知的障害者だ。清武町から保護も受けていたらしい。が何と10近く違う若い彼女もいた(彼女も賢くは決してないが)。
時々 大声で吼えるので 同じ職場の人間は嫌ったものだ。しかし 時たまカッとはなるが 至って計算づくだった。見た目には危ない為 分かりづらい。
結局 友達から借りた車で飲酒運転し 当て逃げした挙句 捕まり高鍋警察署に拘置されたまでは分かっている。
これも謎で 酒を呑む事すら想像出来ないし 友達がいて車を借りるといった状況が皆 理解できなかった。
母子家庭のふりして 男も同居し二人してパチンコ三昧や 公的支援金をむさぼる企業、障害者を装う輩 日本ってまだ倹約できる。
2013 07/11 17:43:06 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
お金持ちになれるの次に多いのが幸運になれるというもの。
中には幸運体質???になれるという書籍まである。
最近の流行はお片づけで運気改善といったもの。さっぱり片付けば 気分も晴れて良くなるかもしれない、ある意味理が適っているようではあるのだが。
忘れてはいけない 運は運だ。コントロール出来る範囲のものではない。
賢明な経営者であればあるほど あの時 あの落し穴に落ちないでよかったと言う。
もしあの時 大手だったあの会社と取引出来ていたら 今頃連鎖倒産で路頭に迷っていたかもしれない。とか。もし もっと才能があったらしがみついて人生を棒に振っていたかもしれない。
サラリーマンで人並み以上の裕福な人でも。あの時 あの女と駆け落ちしていたら今頃悲惨だったかも、とか あの時カッとなって会社を辞めていたらと思うと背筋が寒い、とか。
彼らの多くは愚鈍であるがゆえに 遠吠えするだけで人生を踏みとどまる事が出来た。しかし それは幸運である。
愚鈍で才能がない事が幸運だったのだ。偉人は努力はするが それ以上に天才であったのは間違いない。その中でも不幸な恵まれない人生を送る天才もいるのだ。
運も実力のうちというが それは正しいと思う。成功した人は限りなくいるが世の中が必要として輝き続けている人は僅かだ。一瞬の輝きで人生を謳歌できる幸せな人だっている。
すべては価値観や観念の問題だろう。私らは 幸運はあっ!ラッキーと受け取り、災害にはあわない様にと願い、愚鈍である事を自覚するのが最も賢明ではないだろうか。
2013 07/10 13:58:53 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
世の中 啓発本やお金マガジン花盛りである。
億万長者になれる!(へっ?)とか一瞬にして富をつかむ!(はあ?)とか リタイヤ生活とか...。だったら幸せだろう。
挙句の果てには宇宙や宗教さえ凌駕している。恐るべし自由国ニッポン。
スピリィチュアルな霊的体質になると億万長者になるらしい。(とほほ)
ほとんどが マーフィーやカーネギーの焼き直しなのだが 絶対うまくいくと言い切る潔さだ。
では上手くいかない理由は 米国の原文で言うと祈りが足りないのだが 日本語になると潜在意識に焼き付けていない???らしい。
都合の良い弁解である。催眠術でも利用すれば 全員億万長者なのか?。
確かに基本がキリスト教であったり マーフィーだったりするので 気持ちの持ちようで幸福感は得られる。些細な日常に幸福は存在するといった高尚な事も出てきたりする。
しかし 思い込めば金持ちになれる なれないのは潜在意識まですり込められないからだ云々と煙に巻かれる。
確かに唯我独尊、自分が天才だと疑わない経営者の知り合いは多い。確かに彼らは少しぐらいの問題は 気付かぬまま飛び越したりする。
