
イタリア旅行でのことです。
ローマでコロッセオを訪れました。
コロッセオは血生臭い印象が強く、やや腰が引けるのですが、好奇心旺盛な旅子としては、ここを見逃すわけにはいきません。
中に入り、観客席に立つや不快感が。
建物の価値とは別、全く私個人の心の問題です。
コロッセオの地下にグラディエーターや獣達は飼われていたようです。
彼らの怨念が沸きあがってきそうで不気味な気分でした。
当日は晴天の日中でしたので、怨念達も影を潜めていたようですが。
実は私、旅男(たびお)さんと一緒に旅行していました。
彼からは感嘆の声がしばしば漏れます。
男とは戦いの臭いが好きなのだ、と思いました。
しかし、建物のスケールや複雑さに心奪われている隙に、スリが。
ショルダーバッグのファスナーを開いておりました。
彼が気付き、注意を。
スリは「sorry」と謝ってアッという間に姿を消したそうですが、私は全く気付きませんでした。
余り相性の良くない歴史的スポットでした。
