気ままに気の向くままに
イタリアを旅行した時の事です。

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂を訪れました。

ここには、ミケランジェロ25才の時の作品である、ピエタ(哀しみの聖母)像があります。
大聖堂に入り右側の大きな十字架の下、台座の上にあり、華やかな場所に置かれています。



<写真が鮮明でなくすみません。像に魅せられており、
   撮る事を忘れて慌てて撮ったものですから。>


マリアの卵形の小さな顔、閉ざされた目、形の良い鼻、軽く結んでいる口元、これら全てから静かに彼女の深い哀しみが伝わってきます。
そして、前方に差し伸べられたマリアの左手からも。
また、細部まで見事に彫られた繊細な彫刻で、大きな感動を与えてくれます。
この作品から、彼が天才であるということがよーく解りました。

しかし、磔刑から開放されたキリストを抱くには、彼女は余りにも清浄で若く美しすぎて、私には彼女を受け入れるのに戸惑いがありました。





ミラノにある、ロンダニーニのピエタ像のほうが、私はマリアの老いた姿に現実味を感じたのでしょうか、スーと受け入れられました。
私の中でピエタ、という視点がピタット合いました。
そして、ピエタというよりも人間の悲しみというようなものを感じました。
2005 06/13 19:00:08 | イタリア | Comment(0)
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