あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
毎日のように次から次へと新しいニュースが発生していますが、前のスペイン風邪の時には2,400万人が死んだとのこと。世界を動き回る人は以前に比べ驚異的に増えていると思います。防疫学も以前に比べれば進化しているとは思いますが、ニュースによると死者はメキシコに集中しているとのことで、死亡者は病院に運ばれた時には手遅れの状態であったとのこと。

この理由は貧しさによるものではないかと思うのです。日本でも昔は死にそうになるまでお医者に行かない、行かれない人たちは多かったと母から聞いています。お金がなかったからです。日本では今回は疑いがある人は病院ではなく保健所に行くようにとのことですから、お金はかからないと思いますが、世界的に見れば、お医者に行けばお金が係り、死ぬかもしれないという段階まで細菌を撒き散らして最後に病院と言う人が多いと思います。

消費税増税で、日本の国の力が弱まり保険行政もままならないと言う状態になれば、医者に行くしかなくなり、医者に行けばお金がかかるということで我慢する人たちが出てきて被害が一層広まると言うことだって考えられます。

貧富の格差が広がると言うことは通常の状況なら、努力が足りないのだとか、前世の生き方が悪かったのだとか、生れ落ちた場所が悪かったのだとか、運が悪かったのだとか言っていられますが、世界的なウィルスの感染が襲い掛かるのは貧も富も一様にやってきますから、非常に怖いと言うことです。ただ富の方が防御する態勢をとりやすいということがありますが、社会生活では同じような規制を受けます。

税金はどこから取るか。強いところが負担すべきだと思います。企業は組織ですから、個々の家庭や個人と比べてシナジー効果が全く違います。1+1=2ではなくて、二人なら2×2=4になるのです。これが税金や金利などでぬるま湯状態に置かれてしまえば出せる力も発揮しようとしないでしょう。

本当に今度の選挙は大事だと思います。政権交代を狙う民主党のだらしなさにもほとほと困ったものですが、自民党公明党よりかましだと思いますので、選挙までに態勢をしっかりさせて総選挙に臨んでほしいものだと思います。基本的には自民党も民主党も同じようなものだとの意見もありますが、選挙後は違いを出さなければなりませんから、国民の目がしっかりしていれば民主党もいくらかは変質していくのではないかと思います。一度は民主党に政権運営をやらせてみても良いのではないかと言う思いもあります。

消費税増税、法人税率低減では、国民の消費力減退、国内消費は減るばかり、もうアメリカのサブプライムは期待できなくなって、新興国の力は一層強くなり、輸出頼りが期待できない法人の力は減退、こうなれば悪い方にしか回りません。

貧富の差の拡大は、病気に限らず、一度貧の方に落ちた人が這い上がる機会を失い、貧の家庭に生まれてしまったら、もうどうすることもできない状態になり、なんでこの俺がこんな状況におかれなければならないのだと言うことで、富の人たちを逆恨みして犯罪が起こると言うこともありますので、社会不安の増大につながります。こうなりますと、お前の努力が足りないのだでは済まされません。



2009 04/29 09:08:41 | none | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー

この記事へのコメント

この記事にコメントする

名前:
メールアドレス:
URL:
セキュリティコード  
※セキュリティコードとは不正アクセスを防ぐためのものです。
画像を読み取り、入力して下さい。

コメント:
タグ挿入

サイズ
タグ一覧
Smile挿入 Smile一覧