7ヶ月と言ったらほとんど大きさは成犬である。
我が家の子犬、すでに母犬より2キロ以上オーバーしている。母犬と一緒にいられる安心感からなのか全く食欲が落ちることがない。食べるだけ与えていたらデブ犬まっしぐらである。
この健康優良児はかなりいたずらなやつで、小さかった子犬時代に運動場として囲った庭の木の柵を片っ端からかじって大穴を開けてしまった。 犬というのは結構身体が柔らかいらしく、ちょっとした小さな隙間からでも外に出て行ってしまうので繋いでなければさっさと自由な散歩に出て行かれてしまう。
散歩といえば、初めての二頭引きの散歩のために引き綱が二股になったリードというものを買ってみた。 しかし、しつけのなってない子犬はまっすぐに落ち着いて散歩するわけではない。母犬との散歩に興奮してじゃれついては嫌がられるは、リードを持っている飼い主などお構い無しにグイグイと引っ張って勝手な方向に進むは・・・。 結局二頭引きリードはほとんど使われないまま二頭で20キロという体重制限を越えてしまった。
次男に散歩を手伝ってもらい「どっち連れてく?」と聞くと必ず母犬の方を選ぶ次男。やっぱり次男も子犬の方が大変だということはわかるらしい。 犬ぞりでもないのに舌を出し息を切らしながら全力で引っ張り、虫やカエルがいれば突然急に引っ張られる。しかってもすぐケロっとしているし、サイドについて散歩なんていつ覚えることか・・・。
この力のいる散歩にすっかり疲れ、肩を痛めかねない私は引っ張り防止首輪なるものを買ってきた。二股リードのように使わずにお蔵入りじゃ困るとは思ったんだけど。 前脚の動きを制御するタイプのやつなのだが、かなり散歩が楽だった。子犬もちっとも息を切らしてない。 これならもうちょっと遠回りして散歩してもいいかも♪と苦痛だった散歩がちょっと楽しみになりつつある。
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