黒川温泉で迎える、2回目の朝。
今日は昨日とは打って変わって、すがすがしい
いい天気♪

と言うことで、今日も9時に起きて穴湯に行きます。
今日は先客が1人いたのですが、来たばかりのよう
で、まだ水で温度調整をしていました。
やっぱり、”最初に入る人は水で温度調整する”
と言うのは基本のようですね〜。

ちなみに、まだ水を出していることからも分かる
ように、案の定熱くて入るのに苦労しました(泣)
いやさ。温度的には入れない温度じゃないんですよ。
ただ、”冷えた体”を慣らしながら入るのが
大変だっただけで。
一度入った後は、昨日と同じように20分ほど入って
は10分ほど体を冷ましてと言うのを繰り返してまし
たから。
ただし、、今日は本格的に阿蘇山を楽しみたいので、
10時過には穴湯を出発です!


穴湯を楽しんだ後は、昨日儚くも敗れた夢を
かなえるため、三度阿蘇山に向かいます!
昨日も通った道なのですが、晴れて見晴らしが
良いときに走ると、色々と気がつくことが
ありますね〜♪
まず、何よりも阿蘇の緑に驚かされます。
関東地方だともう枯れ木と枯葉の季節なのに、
阿蘇の草はまだ青々としていて、放牧の真っ最中
ですからね〜。
気温も阿蘇山の河口付近でも12度もあったし、
ホントに東京とは別世界でした!

昨日は完全に霧の中に隠れていた阿蘇山も、
今日はふもとから山頂までが綺麗に見えていたし、
草千里も青々とした姿を見せてくれたし。
これならば火口もしっかりと見ることができる
でしょう☆

と言うことで、まずはロープーウェー乗り場に
到着です。昨日とは違って、観光バスがあふれて
ますね〜。
早速私もロープーウェーに。。。?
なんか、一般の車はみんなそのまま火口まで
上っているような。。。
はい。
ロープーウェー乗り場の右手に、有料道路の案内
がありました。
これはもう、迷わず車であがっちゃいましょう♪

ちなみに、この有料道路、車1台の料金は
ロープーウェーで1人が往復するよりも安く
設定されていました。どうやら、ロープーウェー
は観光バス向けの乗り物らしいですね〜。
まぁ、火口までの道の細さや舗装の痛みを見たら、
どう考えても観光バスは通れないわな。


そしてそして。
いよいよ阿蘇山の火口に到着です☆
阿蘇山の火口は山頂ではないため、展望が開けて
いるわけではないのですが、火山ガスにやられて
むき出しの岩肌や、火口によって削られた荒々しい
岸壁が印象的ですね〜。
そして、なによりも、火口から噴出す煙の
毒々しさが”火山”って言う感じですね〜♪

といことで、早速火口ウォッチング開始!
展望台で”今”の火口を30分ほど眺めたら、昔の
火口を遊歩道に沿って散策してみました。
ちなみに、阿蘇山の火口って第7まであるん
ですね〜。
第4と第5の火口の辺りは、すっかりクレーター
化して、ちっちゃなカルデラになってました。
う〜む。周囲100キロにも及ぶカルデラができる
なんて、当時はどんな噴火をしたのだろうか。

んで。初めて見る火口は、煙も激しくなく、
綺麗なエメラルドグリーンの水を見せてくれ
ました♪


   火口はこんな感じですね


   さらにアップしてみたり(笑)


もう、なんていうか、”綺麗”の一言なんですよ。
黒々とした岩肌の中で一面のエメラルドの世界が、
なんとも幻想的ですね〜。
そりゃ確かに、ちょっとだけ刺激臭がしたり、
回りで咳き込んでいる人がいたり、自分自身も
刺激臭にやられて目をあけていられなくなったり
と、人体にはこの上なく劣悪な環境だったので
しょうが、あの景色は見飽きるものではなかった
ですね〜。

あとは、火口のお地蔵さんのところに置いて
あった飴が印象的でしたね〜。
お地蔵さんにお参りした人だけがいただけるの
ですが、ビニール1枚に包まれて火口で有毒ガス
にさらされているこの飴を食べるのは、ちょっと
勇気が必要でした(汗)


結局は、風向きが変わって有毒ガスが展望台に
上ってきちゃったので、強制的に退散させられ
ちゃいました。。。(泣)
まぁ、1時間半ほどゆったりできたので、文句は
ないですけど☆
それにしても、無色で空気と混ざっている有毒
ガスは怖いですね〜。
いきなり喉の辺りに”つ〜ん”と来たかと思うと、
目や鼻を”これでもか!”って言うくらいに痛め
つけてくれますから(泣)
ここでは、火口から上る煙の動きに注意して
いた方がいいと思います。

さてさて。
展望台を追い出されちゃったので、展望台の
ちょっと手前にある砂千里でも覗いて見ましょう。

砂千里とは、草千里にちなんで名づけられた
もので、ひたすらに砂が広がっている場所です。
最終的にどこまで広がっているのかは分かりません
が、火口の周りを大きく取り巻いているのは確か
でしょう。
私が歩いたのは入口付近の”これから広がるな〜”
って感じのところだけで、実際にはさらにおくに
何キロか広がる砂の世界があったのでしょう。
ただ、そのまま歩いていくと”阿蘇山山頂”に
行ってしまうので、もしも砂千里を最後まで堪能
したい方は、ぜひぜひ登山のできる格好で挑んで
下さい!

