あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
私は経済学者でないため、詳しくは判らないのですが、この地方の新聞社や市長などの話によりますと、一番問題にしているのは、経済的自立度と言う指標で、1月1日付け南信州新聞では、飯田市の経済的自立度は53.0%、この値は3年ほど前の飯田市長戦時には、飯田市は48%程度だったと思うのですが良くはなってきているものの、伊那市のそれは113.8%で伊那市の半分に満たないのです。この違いについて、南信州新聞社の分析では、製造出荷額の違いが主たるものであり、従業員4人以上で南信州は、3,986億円、対して上伊那郡は9,367億円2.3倍の開きがあります。。これが新設住宅着工数、790戸:2,002戸。市町村税収入額、189.7億:230.5億。平均賃金、29.0万円:31.8万円。と言う結果に反映し地域間格差を生み出しているとしています。

上伊那地方は、昭和中後期の工業誘致作戦が功を奏したが、南信州の場合、農地転用が思うように進められず中京圏に近い地の利を生かすことができなかった、としています。

後日これらの数値をエクセルに入れ計算して、ご紹介したいと思います。事業所数、従業員数とも遜色なく、そうなりますと一事業所当たりの売り上げ、従業員一人当たりの売り上げの違いも2.3倍近いと言うことになりますが、ちょっと不思議な気もしないではありません。

ともかく余り裕福だとはいえない状況であることは間違いありません。
2008 01/15 17:41:03 | none | Comment(0)
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