犯罪への予防対策などの役立つ情報
 首都圏を中心にはしか(麻しん)が流行し、高校や大学が次々に休校(休講)に追い込まれる状況が続いています。原因は小さい頃に予防接種の副作用が問題となり、予防接種をしていない者が高校生、大学生の世代に多いことが考えられています。
 はしかは、ウイルスによって空気・接触感染し、感染力は非常に強く、免疫を持たない人が感染するとほぼ100%発病してしまいます。
 予防法は、感染者との接触を避けるかワクチン接種をして免疫を持つしかないのが現状です。感染後でも、三日以内にワクチン接種をすると発病を防止できる可能性があるとされるが、発病すれば症状を軽く抑える治療しか方法がありません。今後の流行を防ぐためにも、未接種の人は予防接種をして備えてください。


 はしか(麻疹)とは、麻疹感染者のくしゃみや鼻水の水分が蒸発し、非常に細かくなった飛沫が空気中に漂うことによって感染する感染症で、感染力はかなり強いといわれています。感染すると10〜12日の潜伏期を経て、39〜40度の高熱、せき、目やに、鼻水などの症状を発症します。発症から3〜4日でいったん熱が下がり、全身の発疹および口の中に「コプリック斑」と呼ばれる白い発疹ができ、再び発熱します。発症から1週間〜10日ほどで熱が下がり、同時に発疹も黒くなって徐々に消え、回復に向かいます。感染すると一時的に免疫が落ちることから、中耳炎、肺炎、気管支炎、脳炎(1,000人に1人)などの合併症が起きやすくなります。また、はしかにかかった後5〜10年の潜伏期を経て、100万人に数人の割合で亜急性硬化性全脳炎(SSPE)を発症し、死亡したり後遺症が残ったりする場合もあります。
2007 05/22 15:44:55 | 防犯情報 | Comment(0)
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