あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
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できるところからということで、募集活動をしだしますと、たくさんの陶芸教室などが応募してきた場合、ホームページを読んだだけでは分からないことに対して、いろいろの質問、問い合わせが殺到する場合があります。毎日のようにホームページを更新し様々なご質問、お問い合わせに対する回答を充実していくことにより質問件数は減ってくると思いますが、さしあたりの回答はしなければなりませんから、質問内容に応じて、高度な陶芸技術に関することはAさん。陶芸のマニュアルを見て答えられるものはBさん、日程に関することはCさん。宿泊や、付近の観光に関することはDさんEさん。また、引き続き、インターネット上の陶芸に関心のある人に対するメールアドレスの収集とアプローチは続けなくてはいけないわけですから、収集はFさん、Gさん。電話やメールを利用したアウトバウンドは、Hさん、Iさんというように分担してやっていく必要があります。高度なコールセンター設備などは、大変なお金がかかりますから、とても人出ではできないくらい多くの需要があるようになってから手をつけたほうがいいと思います。 回答はメールでした方が良い事が多くなると思いますから(夕方か、夜でないと、問い合わせを入れられない人も多いと思いますし、回答が文書で残るため、後で専門的知識を持った人がチェックすることもきます。)ご老人に文字入力の必要性をご説明し、覚えていただく。3日も講習、練習すればゆっくりなら文字入力は出来るようになると思います。 文字入力ができるようになりますと、ホームページの更新作業も、原稿があればご老人でもできるということになり、ホームページ更新費用も非常に安くできます。 明日は、個人とか、メンバー間での情報のやり取りをどうするかについて考えたいと思います。
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インターネットの利用で、調査のための依頼書、調査用紙、返信用の切手を貼った封書を例えば1万通送るとなると1通200円としても200万円かかりますが、インターネットなら依頼書、調査用紙の印刷も、封書に入れる手間も、返却用の切手代も封筒も要らなくなるのですから、町財政としては大助かりです。また、調査、分析も紙では書き写し保管、宛先の印刷はパソコンでするにしても、パソコンに入力しなくてはいけません。人間が入力すれば入力ミスはつき物です。ましてや、高齢者の方の場合、アルファベットを使ったことの無い人もいますからキー操作が大変難しいのです。それにこう言う作業を高齢者の方にお願いするにしても、書くとか、封書入れということが主になりますから、やってくれる人が集められるかどうかと言うことも心配になります。
これがパソコンとインターネットを使うことにし、ここまでの作業をご老人にお願いすることになれば、無料でパソコンインターネットが覚えられて、1データいくらかでもお金をいただければ、お小遣いにもなるわけで、バスに乗り遅れては大変と競って来てくれるかもしれません。そして作業はコピー&ペーストがほとんどですから文字入力必要なところはファイル保存時のファイル名だけでうまくすれば、ここも入力しないで住む可能性もあります。入力するにしてもひらがな入力で十分です。
次の段階に入るとき、文字入力を覚えて頂ければ良いのですがここまでで、パソコンのマウスの使い方、ドラッグ、ドロップ、コピー&ドロップなどを覚えてしまっていますので、次の文字入力を覚えるとき負担がグット軽くなります。
ここまでだけでも、多くのご老人がパソコンとインターネットを扱えるようになれば、町としても、もし調査の結果、3段窯の市場性が無いにしても、別の展開を計る時大変な戦力になることは間違い無いでしょう。
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調べ上げたメールアドレスに、町としての市場調査協力願いの文書を添付して、一斉に送信し、ご協力いただけた返信文書を、阿南窯に興味を示してくれたところと全く関心が無い所に分け、興味を示してくれなかった所には、回答のお礼とともに、今後阿南町からの阿南窯を含めた阿南町の情報をメールマガジンで送らせていただくお願いをし、何とか今後へのつながりを作っておき、興味を示してくれた所には、お礼とともに、今後頂いたデータを整理をしてお知らせしますとというようなメールを出し、整理に取り掛かると良いと思います。 先ずデータの分類ですが、例えば3万件の依頼をして返ってきたのが2万件としますと、この膨大なデータを分類する作業も人間がしなくてはなりませんので大変な作業ですが、20台のパソコンで分担して予め決めてあった分類ホルダーに仕分けるとなれば、1台1,000件3日もあれば終わると思います。作業の内容は、ファイルを開き、目を通し、焼き物別などのように分ければよいわけで、この仕事も調査依頼してから回答があるまでにファイルを開く作業、、分類するホルダーに保管する作業、閉じる作業等をご老人に覚えてもらう練習をしていただいておけば、これも1時間か2時間で全員に教えることができると思います。 