知床八景、7番目は「オシンコシンの滝」です。
この滝は途中で二つに分かれているので「双美の滝」とも呼ばれ、日本の滝百選にも選ばれています。
滝は末広がりに流れ落ちています。落差よりも幅で勝負とばかりに、多量の水をドッと落として、迫力があります。
道路から階段を登ると滝の目前で、木陰でゆっくりと眺められますので、涼しさを体と目でタップリと味わいました。
知床八景、最後は知床峠です。
ここはウトロと羅臼町を結ぶ知床横断道路の頂上で、738mの高さです。
峠は霧が出ない早朝に限ると思って、9時頃に訪ねてみました。
前日の雨は上がり上天気で、途中の景色も鮮明でした。が、乗鞍の時と同様分厚く真っ白な雲がデンと居座っています。
でも、乗鞍とは高さが違うので、鮮明な羅臼岳が必ず見える! と確信していました。
しかし・・・何も見えません、そして寒い。
私が見るから残念そうにしていたのでしょうか。
「標識の真後ろにツルッと丸〜い羅臼岳が見え、登ってみたくなりますよ。」とそこで出くわした方がおっしゃいました。
この言葉からは穏やかで綺麗な山が想像されて、却って益々みたくなり、無念でした。
おまけ
知床の雲は日々私が見ている物とは模様が違い、美しさがとても印象的でした。
海の上という事で水蒸気等の関係でしょうか。
ウトロ港で鮭の水揚げを見物しました。
漁船が丁度港に着き、アッという間に魚が片付けられました。その手際の良さには関心させられました。
鮮度が大切ですものね。
片付けられた後を海鳥がのんびりと歩いていました。
港のおじさんがポーズを自らとってくれました。
ご自慢の鮭だったのでしょうね。