ちなみに、砂千里の感想は特にないです(汗)
阿蘇山の剥き出しの岩肌は嫌いではないですが、
”目を楽しませてくれるもの”がありません。
あ、決して景色が悪いとか、殺風景とか言うんじゃ
ないですよ。
景色自体は遠くまで見晴らしがきいて気持ちが
いいんです☆
ただ、後ろで噴煙を上げている火口があるのを
考えると、”これは”って言うほどの感慨が。。。
いやね。後ろから噴煙が上がっているって言う
のも見所って言えば見所なんですけどね〜。。。

なんて、すっきりとしない感想を残しつつ、
草千里に向かいます。


草千里は砂千里とは違って、草原がどこまでも
続いている場所です。草千里の奥には烏帽子岳が
雄大にそびえていて、”小さなアルプス”って
いう感じですね〜♪
なんというか、こんなところで寝転がったら
気持ちいいだろうな〜☆
ただ、ここはあくまでも”放牧地”である事を
忘れてはいけません!
陰に隠れていろんなものが落ちていますから(汗)

って、馬鹿なことは置いておいて、今日は草千里を
一望できる展望レストランで食事をします。
食べたのはただのおにぎりだったりするのですが、
眺めがいいところで食べると、おいしいですね〜☆
っていうか、明太子自体がもともとおいしいのか♪
まぁ、阿蘇山まで来てなんでおにぎりなんか食べる
のかというつっこみは置いておいて、兎にも角にも
おいしくてのどかな食事でした♪

ここでは、食事以外にもお土産屋を眺めたり、
草千里のふもとの部分を一回りしたりと、なんだ
かんだで2時間ちょっといました。
結局、阿蘇山と草千里だけで4時間くらい遊んで
いたんですね〜(笑)
今までに阿蘇で空振りをさせられた分を、おつりを
つけて返していたいちゃいました☆


さてさて。
本日は阿蘇山を一巡りしたらどこかの温泉に適当に
入って寝るつもりでしたが、時計を見たらまだ2時半
ごろなんですよね〜。
ということで、明日に予定していた高千穂峡巡りも
本日やっちゃいましょう♪
阿蘇山から高千穂までは、まっすぐに走って2時間ほど
なので、暗くなるまでに十分に間に合いますね〜。

早速、草千里の駐車場から高千穂に向けて出発です☆
高千穂まではほとんど一本道なので迷いようもなく、
特に混雑する場所もないので、予定通りに4時20分頃に
高千穂峡の入り口に到着です。
高千穂峡の駐車場は高いので、国道沿いの観光案内所
に車を止めて、早速川に沿って高千穂峡を一巡りします。

ちょっとした余談ですが、ここの駐車場からボート
乗り場までは、観光しながら歩くと30分ほどかかります。
歩道沿いには切り立った岩壁やゆったりとした川辺の
自然が癒してくれるので、ボート乗り場の駐車場に
車を止めてちょこっと歩くよりは、往復で1時間程度
ゆっくり散策する事をお勧めします。
ただ、帰り道の最後がかなり急なのぼりなので、
そこだけは覚悟しておかないと泣きたくなります(笑)

高千穂峡を歩いてみて感じたのですが、正直なところ
思った以上に規模が小さかったです(汗)
観光用の写真には、滝の横を進むボートがよく用い
られていますが、ボートで移動できる区間はそれほど
広くなく、観光用のお散歩コースも1キロに満たない
くらいしかありません。
まぁ、高千穂峡自体は広いのですが、観光用に公開
されていないだけですが。。。

なんて、上でネガティブなことばかり書いちゃい
ましたが、景観はいいです☆
あの”峡谷”を上から眺めることができるのは、一種
不思議な感覚になりますね〜。
歩いているだけではそれほど強烈には感じないの
ですが、個々の峡谷を覗き込んでみると、自然の
造形美を強く感じます!
いや〜。荒々しかった♪


さてと。高千穂峡を歩いて堪能したので、今度はボート
から高千穂峡を楽しみましょう♪
何気にボートの営業終了時間まで25分ほどしかないの
ですが。。。(汗)
ちなみに、ここのボートは30分1500円と言う料金設定に
なっております。
5分ぐらいおまけしてください!!

高千穂のボートは何気に有名なんですよね〜。
公式HPの写真でも大きく取り上げられていますが、
滝を、飛沫を受けながら下から見上げるのが大好評
でした☆
実際、滝の周辺はボートが集まって集まって。。。
はい、たいして川幅も広くないところでボートが
4艘も5艘も群がるものだから、あちこちで衝突が
起こっていました(汗)


    ボートから眺める滝

まぁ、滝以外の場所でも、Uターンしようとして
そこここでボートが壁に激突しているので、結構な
頻度で”ごーん、ごーん”という音が鳴り響いて
いましたが(笑)
まぁ、かく言ううちもボート2艘に囲まれて身動きが
取れなくなっていましたが。。。(汗)

高千穂のボートは、手漕ぎボートとしてはかなり満足
でした!景色もいいし、体中で水と戯れている感じが
最高です♪
ただ、ボートがいっぱいいるときはあまり楽しめない
かもしれないですが。。。
ボートの数があまり多くない(6艘ほど)のときでも
30分と言う時間が短く感じたので、ボートであふれ
かえっているときは間違いなく30分では楽しみきれ
ないと思います。


さてと。(いい加減書きつかれてきたので)ここからは
さくっとまとめちゃいましょう。

高千穂峡を出た後は、地獄温泉で外湯を3箇所回って
体を温め、南小国で食事をしつつ黒川温泉に向かい
ます(笑)
本当は、今日は高森の辺りに泊まって、明日1日でゆっくり
と高千穂観光をする予定だったのですが、思いのほか
早く周ってしまったので(汗)

黒川温泉には21時ごろについたのですが、この時間は
共同浴場が既に閉まっているので、おとなしく寝ちゃい
ましょう。
と言うことで、就寝で〜す。

2006 11/21 08:27:53 | 旅行 | Comment(0)
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