このようにご老人にパソコンやインターネットを覚えていただくには、作業のステップステップで必要になる操作を小刻みにお教えするのが最も無理が無く、また、数日後には仕事に必要になる内容ですのですので、パソコン教室に行って使うことがあるかどうか判らないような講習を受けるより緊張感を持って学べ数日後実務で数百回繰り返して使うのですから、否が応でも覚えていくと思います。 この仕事は、皆で順番にして、手のあいている人には、インターネット上の陶芸に関するホームページからどんどんアドレスなどの収集を行なってもらえば今後の展開に関する極めて貴重な資料となります。メールアドレスを集めたCDなど売っていますが、この調べ上げたアドレスは陶芸に関するものだけですから全く無駄が無いものです。
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阿南窯をたくさんの方に使っていただけるかどうかは、 1、燃料にする赤松をどうするか。これは、インターネットのメール機能があれば連絡を取り合う時、無いよりは便利と言うレベル。ここが問題なのですが、私の生まれ故郷の林業に詳しい従兄弟に聞いたところ、赤松なんて今はだれも目をくれず、間伐材など山にごろごろしているとの事。持っていってくれれば喜ばれるぐらいらしいので、たぶん阿南町でも状況は同じ可能性があります。 2、阿南窯ホームページの作成 阿南窯の宣伝ホームページを作り、阿南窯について知りたいことがあればここで詳細説明をしておけば、、電話でやメールでの詳細質問を最小限にすることができるので、人手をかけないで済みます。不足した所があっても、Q&Aページを作っておき、ここに追記していけば大丈夫です。 3、マーケッティングリサーチ 阿南窯の需要があるかどうかは絶対に調べておかなければならないので、とりあえず、インターネット接続している全国の陶芸愛好家に、町として調査依頼を出して需要があるか調べる必要があります。この時、調査専門会社に頼めばお金がかかるのと、折角直接陶芸愛好家と接することができる機会を失うことになるので、町のご老人にやってもらえれば大きな財産になります。 この時必要なことは、6月24日の「インターネットで陶芸愛好家を調べる」でご紹介しましたように、何万とあるのですから、可能な限り阿南窯の宣伝を兼ねてできるだけ多くの人に市場調査依頼を出しておいた方がいいに決まっています。インターネットで連絡先を調べ上げるのは手作業になりますからここは人海戦術です。 グーグル ヤフー 陶芸 452万 495万 陶芸 サークル 35万 27万 陶芸 クラブ 68万 53万 陶芸 倶楽部 38万 27万 陶芸 教室 185万 124万 たとえば陶芸教室だけに限っても100万件以上あるわけですから、これをすべて調べ上げるのは無理として、対象をさらに限定して検索してもいいと思いますが、とにかく相当な人手が必要です。 作業はいたって簡単で、各ホームページから教室名、責任者名、連絡先を探し、ホームページアドレス、メールアドレス、住所、電話番号等ををエクセルかメモ帳にコピー&ペーストするだけですから、1時間ぐらい事前の講習をすれば手が震えてキータッチできない人を除いて可能な作業です。 阿南町所有のパソコンが何台あるか知りませんが、他の村の高齢者パソコン教室の講師をした経験では、20台くらい有りましたから、何回かに分けて講習し、実作業も何回かしてもらい、操作が確実になったら、データを町役場担当の人のところにメールで送る練習をし、これも確実にできるようになれば、自宅に自分や子供、孫のパソコンがある人は自宅作業に切り替えてもらえれば多くのご老人にやってもらえるようになるわけで、ご老人に限らず、失業中の人や、家庭でアルバイト的にできる人がいれば、1データいくらということでやっても調査会社に払うよりははるかに安く調べることができると思います。町民総ぐるみの活動にすることが肝要だと思います。この続きは明日にします。
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昨日記事を投稿し終わって、ゆっくり見てみましたら大事なことが欠けていました。高齢者の方がパソコンをやってみたいと言う人が少ないと書きましたが、どうしてかと言うことに触れていませんでした。何をやるにしましても人数と言うのは大きな戦力でして、高齢化率40%〜50%と言う地域にあって、この人たちがパソコンやインターネットを使えるかどうかということは大変重要であることは言を待ちません。
約2年間、この地方を回って見ましたが、私が接した人に限ってみますと、皆様非常に興味を示してくれるのですが、子供さんたちに「今更パソコンを覚えて何をするんだ」とか、娘さんが本気になって「余計なことを言わないでください、今でも母が所属団体の仕事で作成する印刷物は私が作っているんです。これ以上仕事を増やさないでください。」とものすごい剣幕で抗議された事もありました。