豪快に呑む社長や親分肌を絵に描いたような人も多数存在する。
しかし 器以上の事になるといとも簡単に崩壊する。当り前だがプラス思考の思い込みだけで大きな会社のトップにはなれない。
でも彼らは 宝くじを買わない。当たらないのが分かっているからだ。
宝くじを買うのは もっと貧乏人だ。ほとんどが 生活の好転を期待出来ない人々。
貧乏人なので1000円も貴重なのだが 買わねば当たらないと買い続ける。
そのドブに棄てられた金は 僅かは街を走る介護カーになったりするが そのほとんどは天下り先の退職金になってしまう。
でも哀しいかな。未だに巨額の富を得られないのは 何かが足りないのだと 又 いい加減な啓発本やお金マガジンにお金を使うのである。
ギャンブル依存程ではないにしろ スピリィチュアル依存とでもいいたい。
日本人はアメリカ人みたいにインディアンを殺した訳ではないのに 在日の経営するパチンコ屋を保護している。
過去の懺悔ではなく 国が支配されていると思ったほうが自然だ。当の韓国ではパチンコ禁止で もうない。


2013 07/09 16:28:24 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
ネット上では セレブを騙ったオバサンブロガーや何が何でもプラス思考おじさん、マスコミに教わったような偽善者達が右往左往している。
儲かるはずが絶対ないアフリエイトが 主な目的らしい。誰が一日1000件足らずのアクセスの無料ブログで買物をするのだろう?元々 卑しい人々なので 長文になればなるほど 育ちの悪さや貧しさが滲み出てしまう。
その狂気は 小説を読むより面白かったりする。書こうとしている事とは 全く別の意味で。イジメが悪いと言った傍から 誰々が嫌いと攻撃する。終いには更年期障害のイライラからか 常軌を逸したヒステリーを披露したりする。
頑張ってどんどん外れていって欲しい。
2013 06/29 22:43:52 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
宮崎にある某海洋高校。船乗りを育成する高校なのだが 卒業してもほとんど船乗りにはならないようだ。
卒業生でもある後輩に聞いた話だが、ハワイまで研修航海があるらしい。だが その後輩 そんな遠くまで行くのは嫌だとごねたらしい。
校長まで来て説得したらしいのだが もし 途中で具合が悪くなったらどうするんだと詰寄ったらしいのだが、その時はヘリコプターを呼んでやると言われたらしい。
ハワイで着いたら自由時間もあって楽しいぞと言われたらしい。
聞いて極楽 見て地獄。案の定 マグロ漁にこき使われ ハワイに着いたところで 高校生のガキが どこにもいけない。
うまく騙されてマグロ船に乗せられただけだったと回想していた。
授業の名目で 高校生をこき使ってマグロを釣らすというのは いい考えかもしれない。指導役の猟師も乗るらしいが そいつらの収入になったに違いないとつぶやいていた。

2013 06/18 18:26:35 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
ここ数日 ブログが消えてしまい。正直に言いたい事 書きたい事を書くと抹消されるのだなと諦めていたら なんと復活!!!。勝手な正義ではあるけれど 円安が進んだと思ったら 便乗値上げが蔓延り 挙句の果てには元の円高で、株で儲けたのは海外ディーラーだけでご苦労さんなんて 阿部さんも又 腹痛で引退するんだろうか?
