あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
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昨日は3時におきてブログ投稿、4時50分ごろの高速バスで新宿に、到着後まっすぐ地下鉄丸の内線で霞ヶ関まで行って、最南端出口の日比谷公園前に出てセミナー開催まで少し時間があったので、日比谷公園内をのんびり散策して、みずほ銀行へ。
7時間セミナーを聞き、お昼には近くのレストランでみずほ銀行が用意してあった昼食券を持って昼食。この方式やり方が上手だと思いました。銀行のお客様のレストランに誘導できるわけで、恩返しも出来ている訳です。毎日のように複数のセミナーが開催されていて、100人以上の人たちが銀行の案内に誘導されて、レストランに入っていく訳で、一人千円の食事券でしたから、100人なら10万円の収入がみずほ銀行のおかげで稼げているわけで、1年200日稼動なら2,000万円。
霞ヶ関、日比谷はたたずまいに特徴があり、歩いていても楽しいですね。地下鉄の中で皆さん何をしているかと見ていますと、携帯電話でメール送信している人が最も多く、次が読書、中国語とか英語の勉強をしている人が多かったです。
霞ヶ関、やはり日本の中枢部ですから、それなりの雰囲気があります。
セミナーは、経理の素人が社長になったり、投資対象として会社を見たり、これから企業を起こそうとか、幹部になろうと言う人たちに、貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー計算書の読み方を教えると言うもので、数期の決算書を元に粉飾決算の目のつけ方、(現場調査が必要の場合もある。)黒字倒産とはどういう状態になるのか。ここで資金の借り入れをすると財務諸表はどう変化するか。設備投資をしたり、人件費を上げるとどうなるか。配当すればどうなるかなどざっくりと会社の状態を知ることができると言うわけです。
これらは電卓を持って実際に財務諸表の変化がどうなるか計算をしてグラフ化してみるものでど素人の私には勉強になりました。実際数期の財務諸表を積み上げられて、ぱっとこれらを見て判断できるようになるには、数百の財務諸表を分析した経験が無ければ難しいが、今日1日の勉強だけでも経理担当者が何を言おうとしているかは判るようになったので、会社に帰ったら自社の財務諸表を持ってこさせ、質問してみると今日のセミナーが役立ったことを実感できるでしょうとのことでした。
電卓で計算してグラフを作ることは厄介なので、エクセルでシュミレーションできるように参考資料付属のCDにプログラムを入れてあるとのこと。じっくりやってみようと思います。
いろいろの話の中で気になったことは、日本の経営者と海外の経営者を比べて見ると、海外では30歳になるころには、財務諸表の分析を駆使して経営に当たれるようになるが、日本では30歳代は損益計算書までで、40代50代になってようやく貸借対照表を勉強しだすといった状況で、遅れていると言う話しでした。この違いは、パソコンを駆使できる環境下に日本は無かったと言うことではないかと思いました。
JALにしても財務諸表を経営者だけでなく、管理職者、できれば一般社員と共有していて、会社の状況を早くから認識できるようにしていれば手も打てたことと思います。
私なども63歳にして初めて勉強したような次第ですから、少なくとも経営者の皆さんでまだパソコンも操れない人がいて経営をしているとしたら、従業員、取引先、株主に対して極めて危険な状態で会社を運営していることになりますので商工会などに指導していただき早急にパソコンを自由に操れるようになって、日々の財務諸表の動きを見ながら経営して頂きたいものだと思います。皆様のお知り合いの経営者の人でパソコンを自由に操れない人がいましたら、今のような混乱した社会で闇の中で経営しているようなものですから1日も早くパソコンを買って勉強するよう働きかけてください。
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