思索に耽る苦行の軌跡
時間もまた流れる流体の一種ならば時間のカルマン渦も時間の表象に生滅してゐるに違ひない。その時間のカルマン渦の一つ一つが物の生滅を象徴してゐるとしたならばそこに見えるパノラマは将に諸行無常の位相の数々に違ひないのだ。

その時間のカルマン渦の一つにたゆたふ我はまた、ゆるりと流れ行く時間を味はひながら己の無常といふセンチメンタルな感傷に耽るといふ極上の楽しみを満喫せねばならぬいふ宿命を自嘲してゐる。。。

――あっ、これが物自体の影絵なのか……
2007 05/01 07:08:51 | 哲学 文学 科学 宗教 | Comment(0)
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