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最近九州を皮切りに東京など全国各地で光化学スモッグの発生が話題を呼んでいる。 原因として、中国の経済発展に伴う大陸からの汚染物質の飛来や都心部での深刻なヒートアイランド現象などが要因として考えられる。 光化学スモッグは、目やのどを刺激するほか、ぜんそく発作などを引き起こすこともあるため、症状を感じたらうがいや洗顔をするようにしよう。予防のためにも普段から外出後にうがいや洗顔を心がけてみるのもいいだろう。
光化学スモッグとは・・・ 車の排ガスや工場のばい煙に含まれる窒素酸化物や揮発性有機化合物などが、紫外線にさらされると化学反応を起こし、光化学オキシダントが発生する。これが、大気中に滞留して高濃度になると、光化学スモッグとなる。光化学オキシダントの濃度が大気汚染防止法で定める基準値0.120ppm以上の状態が継続すると見込まれると、都道府県知事らが大気汚染防止法に基づき注意報を発令する。警報は同0.240ppm以上が基準となる。
光化学スモッグが発生しやすい条件 ・南系の弱い風(3m/秒以下)のとき ・気温が高い(20℃以上)とき ・日差しが強いとき ・大気がよどんで視界が(4km以内)悪いとき
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