動脈硬化の原因、対策、治療法について
動脈硬化により、眼球内で血液の流れが止まってしまうと、
「網膜動脈閉塞症」という病気になります。
網膜細胞に血流が届かなくなって細胞が死んでしまい、
失明してしまうのです。

そのため、網膜動脈閉塞症を発症すると、
一刻も早く治療しなければ成りません。
網膜細胞が血液がなくても耐えられる時間は、
せいぜい1時間ほど。

それより遅いと、後に血流が再開しても、
もう光を見ることはできなくなります。
治療方法としては、、眼球マッサージをします。
それと併用して、亜硝酸薬や、血栓溶解薬、
網膜循環改善薬などの薬も使用します。

また、、眼圧を下げるための措置として、
手術によって房水を抜きます。
場合により、低酸素状態を改善するために、
高圧酸素療法がとられます。

早い段階の治療により、
視力が元の状態に戻ることも可能です。
それは、より太い血管で発症した
「網膜中心動脈閉塞」の場合でも同じです。

治療がどのくらい効果的なものになるかについては、
血管の閉塞の程度と、
治療開始までの時間が大きく関わってきます。

網膜動脈閉塞症にかかった場合、
動脈硬化は眼球内のみで進行しているのではなく、
体ぜんたいで進行しています。

脳で起これば、脳梗塞。心臓で起これば、
心筋梗塞、狭心症といった具合です。

この様に、動脈硬化で起こる病気は、
一度発症すれば生命の危機となる、重篤な病気ばかりです。

動脈硬化にならないように、食生活に気をつけたり、
運動をしたり、また、タバコは止めるなど
生活習慣を見直していくことが大切です。
2009 03/15 00:18:19 | 動脈硬化 治療方法
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