2013 06/15 17:36:18 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
宮崎県警 ほとんど検挙する事が出来ず 休み無しらしい。それも何ヶ月も。と聞いたが 無能な公務員達の残業代は税金で払っている。
挙句の果てには欝だ過労死だと何千万も手に入れたりする。
こそ泥も捕まえた話はほとんど聞かないのだが、近所のアダルトビデオ屋で強盗傷害事件が起きた時 珍しい事にスピード解決した。
刃物片手に押し入った宮崎のじいさん、店員を刺した上に ”マネー!マネー!”と外国人を演じるのだが 誰の目にも宮崎のおっさんだろと分かる風体。
その後 逃走した犯人、帽子を忘れたことに気付き 日本人に戻って取りに来たところを御用となった。
犯人が帰ってきたので皆 驚いたらしい。
港近くの学校で放火事件があった際は 事件後すぐ警官がローソンに聞きに来たのだが、確かに若い子供達数人が訪れていた旨伝えると ビデオも映っていると思うけど見ていくかと聞くと又 来るかもしれませんと帰った。
3日ぐらいして別の刑事が来たが もう残っているはずがない。2〜3日で消してしまう。こいつらじゃ100年無理だなと思った。
2013 06/05 12:54:23 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
20歳くらいの時 バイトで新日鉄の港内で検数(外国船の積荷数を数える)をしていたんだが。
同じバイトで年寄り(戦争経験者)がいて 元々超暇なバイトの為 話し相手がいると救われるのだが。
この爺さん 戦時中は軍直轄の役人だったらしく戦時中も銀座で飲めや歌えの享楽を満喫していたらしい。勿論 20前後の頃にだ。
勿論 敗戦と共に消滅するのだが 万が一戦勝国になっていたなら...と考えると恐ろしい。
最初 戦争とはすべての国民が爪の先に火を灯すような生活を思っていた為衝撃だった。
途中 コイツを殴り倒す事は正義ではないかと思い始めたものだ。
バブルの再来を待ち望む輩がいるように 戦争の再来を望んだじじいが存在する。
2013 05/24 13:42:54 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
今日は後輩が高鍋のパチンコ屋に来ているというので 寄ってみた。
すごい人である。老人がほとんどだが。特にパチンコがえらく出ている。
この後輩 パチプロで夫婦揃ってホール通いなのだが よくやっていけるものだと感心する。
ドル箱 一箱でいくらぐらいになるの?と聞くと7000円位らしい。そこで一番出ているおじさんの箱数は...。
12箱なので84000円か...と計算していた。その金額と1000円札の呑まれていく早さを比べると明らかに負だと思った。
孫がいそうなおじさんが血眼になって遊戯している様は決して地域を笑顔にといったものではありえない。
ホール内は鉄火場である。ちょっと話をしてトイレを済ませさっさと後にした。
2013 05/22 21:49:37 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
日本人の嫁を貰っても ブツブツ不細工が文句言うのを考えれば しない方がましと思うことだろう。
そこで 貧しいアジアの国から美しく従順な女子を呼び お見合いをさせたらどうだろうか。
世界平和にも貢献でき 子作りにも難なく励む事が出来、少子化解決になる。
勿論 逆もありで 不細工な日本人男性ではなく 遺伝子の優れた欧米男子を迎え 従来不可能な可愛らしい子孫を残す事も可能だ。
まさにベストブレンドだと思わない?
2013 05/07 15:04:23 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
PapaNegro の I.A.M.G.O.D. って曲をネットで見て このベースが弾けたらかっこいいな と思って。
耳コピに四苦八苦し やっと1週間かけて合わせて弾けるようになった。では 達成感はあるか?答えはNOだ。出来てしまえば 過去のもの、所詮スラップは見た目ほど難しいものではない。バンドでもしていたら別かもしれないが。只 歳を取ると面倒な事を避け 感覚的にも鈍る為 嫌な思いもする。人は人だ 同じ年寄には出来なくても 自分は出来た方がいい。
2013 05/05 15:50:17 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
パチンコ屋を潰せないのは 従事する人間が多く今更廃止出来ないという事になっているのだが。
パチンコ屋の経営はほとんど在日朝鮮人。9割がそうらしい。自国の為にパチンコを廃止した韓国だが、外貨獲得の為には最高の武器であるようだ。
在日朝鮮系の政治家が多いからなのか 合法的におちょくられているとしか思えない。
別に朝鮮人を差別するわけでもないし、彼らは日本人より遥かに志が高いのだろう、日本で成功した著名人が異常に多い。
顔がよく似た人間であれば日本人はあまり警戒しない。朝鮮人はこういったつまらぬ事に依存する日本人は本当に馬鹿だなと思っていることだろう。
合法であれば 何でも許され、絶対 実力行使はしない良い子ばかりの日本人。
実質乗っ取られて久しいのかもしれない。
2013 03/28 14:15:47 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
