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子どもの頃、
相手の気持ちになって
考えなさいと言われました。
これは、仕事においても
当然です。
飲食業などのサービス業では
特に顕著に
これが店の売り上げに反映されます。
しかし、飲食業だけでなく
事務系の我々の仕事もそうです。
最近、職員によく言っています。
「自分がお客さんの立場だったら、それで満足か」
「あなたが税務署の立場だったら、何も文句をつけないか」
私たち、税理士や会計事務所の職員は
税法に則り、中立公平な立場で
判断しなければいけません。
とは、いっても
基本はお客さんの味方です。
お客さんが
正しい判断ができるように、
間違った会計処理や税務手続きをしないように、
常にお客さんの立場で
助言を行います。
その際、
その判断があと後
税務調査などで覆されないように、
税務署はこの判断に対して
どのように考えるだろうか、
何か文句をつけてきたときに
対応するために
どのような対処をしておくべきか、
税務署がするであろう
判断と対応を予測し、
それに備える準備をします。
例えば、
すぐに対応できるように
必要書類を作成、保存する。
税法上で
しっかりと根拠確認をする。
当たり前のことですが、
最近、他の会計事務所や税理士の
話を聞くと
これが、全くできていないと感じます。
今まで、
自分は自分。
自分がベストを尽くせば良い
という考えで、
他の税理士のことに関心を持っていませんでした。
しかし、最近聞く話は
本当にこれで良いのかと思う話が多々あります。
そんな話を聞くと
それだったら、自分が関与してあげることによって
もっと、そのお客さんは
安心して仕事ができる。
だからこそ、
顧客拡大をし、
もっといろいろな方に
良いサービスを提供したい。
そう強く思うようになりました。
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