親としてみますと、忙しく働いている子供たちに迷惑はかけたくないですし、歳を取ったら子に従えと言うことで生きていますから無理の無いことです。
この地方の農家は大変ゆたかで、家を見て見ますと大変豪華な家で、お墓に何千万円もかけているお家もあります。「孫達の教育にもいくらでも出して上げられるのだけれど、孫がその気になって勉強してくれないんだに」と嘆いているお祖父さんお祖母さんもいます。
子供さんたちにして見ましても、今更親に苦労をさせたくないと言う親思いの気持から言われる人がほとんどでしたが、これから先20年もすれば、BRICs(B:ブラジル、R:ロシア、I:インド、C:チャイナ)諸国の追い上げで日本はどうなるか分かりません。そのためにも、いち早く手を打って置かなければならないわけで、中国やインドに勝る研究開発の促進が必要で、パソコン、インターネット活用は必須の課題です。それには裾野の広い環境作りが必要です。昨日の話の中で、企業の幹部や、町村の長老が、パソコンやインターネットで何ができるか理解していないことには遅れていく一方だと書きましたが、町や村の歴史、学校の歴史、家の歴史、本にすることはできなかった様々な研究成果。それらの教訓、研究の形跡を文字として残しておくにはパソコンとインターネットを利用することにより、本にはできなくともだれでもでき公開もできるのです。そして今高齢者が人口の過半数に達しようとしている状況からして、若者におんぶしてもらうのではなく、豊富な過去の経験を活かしてもらう意味でも、パソコン、インターネットに触れて、情報の発信はもとより、収集に力を発揮していただかないと多分地方は力尽きて消えていく所が増えてくると思います。65歳以上のご老人でも力仕事はできなくなっていても、キーボードは触ればいいだけですから、痴呆症にでもならなければいくつになっても使えて活躍してもらえるのです。こう言う状況を作り出せれば、情報技術の上では先端の町村になりますから、取れる戦術の幅もグット拡がります。なにも難しい技術は必要ないのです。パソコンのセットと、インターネットへの接続、厄介な各種設定、対ウィルス対策、ちょっとしたパソコンの故障等を私達のような情報技術屋に任せ、ワープロ感覚で操作するだけの状態を作り出せば良いのです。ご老人も最新技術に触ってみたい、世の中に遅れたくないという思いは強いですし、実際これから戦力になってもらえるかどうかが、過疎地域が生き残れるかどうかの瀬戸際になってくると思いますので、本当にご老人の情報技術対策を立てる必要があると思います。
明日から、阿南窯再生の仕事の中で情報技術でご老人にどのように関わっていただけるか話を進めたいと思います。
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私が飯田市を中心とする南信州で情報技術を広めようと2年強やってみて思いますのは、60歳をすぎてパソコンの勉強をしたいという方はほんの数人でした。ほとんどの仕事は、会社経営者の方や、医師、学校の先生、就職のため等の人でした。市役所や商工会議所で聞いた話では、インターネット普及率は20%程度ではないかとのこと。会社や、市町村の幹部、地域の長老がパソコンイ、ンターネットを使いこなさないことには、若い人たちは上司の前、長老の前では使うのを控えてしまいます。上司が部下を評価する時、自分が経験したことの無いことは理解できず、また、パソコンの前に座ってデータを見て考えていると遊んでいるのではないかなどと思ってしまうのも無理はありません。 実際私と失業後の職業訓練に定年後一緒に通っていた銀行幹部はあいつは遊んでいるのではないかと思っていたそうで、職業訓練でパソコンの勉強をして、部下が何をしようとしていたかが分かり、こんなことなら俺がやった方が早かったと、早速素晴らしいパソコンを購入し座敷に置き勉強を始めました。会社や身の周りの計算処理でさえもこうですから、インターネットを使えばいったいどうなるかなどと言うことは、使った経験が無いと想像すらできず、部下を指導するとなどと言うことは到底できないことだと思います。 これからの町、村おこし、若い人は地元にいるにしても、会社で働いている人が多く、夜遅くまで働いています。ですからパソコン、インターネットを昼間から使えるのは高齢者です。それに高齢化率が高いのですからあらゆる意味で高齢者がパソコン、インターネットに親しまないと、町、村から外部に向けての情報発信、情報収集は人手の部分で難しいと思われます。 これも実際の話ですが、ある人にインターネットを使ってもっと村や町でやっていることを情報発信したらどうかと話したところ、人手が無いという返事が返ってきました。経費を節減するために役場の職員数は減り続ける一方で、とても人を回せないと言うわけです。しかしながらこれではジリ貧です。 明日は、町、村おこし活動が絶対必要だとした場合について考えて見ます。
