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昨日は、参議院選挙でしたね。
結果は、自民党の惨敗。
前評判通りの結果になったとはいえ、この事実は今後の日本の政治を大きく変えていく序章となるでしょう。
与党は、この秋、消費税等の税制改革を見込んでいました。
しかし、今回大勝利を収めた民主党は消費税の引き上げを行わないことを公約に掲げていました。
恐らく、参議院の議席の半数以上を民主党が占めている状態では、消費税の引き上げは実現困難でしょう。
また、社会保険の問題についても、民主・自民ともに政策が異なっています。
今回の参議院選挙で、実政治においても民主党が自民党に対等の立場で対立できる状態になりました。
この状況を国民にとって、1番良い状況に進めていって欲しいと願います。
間違っても、自らの党の意見を通すことだけを優先視し、先日の国会のように無駄な質疑応答で中身のない議会を行い時間だけを費やすことはやめて欲しいです。
国民の代表で日本のことを考えるなら、1番に国民が望むことを考えスムーズにその政策に取り組むことが大事です。
消費税の引き上げも本当に社会保障に使われるのであれば、致し方ないことであると思います。
本来、消費税の設立は社会保障に充てることを目的としていたのだから。
しかし、今日も街頭演説で誰かが言っていましたが、今までの消費税のほとんどは社会保障に充てられてきておらず、その財源もない状態です。
目的税は、しっかりとどのように使われているかを国民に示すのが、当たり前ではないでしょうか。
消費税の増税にしろ社会保険料の徴収にしろ、その使途が北欧のように明確に示されなければ、今後もより一層、政府離れや社会保険料の未払は増えていくと思われます。
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