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学校を卒業してから結婚するまでの間に、どんなパターンであれ、ほとんどの女性は仕事の経験がおありでしょう。 社会の中で働いて、生活するためのお金を自分自身で稼いできたのです。 それが、結婚や出産を期に、仕事を辞めることになる女性がたくさんいます。
仕事をやめて、社会とのつながりも、自分だけの収入もなくし、生活は夫や子ども中心となります。 社会に出ていた経験のある人が、一変して子育て中心の生活になったとき、疎外感や孤立感を抱くことが多いようです。 なぜなら、自分だけの時間や生活のペースを、自分で決められた時代を知っているからなのでしょう。
しかし、子育てをしている母親は、胸を張って自信を持って欲しいのです! 子育てというのは、ちゃんと社会に貢献しているのですから。
自信が持てない人は、子育ては女性にとって当たり前のこと、という古い考え方にあるのではないでしょうか。 経験した方はよくわかると思いますが、子育ては、そんなに単純な仕事ではありません。
子育てとは、人生において、一定の期間に体験する貴重なものであり、一人の人間を育てるという、とても重要で、何よりも大切な仕事なのです。 重要な仕事であるにもかかわらずお給料はもらえないし、大変な時間と労力を必要とする、かなりの重労働なのです。 ただその代わりに、大事なわが子という宝物が得られます。
この宝物は、決してお金に代えられるようなものではありません。 それは、他人から言われなくても、親が一番わかっていることですよね。
また、他のお母さんたちと交流の場をもつことは、かなり勇気付けられると思います。 子育てをしているお母さんたちは、同じ経験をしているので、お互いをよく理解することができ、共感を持てるのです。 守らなければいけない家族がいることは、母親を強い人間として成長させることにもなるのです。
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