友人が ブログでポエムなるものを書いていて、読むと...。なんか淋病になったような切ない痛みというか、気持ち悪さというか、気味悪いというか。50過ぎて 変なもの書くべきではない 純粋な変態や狂人であればまだ良いのだが 無意味で陳腐な言葉の羅列は 非常に恥ずかしい。
それに 比べ これも又 知り合いの奥さんなのだが。これもブログで ”コメントを何度も読み直し泣いてしまいました”、とあり これには騙されてしまった。
男と女では 才能や素質 感覚の鋭さでは天地の差がある。そして これはとぼけるだけの器量を女は生まれながらに持っている。男が勝るのは腕力だけだ。
だから じじいは軽はずみな事を書いたり言ったり調子に乗ってはいけない。
2013 03/07 16:04:44 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
神は乗り越えられない試練は与えないと言われるが 10年以上の試練の連続には勘弁してくださいよと言いたい。もしかしたら 器量を誤解している、存在価値がすでにないから殺そうとしている、死んでいるはずなのにまだ生きているから。そういう人生だから等等。若い頃に 人の痛みを分からなかったから、そのバチが当たっているのかもしれない。ひょっとしたら 単なる背骨の歪みかもしれない。よく分かんないだけに 勘弁して。
2013 03/04 22:01:25 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
プロ野球を引退しても 世界では仕事が無い為 評論家としてしがみつくしかない人々。
まるで業界自体が高齢化社会のようだ。いづれ 滅びる業界である事は間違いない。理由は面白くないからだ。
WBCの初戦の相手が 日系ばかりのブラジルというのも 全く滑稽だ。
2013 03/02 11:57:40 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
先日 又後輩の家に連れて行かれPCの設定。その間 TVでは一日中プロレスをやっているチャンネルをかけていた。
新旧 色々な試合を流しているらしいのだが、正直言ってつまらない。猪木や長州の70年〜80年 ほとんどの試合を観てきた私なのだが、何故 プロレスがTV放映がなくなったか、理由は簡単で面白くないからだろう。
いくら強くても真面目でも 面白くないものはプロとしての存在理由がない。商業価値がなければ プロとして成立たなくなる、当り前の道理だろう。
2013 02/28 17:11:41 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
シンガポールは死んでも守れといったイギリスのチャーチル。シンガポールを占領した その祝賀会で天皇は手を振っているではないか。そういったことも含めて戦争責任がないというのは頭がおかしい。天皇陛下がいなけりゃ3年以上も戦争はしなかっただろう?違うか?
インディアンを文句が出ないほど殺し、奴隷の黒人の純血を絶つまで犯し続けたアメリカ人。同じようにフィリピン人が日本人顔が多いのは同じことのような気がする。
戦争を始めた頃はあんなにハッピィでアホなアメリカ人が戦争で勝てるはずない、戦いを舐めるなと言っていた日本であったが 平和ボケしつつあった日本はまさか本土まで飛んでこれるとは思わなかった事と自分達は特別な神の子と思っていたことだろう。
昭和19年8月の時点で天皇は責任を取るべきだった。その後の悲惨な結果は予測できたはずだ。
戦後 何も知らなかったと言い続け天寿をまっとうし 今では平和の象徴らしい。少なくとも税金は使って欲しくはない。皇室は解体すべきだ。ましてや女性皇室などとは頭がおかしい。
レイテ海戦の際 空母の時代に大和、武蔵という無能な戦艦を送り その後 案の定何も出来ないまま沈んだ。時代遅れの船が沈まないはずないではないか。
宇宙艦隊にでもなって 恥の上塗りも珍しいが。これから 金をかけてダメな政策を大和計画、武蔵計画と呼んではどうか。
金をかけた大和を守る為 特攻隊は作られた。無能なデクノボウを守る為にだ。
東京大空襲には天皇陛下は被災地を訪れ 復讐を誓ったらしい。そりゃそうだろ。
紆余曲折はあったが さすが高貴な人なんだろう 重ねて言うが天寿を全うされた。
沖縄が最期の戦場となり 長い間アメリカに支配された。数十年経って天皇が訪問すると火炎瓶を投げられた 当り前の事ではあったが そんな危険な地にしばらくは高貴な人は近寄らない。
最近は 年寄も減ったので近づいているようではある。
2013 02/24 17:43:01 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
ガキの頃から瀬戸内や宮崎の暖かい所で生きてきたせいか 雪が積もる場所で生活する事が考えられない。
もし宮崎で東北のような雪が降ったなら 間違いなく街は麻痺してしまうだろう。南国の人が雪の上を車で走る事は ほぼ不可能だし、チェーンすら持っていない。5mも降った日には 外も歩けない。交通事故と怪我人で溢れかえるだろう。それ程 東北や日本海側の地域は奇跡に思える。まず あれだけ降ったら宮崎では休業だろう。
真冬に車を買う人はいるのだろうか?セールスマンが雪の中やってくるのだろうか?
