あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
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直接教育問題とは言えないのですが、1998年の冬季オリンピック招致で9,000万円の使途不明金があり帳簿が焼却されてしまったと言う信じられないようなことがありました。田中前知事はこの問題を調査委員会を作り究明すべくやっていたのですが、村井知事はこの問題はもう終わりだといって幕引き。長野県財政が苦しくなってきた原因や、 第3セクター「しなの鉄道」の設立経緯等の調査もこれからやろうとしていたのにこれも中止。百条委員会偽証の元幹部を論功行賞のように高待遇すると言ったこや、元秘書で長野県職員となった部下の突然の自殺。なんだかとてつもなく怖い人だと思います。
こういう人を飯田市の市長は持ち上げているのですが、今回の外国人教師問題で不満を言った外国人教師に個人の問題だから回答しないと言う高圧的態度は関係があると思います。以前地域の小学校の市民ボランティアで先生と少しお話をしたことがあるのですが、周りの先生方の様子を見たり、わが子の中学生時代の先生たちの様子を思い浮かべますと、はつらつとしたところが無くなって来ている様に思います。先生の仕事が増えすぎて余裕がなくなってきていると言うことも言われていますし、今日のニュースでは、文科省が来年の教員数を5500人増員を求めると言うような記事もあり、上からの統制の強化で今を乗り切っているのではないかと思います。
教育委員会のこうした、不満は抑える、教員には統制強化と言うやり方では、家庭で十分な教育的援助がされていない子供たちを生き生きさせることは難しいと思います。しかし長野県の子供たちの不登校率が小学生で一番高く、小中学生合わせて二番と言う高さはさまざまな矛盾が一番弱いところに押し付けられていくと言うことを考えると、長野県の上から下までの、政治・行政・経済に問題があると言うことの証拠だと思いますので、今回の衆議院選挙、次の県会議員選挙、各地の首長選挙、議会選挙等を通じて流れを変えていかないと本当にだめな長野県になっていくのではないかと心配です。
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