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現在のところ商工業製品として経済的には、なりたたない薪を燃料とした陶芸でも、趣味や芸術品作りには良いようなので、インターネットによって愛好家を全国から集め、グルーピングしていくつかのグループに分け、温度プロファイルも事前にインターネット上で調整して、薪の量が許す範囲でしかできませんができる限り焚いてみるという事ができれば、もし品質上の問題があったとしても、タグチメッソドを使い最小の実験回数で最適条件をつかむと言うようにできる可能性があるので、町おこしとしては無から有を生むと言うのではなく、今ある物を横展開と言いますか利用回数を増やし品質を向上させ、街の活性化に役立てることができるので是非具体的に取り組んでいただきたいと思います。このとき全国的な市場調査が必要ですが、多くの賛同が得られた時のグループ編成、技術的打ち合わせ、品質改善が必要な時の実験結果の統計処理、これらを従来の紙と郵便、電話などに頼っていたり、電卓に頼っていたのではどうにもならないのでその辺の検討を明日して見ます。
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「田口メソッド我が発想方法」(経済界社)p200で、田口先生がどんなきっかけで「アメリカを救った田口メソッド」のアイデアをつかんだかが記されています。アンナカレーニナの冒頭の一節で『幸福な家庭はすべて互いに似かよったものであり、不幸な家庭はどこもその不幸のおもむきが異なっているものである』(木村浩訳、新潮文庫)この一節を読んで、工業製品の不良対策を行う時、不良品を集めて不良品の集団分布を調べているが意味が無い、不良品には寸法が大きすぎて不良な物もあれば、小さすぎて不良なものもある。だが良品だけは非常に似かよっている。だから調べなくてはいけないのは、良品の項目の分布を研究し個々の不良品のとの距離を図ることが最も重要なことであるとしています。詳細は是非本を買って読んでいただきたいと思います。私には難しくて分かること判らないこがといっぱいあるのですが、今まで現役の時やってきたことと反対のことが書いてあり、じっくり勉強してみたいと思いました。理解できるようになれるかどうかは分かりませんが。こうなりますとアメリカを救ったきっかけを作ったのはトルストイも一役買っていたということになり、なるほどと思った次第です。 天竜峡、南信州をブログでご紹介ページへ大鹿村赤石荘ブログをリンクさせて頂きました。 大鹿村の四季の写真をご覧いただけます。
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伊奈製陶での改善事例が、昨日ご紹介した本の67ページから書いてあります。当時の伊奈製陶で困っていたことは、トイレやお風呂に使うタイルをほぼ均一の寸法に焼き上げようと最新式の窯を輸入してのだがどうもうまく焼けない。窯の位置により温度差がありその結果品質のバラツキが出てしまう。これを何とかしようとしていたのですがどうにもならない、そこで田口玄一先生に改善を依頼したとの事です。 ここで先生がしたのは、調合条件を変えて場所による焼成寸法のバラツキを小さくするということで、狙い値を決めて、場所による温度差のバラツキを小さくするという方法をとらなかったのです。専門用語で言いますと焼成場所をノイズ因子、タイルの調合条件を制御因子と呼び、この二つの因子の組み合わせの作用を交互作用と言うとのことで交互作用に着目して改善をした結果、それまで20%程度あった2級品を0にできたとの事。またこれが問題で、当時タイルを買ってくれた大口の日本住宅公団は、2級品しか買い付けなかったので、これをどうするかでもめて、生産速度を上げて必要な割合の2級品ができるまでスピードを上げて問題を解決したとの事。当然生産数量が大幅にアップして利益に繋がったわけです。阿南窯で品質上の問題があった場合、同じことができるかどうかは分かりませんが、解決できる可能性はあると言えると思います。
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品質にバラツキがあって、大変良い時とそうでないときがあるといった場合は、最適条件を復元させる研究すれば良いことになります。そうではなく窯内の温度コントロールや焼き物を置く位置により出来上がりに差が出るというような場合難しくなります。これも今度行った時お聞きしようと思います。 この記事を書いていて思い出したのが、実験計画法とか田口メソッドで有名な田口玄一先生の書いた「タグチメッソッドわが発想方法」という本です。田口玄一先生といっても知らない方もいらっしゃると思いますのでご紹介しておきますと、アメリカを蘇らせた男として評価され、アメリカの自動車殿堂入りを本田宗一郎氏、豊田英二氏についで3番目になした人で、たいした人です。この先生が、伊奈製陶(現在の(株)INAX)で素晴らしい考え方で実験し、莫大な効果があったとのことです。明日はこの所をご紹介します。まだお読みになっていらっしゃらない方がいましたら、楽天で売っていました。 「 タグチメソッドわが発想方法」楽天申し込みページへ 天竜峡、南信州をブログでご紹介ページへ根羽村商工会様ブログをリンクさせて頂きました。
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