野球もサッカーも出来ないだろう?何故 そんな不便なところに住み続けるんだろう?。
2013 02/21 17:40:02 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
サッカーをTVで見ながら CDをかけてベースコピーをしていたら 瞬く間に3点 さすがにスター選手が多いと面白い。軍服を着てやるような野球と違って ライブ感がある。進歩がないばかりか 退化している野球とその関係者は爪の垢でも飲まないといけない。
メタルジャイアンツってコンビネーションCDなんだが、ロックンロールばかりで どこがメタルかよく分からない。でもベースは簡単で流しながらでもすぐコピー出来る。
本来 ベースってこんなもんだよなって思った。
2013 02/06 21:19:25 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
アメリカ人の友人が 精密検査を受けたら動脈硬化の恐れありとのことで ベリタリアンに変身したらしい。
2ヶ月で18kg減量したらしいからたいしたものだ。本人はタバコも吸わないのだが 父親が心筋梗塞した事もあり本人が言うには血統らしい。
今 あまり差別になるのか親の死に方や家系に多い病気は話題にしないようだが 癌や循環器系の遺伝はかなりあると思われる。親が太っていると子も太るのと同じような感じだと思う。私の場合も 両親の双方共 皆 癌で死んでおり、母親と祖父も酒もタバコも呑まなかったが肝臓癌で死んだ、父親の兄弟は男も女も8人中6人は癌で死んでいる。父親は心臓のバイパス手術をしている。私も心筋梗塞の経験がある。そういった家系に生まれた以上 訓戒深い生活を送る必要がある。
中古で100円でも買わないDVDをエクササイズDVDに焼き直し9900円でTVで売っているが。買って踊ろうなどとは夢にも思わない、でも浴びるほど呑む事はやめようと思う。
2013 02/04 16:10:57 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
実家の親父は今年で76になるのだが 母が逝って数年 遊び呆けている。
年金が月16万くらいだろうか?船員だった為 結構貰っている方だろう。
宮崎の都城には 70過ぎの老人達がたむろするスナックが数軒存在する。
客は 元公務員(特に教師が異常に多い)ばかりで 毎日出勤するようにやってきては 飲めや歌えの宴が深夜まで続く。
信じられない位 元気で男も女も(じじいもばばあも)感覚的には20前後の大学生のノリである。
つまらないママ(これも70代)の話もちょうどいいようだ。まさに死ぬまで呑み続けるつもりだろうが、はたして この老人達に多額の年金が必要なのだろうか?。
2013 01/28 21:14:19 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
正月に馬鹿親父が残っている為 実家に帰ったのだが 都城では鹿児島のTVがはいる。
ある意味 ショックを受けた。地元のコマーシャルが鹿児島では健在なのだ。
同じ日本の果て、隣同士でこんなにも違うとは。勿論 県民の資質自体 鹿児島はちょっと優秀であることは感じていたが。
(今でも 鹿児島県人が”どう責任を取るつもりですか!”というと胃に穴があきそうになる)
この差は 政治や行政を含め 全ての差であると思う。東京と宮崎では同じ日本ではない。
2013 01/10 20:59:53 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
後輩が 車のバッテリィがあがったらしく 自宅から遠いハンズマンまで歩いて買いに来ていると電話あり。かわいそうに思った正義の味方は 迎えに行ってやる事にした。
この後輩 今はパチプロをしている。以前は打ち子をして 一日10000円(夫婦で2万)の収入があったのだが もとじめの福岡の会社が撤退してしまったらしい。よく 凌げるもんだなと話していたら、昨日は7万入れて 8万返ってきたらしい。12万打って 7万しか戻せなかった事もあるらしい。まさに危険な博打である。
