気ままに気の向くままに

2007年 05月 の記事 (4件)

 「秀衡塗」のお店を出て、更に中尊寺に向かって歩いていると、南部鉄工のお店がありました。
実は松島でディープブルーがとても素敵なミニ鉄瓶をみつけ、買うか迷ったのです。
でも、南部鉄は何と言っても岩手と、買わずにこの様なお店に出くわすのを、楽しみにしていたのです。

ありました、ありました沢山の鉄瓶が。
鉄瓶といっても私からみると芸術品、サイドボードに飾っておく代物です。
バカラのガラス食器と一緒に飾っておくと、買い求めた人もあるそうですが、私と一緒ですね。


この鉄瓶、美しいでしょう。
砂鉄製だそうで、桜の模様も見事ですが輝いているのです。
宮内庁に収めた製品で、何とお値段が○十万円だそうです。

砂鉄には時価があるそうで、お値段を公表されては困る様でしたので、こちらは内緒です。






他の鉄瓶も美的です。
今チョッとしたブームで連休中も良く売れたとの事でした。
それででしょうか、このお店の奥様らしき方、実に良くお喋りをされましたが、
大変結構なことです。




私が購入したのは香炉、この色と小柄な所が気に入ったのです。



色付けはカラーを好む外人向けで黄色もあるそうです。
私もあちら好みなのカイナ?なんて思ってしまいました。
2007 05/31 23:30:05 | 日本 | Comment(0)
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松島の次は平泉です。

奥州藤原氏三代の栄華と滅亡の地、ここを訪ねたいと思いつつ、常に通過地点でしかなかった古の都に終にやってきました。

松島から東北本線に乗ってきたのですが、運賃がSUICAでの清算ができない為に、乗車の記録を消されて、現金で支払いをしました。
駅長さんに「ご迷惑をおかけします。」と謝られて、遠方に来たワ〜と、まず感じたのです。

更に、連休最後の日とはいえ、2時頃なのに駅にすら人影がほとんどありません。
松島は観光客が溢れていましたが、この差は・・・遠方という実感がますますしました。


中尊寺まで歩いて20分程。
平泉の町を感じたいと当然の様に歩きました。
「わんこそば」のお店が数件ありましたが、コンビニ等一切無く人家もまばらでした。

と、何やら伝統を感じさせるお店が。
ワクワクするものを感じ、入ってみると、八百年の伝統を持つ「秀衡塗」のお店でした。
「秀衡塗」は天然木に漆塗り、菱形模様が特徴です。



我が家で今使っている「春慶塗」のお盆が痛んできたので、替えを、と物色するものの高すぎます。
たぶん金で模様が描かれているのでしょう、2万から6万位しています。
これらは普段用ではありませんね。

でも何か欲しくて、「めおと」の箸を買う事にしました。



お箸の長さが同じなので不思議に感じ、お店の人に尋ねた所、こちらの方ではこのスタイルが普通との事でした。

奥州の女性の地位は高かったのでしょうか、それとも、良く働くので手が大きかったのでしょうか。
関東との違いもこんな所で感じました。                                    

 おまけ
「秀衡塗」の器で「わんこそば」を食べてきました。
給仕無しの定量を食べるタイプでしたが、お味は上々でした。



     
2007 05/24 22:11:19 | 日本 | Comment(0)
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松島といえば瑞巌寺です。
瑞巌寺は伊達政宗が桃山様式の粋を取り入れ、5年の歳月をかけて完成させたそうで、政宗の菩提寺でもあります。

本堂には藩主お成りの間である「上段の間」があります。
豪壮な床の間や違い棚、金地の華やかな襖絵があり、豪華な桃山文化が強く感じられます。

建物の中は撮影禁止です。
豪快な虎や色鮮やかな襖絵等素晴らしい作品が沢山ありましたがアップできずに残念です。


入り口、正門(?)です。




杉林の参道を通って中門へ。




こちらが中門。




本瓦葺が美しい本堂。
木材は熊野から運ばれ京の根来の大工衆が技を競ったそうで、国宝です。




庫裡(くり)。
白壁と木組みのコントラストがとても芸術的です。
ここはお寺のお台所で、中におおきな木製の銅鑼の様な物がありました。




参道に平行して歩道があります。
この苔むした洞窟の前に立ち、しばし時の重みを感じておりました。

2007 05/17 23:13:06 | 日本 | Comment(0)
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連休に松島・平泉に行ってきました。

先ずは松島です。
芭蕉が言葉に表せない程の感激を与えられた景色、私も「あー松島や!」と実感してみたく、訪れてみました。

松島湾は小さい島が点在してとても美しいです。
その島に無造作に立っている松が白い岩肌に映え、更なる風情を与えています。


五大堂島に五大堂。
これが松島を代表する景色でしょうか。




福浦島のビューポイントからの素晴らしい眺め。
芭蕉はここであの名言を吐いたのかしら、等と思ってしまいました。




ここには下の様な島が無数にあります。
こちらは鐘島。



こちらは仁王島。
仁王様に似ているそうですが。
私達が乗った船も仁王丸でした。




松島では鴎にビックリさせられました。
遊覧船の後ろにピッタリとついて飛んでくるのです。



乗客が「かっぱえびせん」を船内で買って与えているのでした。
写真の男性は上手に手から与えていますが、「怖いな」と言っていました。ほとんどの人は投げていました。




この様な場面に出会うと必ず試してみたい私です。
そこで軽い餌を思い切り放り投げると・・・キャッチ ♪♪♪
海に落ちてしまった物も、潜って食べています。

くわえている餌を横取りしたり、意地悪をする鴎もおり、食にありつく大変さを、ここでもしらされました。

この沢山の鴎達、船の横や後ろを飛びまわって遊覧船と一緒に島を一周しました。
船体の真横を前に後ろに飛んでいる姿はとても可愛いものでした。
2007 05/10 22:58:28 | 日本 | Comment(0)
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