大連帰国日記

2007年 08月 12日 の記事 (2件)


相方とは、中国で会うのと日本で会うのとはお互い立場が逆になります。
中国では頼りになった彼も、日本で見ると一見なんか挙動不審な人。。

外国人だけど顔は同じアジア。典型的な韓国顔なのですが、街を歩いていると普通の日本人には分からないのです。

それで損しているところも少なくない気がする。。。
例えばタクシーで・・・
広島では、車がないと本当に不便で。
車の運転が出来ない私たちは、バスがないと仕方なくタクシーを使います。
行き先を伝えるのに・・・
彼は一応日本語ペラペラなのですが、
いざタクシー等に乗ると、とっさに自然な日本語は出て来ず、
単語をザクッ、ザクッ、と言う事しかできないのです。
行き先を告げる時も、
「○○町!」
と、ザクッ!という事しか出来ないのです。
すると運ちゃんにとっては、
(なんやエラっそーなにーちゃんやな〜。客だからってよぉ〜。)
と思われてしまう訳。

発音もちゃんとしてるし、顔も同じアジアなので、外国人か。という疑いは普通の日本人にはない。

そう思われているのが私には分かったので、自己チユーなりに気を使い、取り繕おうと、わざと中国語で話すけど、その努力もむなしくあっさりと日本語で返ってきたりする。

本人も、タクシーで冷たくされる事が多い。と言うので、
こういう原因じゃない?という話をし、タクシーフレーズを教えた。
が、、、やはりとっさには出てこないようで、それからはなんか頭に小さな「スミマセン」を付けるようになった。
運「どちらまで?」
彼「あ、スミマセン○○町」
彼「スミマセン右」
運「ここでいいですか?」
彼「スミマセンそこ」
彼「あスミマセン左」
運「えぇ。こちらで?」
彼「はい。スミマセン」

私「・・・・・・・」(なぁんか違くね?)

みたいな感じ。


と言うように、やっぱ外国人だな〜、と垣間見られます。

桜の時期とか、川原の土手の桜並木を写真撮りまくってる。。
なぁんの変哲もない街中の川原の土手を若い兄ちゃんがただのデジカメで熱心に写真撮ってる。。
横に立てと言われ、私も写真に写る。。
と、犬の散歩のおっさんや買い物帰りのおばちゃんが何このカップル。。的な白い目で見て見ぬフリをして通っていく。。
夏祭り、盆踊りもめずらしそーに写真撮ってる。。

こうして考えると、見た目すぐ分かる外国人だったら、いいのになー。と思うときがしばしば。。
2007 08/12 16:10:46 | none | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
大変長らくほうったらかしにしました。。。m(__)m
新職場にも慣れ、まるっきり総務OLと化した今日この頃。

研究所の総務というわけで、お客さんはいないけど風変わりな研究者の多い場所でございます。
仕事内容は一言で言えば雑用。
が、雑用は雑用でも多岐に渡る雑用なので、いろんな経験ができると言う面で、転職は一応成功したと言えましょう。

それにしても「研究者」と聞くと、どういうイメージでしょうか。
超頭よさそう。。。勉強してそう。理屈っぽそう。プライド高そう。。
と言ったところでしょうか?
実際、そんな感じです。
秀才は1つ聞いて10覚える、とか言うけど、確かにそんな感じです。
ただ一つ、誤解を招きやすいのは、何にでも優れていそう。。と思われるところ。
ここはちょいと違う気がする。。。
興味ある分野については、1聞いて10覚えるでしょう。
でも興味ない分野にはてんで意欲を示さず。
「○○を提出してください。」と言ったところで、ちゃんと覚えていられる人は意外に少ないこと判明。
んでもってプライド高いもんだから、私みたいな若造がちょっと刺激するとまた厄介。
といった職場っす。

例えばある日の会話。
研究者の人が、
「イギリスは車、左側通行でフランスは右側通行だけど、、ユーロトンネル(イギリスーフランス間の海底トンネル)の中はどっちだろー?」と言っていた。
途中から車線が変わるんだったら面白いねー、との話。
私、気になってちょいとインターネットで調べてみやした。
ら、ユーロトンネル内、車は通れないそう。車は列車に乗せて運ぶそうな。。
という旨をさっきの人に伝えたところ、、、以下のような回答が。
「そうですか。列車で運ぶということは海底トンネルを作った意味が半減していますね。海上フェリーと同じことですから。
なぜ車は通れないのでしょう?おそらく、排気口がつくれないのではないでしょうか。東京湾のナンチャラ(?)トンネルも約○○Kmの距離で真ん中に大きな換気口がありますから、ユーロトンネルの○○Kmとなるとホニャララホニャララ〜。」
という返信がきた。。
普通の人なら「なぁ〜んだ。車通れないんじゃん!あはは〜。」で終わりそうなもんだが。。
んで、メールの最後には「どう思いますか?」と来たもんだ。
どうも思わねぇよ。つーか私の人生でユーロトンネルを一度でも使わなければいけないことがあろうか?
絶対無いと思う。。。
意見を求められても、答えられず絶句。
研究者の特殊性を知った1コマでした〜。
でもホント、事務処理とかは苦手の模様。

きっと彼らは3度のメシより飛行機や機械が好きなんです。
基本的にマジメなおっさん達。
そういう点で、一応は私の肌に合ってる職場かもしれないです。

しかしバカも利口も紙一重とはよく言ったモンです。。
2007 08/12 15:00:26 | none | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー