Winnyの判決が出ましたね。有罪で罰金150万円だそうです。
即日控訴のようですが。
まぁ、金子氏がほう助の意図があったかどうかは良いです。
外野が話しても決着つきませんし。
そしてオープンソースコミュニティがどうとか、ソフト開発者への影響がどうとかもまぁ置いておきます。
今回言っておきたいのは
金子氏がほう助ということは流れ的にWinnyは犯罪のための道具ってことですよね。
ってことは使った時点で当然捜査対象になるはずですよね。
そして昨今の情報流出はWinnyが発端によるものが多いですよね。
ならば、少なくとも情報流出した人間は著作権法違反を起こしている可能性があるわけなので、
今すぐでも家宅捜索なりなんなりしてください。
そして、そんな犯罪のための道具の使い方を分かりやすーく説明している雑誌、書籍の出版社も
著作権法違反ほう助として捜査する必要が有るはずです。
最低でもこれくらいのことはしないと、著作権法違反ほう助ではあるものの、ほう助された側が全く居ない状態になってしまいますよ。
ほう助された側が存在しないほう助ってなんですか。
(以前Winnyがらみで逮捕されたとか有ったような気もしますが、あれは確かヤフオクとかで落とした物品を売っていたことが発端で、偶々所有のPCにWinnyが入っていたという話で、Winnyを使用したことによる違反ではなかったかと。)
結局適当に見せしめが欲しかっただけのようにしか見えないですねぇ…。
そういえば、某日本国の偉いさんは海賊版のダウンロードも違法にしたいとか言ってる模様。
どうやって落とさずにそれが海賊版でないかを知りうるのかという気もしますが。
あ、RFC3514のEvil bit(これが立っていたら悪意のあるパケットである)みたいに発信元が著作権者(または配布する権利を有する者)だったら1になるようなフラグビットをパケットにつければ良いんですね!
そうすればユーザ側でフラグが立っていなかったら自動的に破棄すれば違法ダウンロードを未然に防げますね!
(一応言っておきますがEvilBitはジョークRFCなので、本気になさらぬよう。)
ちょっと追記
なんか産経新聞見てたらこの件の傍聴者の一人が面白いコメントを吐いてました。
(略)
傍聴に訪れた京都市南区の無職女性(29)は「有罪判決はソフト開発の環境にとっては良くないが、これだけ情報流出の被害が出ているので無罪もおかしい気がする」と困惑の表情だった。
(略) ウィニー開発者に有罪判決 ネットの“天才”有用強調-産経新聞
いやいやいや、仮に著作権法違反ほう助だとしても情報流出とは何の関係も有りませんから!
アレですか、Webブラウザで有害サイトを子供が見てたらブラウザ開発者のせいですか。
凄い世の中ですね。
さすがにその発想はないわ…。