あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
バイオエタノールを導入するのなら、あくまでエネルギーの自給と地産地消を目的にし、本気で石油依存を解消する努力をすべきです。
  ●以前の記事でも書きましたが、そのためには、廃材や藁くずといった「セルロース系バイオマス」からエタノールを作る、もしくは膨大な資源量を確保できる「海藻バイオエタノール」といった方法をとるべきです。
  インドネシアのパーム油を輸入してバイオエタノールを作っても、森林破壊や二酸化炭素増加というマイナスがあり、しかもインドネシアという他国にエネルギー供給手段を依存することになるというリスクを負うのです。これでは、中東に石油を依存している現在と変わりません。
  そして、結局日本の家庭や企業と、インドネシアのパーム椰子畑の間をつないで中間搾取を得ようとするグローバリスト(穀物メジャーやアグリビジネス企業、さらには商社)の利益になるだけなのです。しかも、「日本のせいで破壊された熱帯雨林」という汚点を残しながら・・・。

  日経新聞やニュース番組が取り上げ、企業が熱心に取り組んでいるからといって、バイオエタノールに飛びついてはいけません。地球を破壊し、国民を貧しくするだけのバイオエタノールには断固としてノーを突きつけましょう!!
資料元へリンク<tbody></tbody><td> </td>
元の資料はとても長く、引用するにしてもとても無理ですので一部引用しました。
世の中には勉強している人もいるものだと感心しますが、この部分ではバイオエタノールは原料を外国に依存して作らざるを得ないので結局取り扱う一部の会社の利益につながるだけで、地球全体や日本国民の利益にはつながらないのではないかと言っているのだと思います。

しかし同時に、引用文冒頭でも言っておられるように、地産地消のバイオエタノールなら良いといっていますので、私が考えている日本の遊休農地、山林、河川や道路・鉄道の法面、広大な河川敷、海岸部を利用した耐塩植物の利用等で生えている植物を利用して全国に散らばるエタノール醸造専門家でもある多数の酒メーカーでバイオエタノールを作ってもらいそこでガソリンと混合して地域のガソリンスタンドで売ってもらうと言うことなら地産地消になるわけで賛同してもらえると思います。

この人の資料の中では、天然で今までのように得られる石油は2015年ぐらいまでとのことで後6年ぐらいとの事です。その後は、オイルサンドとか質の悪い資源も使わざるを得ず、石油採掘に費用が嵩み、後進諸国の石油需要の伸びとあいまって石油価格は高騰し実質的に庶民は使えなくなると言う事です。

アメリカや中国は早くからこの事に気がつき手を打ってきたのですが、日本はほとんど手を打っていなかったので江戸時代の生活に戻すしかないであろうと言うような話です。

確かに石油が手に入らなくなれば、農業生産も出来ませんし食料も江戸時代の程度になってしまうと思いますから3000万人分の食糧確保が精一杯で、一億人分の食料をどうするか、大変なことになると思います。

一日も早く日本も国を挙げて研究に乗り出し、日本国内のすべての土地の有効利用と、足りない分は、世界の砂漠、海岸、高冷地で育つ植物の発見や開発にリーダーシップを取れるようにし、海外の食料生産地や森林を伐採して禿タカ日本と言う悪名を残さず、感謝されて貢献に応じたエタノールや食料を頂いて持ち帰るということをしないと生き残るなんて言う事は不可能だと思います。

日本の政治家や官僚、石油業界は何を考えているのでしょうか。この前掲載した民主党議員に対する答弁では、民間企業の動きに任すといっていましたが、これでは埒が明かないのではないかと思います。
2009 01/26 09:59:28 | none | Comment(0)
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