あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2008年 02月 03日 の記事 (2件)
2月1日、日本売りの原因について書きましたが、期せずしてサンデープロジェクトでも同じようなタイトルで放送していました。司会はおなじみの田原総一郎さん。出演は、慶応大学の竹中平蔵教授、(株)フィナンシャル社長木村剛さん。
竹中さん木村さんが言うのには、日本政府が自由主義経済のイロハを知らないためだと話していました。
また、日本では伸びようとする企業が出てくると、なんだかんだ言って潰してしまう。耐震偽装問題でも、大建設企業では同じ偽装でも呼び方を変えて問題にせず、フューザーのような新興企業が潰されてしまう。
ライブドア問題でも、同じようなもので間違いは間違いで正すとしても盛り立てていくと言う姿勢がない。
こう言う解説を初めて聞きましたが、確かにこう言うことは南信州にもあるかなあと感じたしだいです。
何かをしようとしたら、あちらこちらに顔を出して慇懃な挨拶をし、協力を要請し上手く立ち回らないと出る杭は打たれると言うことがあるかもしれない。
飯田では企業が育たないと言うことや、企業誘致もこの数年間ほとんど出来ない。本店が飯田市から出て行ってしまったある会社の経営幹部の方にお聞きした話では、飯田では人的問題があるといっておられました。それ以上詳しいことは話してくれませんでしたが、これから飯田市や南信州が大きく育っていくためには、この辺の事にも留意していかないと発展できないかもしれません。サンデープロジェクトは大変勉強になる番組です。
思いついたことをちょっと書き留めるにもブログは良いですね。
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第一に検討すべきは、何を差別化して売り物にするかと言うことですが、市の方針を見ますとその辺がはっきりしません。
例えば、観光客にこの南信州に来ていただく場合、日帰りの人も、1泊2日の人も、3日以上のゆとりを持ってのんびりしたい人もいるわけで、そうした各々の場合に、ご提供できるものを用意しておかなければだめだと思います。
また、売り物は、ナンバーワン商品でなければならず、世界で一番、日本で一番、中部地方で一番、長野県で一番、南信州で一番、飯田市で一番、我が村で一番、山の景観で一番、川の景観で一番、サンセットポイントで一番、果樹園で一番、蕎麦で一番、うどんで一番、地ビールで世界で金賞、ソーセージで世界で金賞、水で一番、花で一番、福祉で一番、寺で一番、神社で一番、等々どんなに小さく区切っても良いですが、○○で一番と名の付くものをリストアップして、各コースに分けて、「日帰り一番巡り」をたくさん儲けておくとか、1泊2日コース、2泊3日コースを作っておく
2泊3日コースでは、南信州内だけでは無理といった場合、木曽、伊那、浜松市等と連携してコースを作る。
私達夫婦の経験では、宮古島を拠点に、橋でつながったいくつかの島々、船で伊良部島、飛行機で多良間島とたっぷり楽しむことができました。
また、陸中海岸に行った時は、3日間で、宮城県、岩手県、青森県、秋田県の主だった観光地をを駆け巡りで見てくることができました。
こういったコース作りを、南信州観光公社が各市町村観光協会と作り上げて売り出す。例えば、浜松方面からなら、兵越し峠、水で日本一の龍淵寺観音霊水、日本のチロル上村、歌舞伎の大鹿村、南北朝宗良親王李花の舞、日本で一番高森蘭ミュージアム、長野県でラジウム温泉一番天竜峡温泉、といったような組み合わせでコースを作るなどしたらいかがかなどと思うのです。この中に昼食時世界で金賞ソーセージ、金賞地ビールをお楽しみいただけますと言うような売りが出来ればなおさら効果があると思います。復活が必要ですが。
これを我が村一番コース滝、寺、神社めぐりなどとして作っても良い訳で、ランチェスター戦略の本を読みますと、○○で一番と言うキャッチフレーズが大事だとのことです。
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