いや私が不勉強だっただけかもしれません。昨日はマクドナルドの店長が管理職ではないと言うことについて、年金との問題を書きましたが、これをヤフーブログに投稿したところ、関連するブログの中に、今日ご紹介するブログがありました。
これによりますと、年金支給額の計算の元になる標準月額報酬の中に、通勤費も含まれているとのことです。
ですから、同じ給料の人であれば、会社の近くで交通費の出ない人と、遠距離通勤で万単位の交通費の出る人では年金支給額に無視できない違いが出ると言うわけです。
こう言うことですから、長期間残業が恒常的に発生している人は、給料でこの残業代を貰わないと大損をすることになります。
私の経験で言えば、残業無しの給料が40万円ぐらいだった頃、50万60万はあたりまえで、最高80万円を越えることもありました。単純に言えば、80万円とは通常の倍ですから、これが標準月額報酬を計算する3ヶ月間続いていれば、倍の年金をいただけると言うことになります。ただしこれは健康保険の計算にも使われますから健康保険料も高くなると言うことですが。けれどもこう言う給料がある時は多少健康保険料が高くなっても負担には感じませんから、歳を取り年金頼りになった時の方を重視すべきだと思います。
年金の多寡で貴方の老後の生活レベルが左右されるわけですから、もし残業が発生していたり、マクドナルドのように名前だけの管理職でしたら、管理職と言う名前を返上して、発生している残業代を頂かないと、哀れな老後を迎えなければならなくなります。
一般的には、管理職と言う仕事は幅と深みのある仕事であって、経験できるチャンスがあれば進んで引き受ける価値はあると思うのですが、名前だけと言うならやめておいた方がトータルでは良いと思います。
実際私の知り合いでも、マクドナルドではなかったのですが、若くして店長になり、ご家族も含めて喜んでいたのですが、更に若手がのし上がってきて、屑のように使い捨てで、ご本人はお酒で憂さを晴らしていましたがこれでは哀れです。自分より能力がある者が出てきたら席を譲るのは良いことですが、その間の働きに対する報酬は頂いておかないと、厳しい老後が待っていることをしっかり頭に焼き付けておきませんと自分と家族にとって不幸です。
もし貴方のお知り合いに、サービス残業をされている方や、年金に関心のある方がいらっしゃいましたら、このブログをご覧いただけるよう教えていただければ幸いです。
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