設ひ・いかなる・わづらはしき事ありとも夢になして只法華経の事のみさはぐらせ給うべし(兄弟抄、一〇八八ページ・編六八九ページ) *通解 たとえ、どのような煩わしいことがあっても、夢の中のこととして、ただ法華経のことだけを思っていきなさい。 1996年1月10日付
この御文は、たとえどのようなことに遭遇しても、決して紛動されることなく、信心根本に広布に生き抜くことの大切さを御教示されています。 昭和五十五年七月、女子部の研修会が神奈川研修道場で行われた際、思いがけず池田先生にお会いする機会がありました。その折、先生は、愚痴と文句を排した生き方の大切さを強調し、私たちを激励してくださり、私にとって忘れ得ぬ思い出となりました。 その後、婦人部員となって、先生の言われた意味をことあるごとに痛感しました。 結婚して七年が過ぎたころ、不景気のあおりを受け、夫は四カ月半の間、失業してしまいました。新しい就職先がなかなか見つからず、夫婦で先輩に指導を受けました。 「一番大変な時こそ、奥さんは明るく笑顔でいくんですよ。信心さえあれば、必ず克服できる、との楽観主義でね」と励まされ、更に真剣な唱題に挑戦し、夫も懸命に努力するなかで、この試練を乗り越えることができました。 その後も、様々な試練に直面するたびに、この御文を胸に、信心を奮い起こしてきました。今、苦労したことがすべて自身のかけがえのない財産となっていることを確信しています。 新しい年が明け、婦人部パワー全開の楽しい語らいが広がっています。常に、強き祈りを根本に、賑やかに、朗らかに、はつらつと勝利の前進をしてまいります。(横浜第二<県>書記長)
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