あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
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黒川牧場を後にして、国道152号線まで下り、右手に行きますと、小さな川の向こうに大きなサワラの木が見えますが、夏場は他の木も大きくなっていますので気が付き難いで、看板を見落とさないように進行してください。木の横にある説明によりますと、目通り周囲6.1m樹高約29m推定樹齢約430年昭和61年とありますから、今ではさらに大きくなっています。戦国末期から江戸時代にかけて、遠山地方の豪族遠山氏が武田、徳川両氏に使え参勤の途上この木に矢を射たてて武運を祈り且つ吉凶を卜したと伝う。明治の中ごろ、立ち木処分際、この古木は由緒あるものとして保存今日に至る。と書いてありました。一見の価値はありました。なお、駐車場はないので、少し広めの所に車は止めてください。 なお、ここに行く途中に北川路頭と言う中央構造線の断層がはっきり見える所がありますのでそちらを先に見て行かれるか帰りに見ていただくかできます。ここには大きな駐車場が付いています。 なお、152号線を更に北上しますと、長谷、高遠、茅野方面に抜けていくことができます。 黒川牧場から矢立て木、北川路頭への地図(大鹿村役場産業建設課様作成地図) 地図がでますと拡大縮小ボタンがでますので、大きな地図にしてご覧ください。
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