アメリカを旅行した時のことです。
ボストンではハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)を訪れました。
MITには旅男さんが少々用事がありました。
MITはキャンパスが広く、そこに立ててある地図を見ても行きたい校舎がよくわかりません。通りがかった男の学生さんらしき人に尋ねてみたら、地図を真剣に見て多分この辺でしょうと教えてくれました。
その真摯さがとても印象に残っています。
用事が済み、MITの隣に沿って流れるチャールズ川へお散歩に行こうとしていたら、今回は逆に私が場所を尋ねられました。
大学院生あるいは外部の知的関係者といった雰囲気の男性で、私は驚きました。
当方、当然質問には答えられず、失礼の挨拶を。
その男性の応答がグーでした。
私としては、質問されたこと、質問者がかっこよかった事でほんわかとした気分でにんまりと。
私はMITの学生と思われたのでしょうか、チョッと怪しいです。もしかしたらスタッフのおばさんと---。私としては前者と思いたいのです。
いずれにせよ、気分の良い一瞬の出来事でした。
MITの東側は、道路を挟んでチャールズ川が流れており素晴らしい眺めです。
川の一部に中州のような所があり、両側に川を眺めながら散歩できます。10月のやや下旬でしたが、晩秋の気配漂う、広くしっとりとした少々淋しい所でした。
ハーバード大学は国際的なブレーンの集合するところであり、また雅子様の母校ですので、非常に興味があり訪ねてみました。
ハーバードのキャンパスの紅葉は有名です。丁度よい時に訪問した様で綺麗な紅葉や黄葉に出会えました。
歴史がしっかり染み込んでいる煉瓦作りの建物と紅葉がマッチしており、上智な感じで、さすが名門校と感じいりました。