2012 12/20 20:59:02 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
日本ってどこも一緒と思っているのは田舎者だけなのだが。宮崎で 4億で買ったホテルが10億以上で平気で買ってくれるのは東京本社の企業様だ。
TVのCMは 電通様により上から20%のマージンが決まっている。どこの広告代理店に頼んでも一緒である。当然の事ながら 全国規模の会社なら 全国的に流しているのだからCM料は普通より絶対安いはずと調べもしないのだが。
上から20%であるが 実は建値が違うのだ。しかし 全国規模の場合 地元の広告代理店は ほとんどGET出来ない。宮崎は 上の値がビックリするほど安い。
では 仕事のない広告代理店は何で凌いでいるか?イベントや祭りである。特に価格にごねない公務員はベスト客である。口蹄疫の時は ことごとく中止になり 不景気に拍車をかけた。おおっぴらに飲み歩けなくなった公務員だが 日頃 仕事もしない為 元気を持て余している輩がおさまるはずない。
場末の目立たぬ店は 潤ったらしい。変なの!。とにかく 宮崎を見ていると 北朝鮮が餓死しないのが分かるってものだ。
2012 12/17 16:49:25 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
テレビ局が協賛を得て開催する映画の試写会。ほぼ100%参加できていたのだが 最近 確率が悪くなったかな?と思っていた。
原因は どこで味をしめたのか分からないが 年金暮らしの老人達が 暇つぶしに大挙して押し寄せているからみたいだ。
驚く事に 映画の内容は全く知らないにもかかわらずやってくる。彼らに違和感に対する恥じらいは全くない。終わってからも 今一内容が理解できない耄碌もいる。
それ以外は 40前後のおばさんのお一人様達だ。手に持てぬ程 ファーストフードを抱え、上映中は豚のように喰っている。
なんでもいいが 見ているとガッカリする。すごく 貧乏臭い気がしてくる。
2012 12/16 18:41:42 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
大学の同級生でいまだに金借りたり 文句言ったりする友人がいるのだが。この友人 何名かの従業員を雇う社長様である。びっくりするくらい顔はいい男であるのだが キャッチボールも出来ない男に衝撃を受けたものだ。天は二物を与えないと初めて知った。
しかし 運動音痴だったり 女に対し下手だったり、男に好かれない奴なのだが、社長としての才能はあったのだろう。
人は 一つでも取り柄があれば良しとしないといけない。
取り柄がない男の方が出世はしているよね?。不思議。
2012 12/14 19:07:33 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
TVを見ていたら 京都の清水寺で今年の漢字ということで 坊主が”金”と書いていた。
かね!?って えらく生臭い事を書くなと思っていたら。”きん”らしい。オリンピックからの発想らしいが、カネとも読めるぞ。
相変わらず下衆なわたし。
2012 12/12 18:49:50 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
宮崎には将軍様がいるので TVのドラマも1〜2週間遅れは当り前。少しでも利口になればと知識番組をゴールデンタイムに放映して頂けます。
悔いが残るのは 地主様が果敢に大学生ほかを無償でこき使っておられるにも関わらず 成果の出ないど真ん中モール(市中心街)の店舗入居でしょうか。
この前 遅くなり車を走らせ帰途しておりました所 不自然な咳払いが。何?と思い 窓を開けましたところ、若い娘さん数名で週末 遊びに行くところ。
じじいだと分かりがっかりしておられました。宮崎は適齢期の男一人に対し トラック一台分の女と言われます。実際は3倍くらいらしいですが。
