あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
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昨日はブログ更新後家を出て昼食、13:30から上郷考古博物館に行き、まず鶯ヶ城発掘調査のお話を聞き、次に南信州の山城展の展示説明会ほぼ半日良い63歳の誕生日でした。 鶯ヶ城発掘調査のお話では、こういうお城があったと言うことを知らなかったのでまずはびっくり。天龍峡のすぐ上でたまには通る道のすぐ傍にあって知っていたら必ず見ていたであろう場所です。三遠南信道を通すため工事に入る前に調査したとのことで調査終了後工事に入り今は取り壊されていて無いそうで、今はそれより上の神の峰の飯田東インターチェンジ建設予定地の発掘に移っているそうです。 お話を聞いて良かったのは、やはり専門家は違うと思ったのは、素人が見てもなんとも思わない風景を、これは山城だとすぐ判断していることです。前、天龍峡の復活の話の中で雑多な意見情報を集める中でまとめるのは専門家が必要だと書いたのですが、玉石混交の情報の中から玉を見つけ出すには、その道の達人が判断しないと、玉に気がつかないと言う危険があることです。 それにしても、もし三遠南信道が期待した効果が無かったら歴史遺産を潰してまでもやるべき工事だったかと言うことになると思います。ただ単にゼネコンを儲けさせるだけの工事と言うことになります。難しい判断ですね。この講演のおかげで具体的に三遠南信道の道路予定地の軌跡がわかり良かったです。 次に、展示されている南信州の山城展展示説明会を特別にしてくれると言うので、予定外のことでしたが、後のスケジュールは延期して聞くことにして1時間近くお話を聞いてきましたが、これも良かった。もし説明が無かったら20分か30分でぐるりと見て回りフーンといって帰ってしまったと思います。 この展示説明会は、11月28日(土) 10:00からと、14:00からの2回計画されています。本も1冊1,000円で売られていて購入しておいた方が良いと判断し買って来ました。入館料は大人200円でした。予定が立つ人はぜひ見に行かれることをお勧めします。 上郷考古博物館 秋季企画展『南信州の山城―戦国に生きた人びと―』開催HPへリンク
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