犬の中でも人気があるダックスフンドですが、
中でも、ミニチュア・ダックスフンドの人気は凄いですよね。

あの愛らしい姿を見れば、人気が高い理由が分かりますよね。
でもダックスをペットにするなら性格や飼い方について知っておくべきです。

ダックスの特徴は、かわいらしい短足、胴長のスタイルです。

体の大きさは、スタンダード、ミニチュア、
そして体重2.3kg以下の小型のカニンヘンに分かれます。
さらに毛質のタイプは、短毛のスムースヘアー、かたい剛毛のワイアーヘアー、
ウェーブがかった柔らかい毛質の長毛のロングヘアーに分かれます。

毛色も様々で赤、チョコレートタン、ブラックタン、タップルなど。
同じ毛色でも微妙にカラーや模様が違うので、選ぶだけでも楽しいですね。

ワイアーヘアーは幼い頃からひげのある顔をしているので、
老けて見られがちですが、愛くるしい顔は本当に可愛いですよ。

ダックスフンドは、体が小さいのに機敏でとても活発です。
飼い主への愛情も深く、ペットとしてとても魅力的な犬種です。

知らない人が来たりすると鳴いて教えてくれますが、
アパートなどで飼うときはしつけが必要になりますね。

本来は狩猟犬だったダックスですが、ペットとしてダントツの人気で、
家族にもよくなつく番犬としても愛されています。

どの被毛のタイプでも、ブラッシングは欠かせません。
毛が抜ける時期には、特にブラッシングは大切です。

体を清潔にするためにシャンプーしましょう。
シャンプー後は完全に乾かして温かくしてください。
中途半端に乾かすと、かえってノミやダニの原因になります。

スムースのダックスは、ビロードの布やセーム革などでなでるとツヤが出ます。
プードルなどの犬種よりは、トリミングもそれほど難しいものではないので、
家庭でカットする人もいるようです。スムースに関してはカットの必要もありません。

ダックスは、体は小さいのですが、活動的でスタミナがある犬なので、毎日、
外で運動させてください。老犬になると静かになりますが、老犬でも散歩は必要です。

骨を守る背筋と筋肉をつけ、運動させると椎間板ヘルニアの予防にもなります。
激しい運動は逆に負担になったりするので、加減しながら遊ばせて下さい。

成犬期の食事では肥満に注意してください。
肥満は湿疹や、心臓に負担もかかり、疲れやすくなります。
椎間板ヘルニアも肥満が原因で発症することもあるので注意です。
肥満は糖尿病や心臓病などの老犬共通の症状も引き起こします。

ペットは小さくて可愛い時だけがペットではなく、老犬になってからもペットです。
最後まで責任を持って可愛がってあげて欲しいと思います。