事実上 あぶれてしまうのは明らか以前に 性行為にすらありつけない悲しい現実が待ち受けております。
あせるのも分からないでは ないのですが。政局より 切実な問題ではあります。現実 30年以上続いている問題です。
2012 12/11 19:03:37 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
毎月 薬を取りに行く目的のみで通っている内科がある。
そこが午後 行くと電気がついていない。”潰れたかな?”と思ったのだが 入り口の自動扉が開いた。
この医院の良いところは 客が少なく 待つストレスがないことだ。今日も行くと 医院長が ”血圧でも測りましょうかね”なんて のほほんとしたヤブなので気楽なものだ。
宮崎は デカイからといって安心できない上に 待たされる、まるで市役所の公務員のようなやる気のない職員に待たされ 足らわれてしまう。
それからすると 決まりきった薬をもらう為の目的であれば 何も問題ない。その都合のいいところが無くなってしまうと困る。確かに客が少ない為 電気の節約の為 ロビーの電源を切ったりしているのだろうが。
今日は 別に聞いてもしょうがないのだが 血圧の話をしていて、”友人が血圧が高いらしい”という話をすると のほほんとした医院長が 熱く語り始め ”是非 病院に来るべきだ”と営業し始めた。
その友人は 福岡だとは夢を壊しそうで 言えなかった。
2012 11/30 17:47:00 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
理不尽という言葉を聞くと 我 母校の大学を思い浮かべてしまう。79年当時 まだバンカラなんて化石のような雰囲気を残していた。悪名高き応援団は 幸いにも前年に 長崎の孤島に行き 下級生の親を殴って廃部となっていた。只 その年には まだ悪しき伝統を引き継いでいた。
危険なのは入学式?新入生説明会あとで、下宿では前夜 会議が開かれ 殺されそうになっても入部届けにサインするな だった。というのが その後 力ずくで運動部の勧誘が待ち受けているのだ。
気の弱い奴は やりたくもない柔道や空手、射撃部と運動部に拘束され 無理やり入部させられる。実はこれ、辞めてくれてもいっこうに構わない。退部金を取るだけだからだ。
それも 上級生幹部のいい値だ。10万以上払った新入生も存在する。数日後には あまりにも似つかわしくない坊主頭の新入生が 泣きながらダッシュさせられている光景は 毎年恒例である。私はその時 すでに長髪のカーリーヘアーだった為 初々しい新入生には決して見えなかったので助かった。
生きる上で 気が弱いという事は理由にならぬ事を 過酷な現実と共に教えてくれる。
山の頂上に学舎があったのだがそのさらに裏に各部の部室があった。伝説なのだが まず応援団の下級生は 一番下のJR駅で上級生を迎えた後、太鼓等をかかえ山を駆け上ったそうだ。下の駅から上級生はタクシーで校門まで行くらしいが 校門から部室のある舎まで少し距離がある。その間に駆け上っていたらしい。花の応援団を地でいっていたようだ。
だから 殴る蹴るなんて運動部でなくても日常茶飯事だった。まあ DMPみたいなものだ。
2012 11/24 19:09:15 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
物事が上手くいくと 世界に感謝したくなったり 過去の人々に感謝したくなったりする。
ところが ついていない時は それどころではない。この世に正義なんてないんじゃないかとさえ思えるのだ。
悪い事はいつまでもは続かないのだが 泥沼の中で抜け出せない気がしてくる。
でも 間違いなく言えるのは 好調な生活をしている人は 感謝もしやすいという事。借金に負われる社長連中を何人も見てきたが それどころではないというよりも ほぼ全部 立ち直れず破産している。
最近は 弱音を吐くことが悪い事とされるが 馬鹿みたいにプラスばかりは考えられない。
経営者は ダメになっても結局 又 商売を始める(皆 サラリーマンになる選択肢はないという)のだが 不満ばかりを口にし 平穏無事な生活の中でため息ばかりをつくサラリーマンより 100倍人生を楽しんでいるとは思うのである。
2012 11/21 21:08:20 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
知合いの男が 北九州の病院で亡くなった。40歳ぐらいだったろうか。癌だった。
宮崎で一緒に働いていたのだが 最初 清武の国立病院で診てもらったところ 良性ではないかということだったが、何か調子が悪いと 以前いた北九州の病院で診察したところ悪性の癌と判明。急いで入院する事に。しかし 発見が遅かったのか 僅か1年の命だった。
その頃 宮崎の医者は名ばかりだから県外の病院で診て貰った方が良いと 皆に言っていたのだが 今となっては 言うとおりだったと 皆 涙を流した。
よく 大きな手術前には 10人に1人は死ぬ事がありますと 脅すが宮崎では洒落にならない。本当に死ぬのだ。
大病は 県外に出た方がいい。例えば心臓なら近いところで 熊本中央病院あたりがいい。死ぬよりいいはずだ。
2012 11/17 18:52:09 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
昔の写真って ビックリする事や発見も多い。若い頃 20位の頃は男も女も綺麗なのだが。
ボブディランも哲学者のような難しい顔のイメージがあるが 実は綺麗な顔だったり、ニールヤングもへべれけの酒のみのイメージが あるが若い頃はかっこいい、もてたらしい。
パンクも音楽がどうのこうのではなくイギリスのビジネスの巧さだったと思うのだが セックスピストルズの美しさは今となっては納得ものである。その頃の大人に見る目があったのだ。
音楽で人前に出る人は 美しくなければならない、男も女も。もし 美しくなくて涙が出る歌を作れる人は裏方になるべきである。
30年前はブスが歩けなかった博多を思い出す。地方出身のブスが博多を駄目にした。平気で街を闊歩してしまった。そんな非人道的な街があるかというが、50代の男に聞けば良い事実なのだ。
我 学生時代 昔 30年ぐらい前 折尾に九女の学生が下宿するアパートで福寿荘というのがあった。このアパート2階建ての木造で古いアパートだったのだが 住んでいる女が皆、養殖されているようにデブで 私には区別出来なかった。豚みたいだった。
やがて このアパートは我 同級生の間では ブスの館と命名されるのだが。このアパートに いそいそと通う輩をザ・ボランティア(ザ・カンボジア)と呼んだ。
不細工の宝庫 鹿児島でも 天文館では着飾らねばならない。なんで この街は因縁深そうなブスが多いのだろう。
ライブであろうが テレビであろうが美しくない人は人前に出てはならない。これは差別ではなく現実なのだ。
時代は いつも美しいものを映してきたのに 最近 そうでないものが異常に多い。
2012 11/16 16:13:52 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
野田首相の解散宣言から政治屋のツイッターが一挙に増えた。今後 人気取りに諂う嘘つき政治家は相手にしないようにしなければいけない。
民主党もダメだし 自民党も岸、佐藤家の血を継ぐものの あのボンボンでは ダメだろうし。どんな流れになっていくのだろう。
一番の問題はマスコミに平気で騙される国民の知性のなさなのだろうが。
農民の多い宮崎では 鬼の首を取ったようにTPP反対をかかげ、天皇誕生日に選挙するとは何事かと訳の分からない現役馬鹿政治家もいる。
選んだほうが悪いのだが 選ぶ人材さえいないのだ。最近の宮崎の流行は 東国原風政治屋である。
2012 11/14 20:38:08 | ブログ日記  | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
< 新しい日記 | トップ | 古い日記 >