アレルギー、金属をはじめ卵などの食物による症状、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎また検査、猫と犬に見られる症状とは
2009年 06月 27日 の記事 (5件)
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アレルギー問題に取り組み、アレルギー知識の普及やアレルギー患者への支援・交流を目的としている団体はたくさんあります。
「NPOアレルギー支援ネットワーク」もそのひとつです。
2000年発足以来、様々なアレルギー問題に取り組みフォーラムや交流を重ね、NPO法人の申請を行い、現在幅広く活動を行っています。
会員には喘息やアトピーなどのアレルギー患者のほかにも、NPOの目的に賛同する医師や専門家も多く、専門的な知識を得て活動しています。
災害時の非常食や防災グッズなどアトピーの子供たちに必要な知識や支援の呼びかけ等、公的事業(自治体)との連携に努めています。
また医療機関・大学・研究機関との共同でチリダニの住環境・喘息やアトピー患者の環境についてのフォーラム・資料の公示など様々な学習機会を設けています。
食品や寝具・化粧品やシャンプーなど、また防災グッズにおいてもアレルギー対応の商品を独自に販売するなど、アレルギー患者に役立つ情報を提供してくれます。
最近は様々な機関でアレルギーに対する理解や協力が得られるようになってきましたが、それでもアレルギー患者やその家族にとっては難しい問題もたくさんあります。
ここアレルギー支援ネットワークでは、アレルギーに関する情報を集めた冊子や絵本を配布したり、様々なアレルギー支援団体やアレルギーの会との交流をしています。
またハウスダストを除去してアレルギーを起こしにくい生活環境を作る方法や、食物アレルギーに対応した食事のレシピの紹介、実際に起きやすいアレルギーの事故や症状の事例を紹介したり、アレルギー患者の不安や疑問に答える情報を提供してくれます。
一人ではなかなか頑張っていくのが難しいアレルギー問題、より多くの社会の理解と協力が今必要となってきています。
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花粉症またはアレルギー性鼻炎になりやすい人には、一般的に他の人よりもアレルギー体質になりやすい要素があります。
体質の上では毎日の食事が影響していることも多いのです。
例えばアレルギーを起こしやすい人は油物を多くとっていたりします。
メニューとしてはカレーやグラタン・から揚げ・てんぷらなどを好んで食べていたりしないでしょうか。
また外食が多く、イタリアンなどの洋食を好み、パン食が中心だったりしませんか。
甘いものやおもちやせんべいなど、嗜好品も好んで食べたりしています。
卵類を沢山食べ、野菜をあまり取らないなど、栄養のバランスが悪い。
米よりもおかずが多く、高たんぱく過ぎるメニューが多い。
これでは自らアレルギー体質になりやすい体を作っているのです。
アレルギー体質を改善するには、和食中心で野菜をたくさん取り入れた食事を取りましょう。
炭水化物はご飯のみでパンなどは1週間に一度程度。
菓子パンはおやつであって食事ではない 。
たんぱく質は、肉魚大豆を一食あたり50グラムまで。
甘いものは1週間に一度程度。
外食・油物も1週間一度まで。
野菜を毎食、赤白緑全色取り入れたメニューで、温野菜と生野菜をバランスよく取り入れる 。
調理方法は揚げ物を避ける。
マヨネーズをかけずにノンオイルドレッシングで。
卵料理は3日に一度、または1週間に一度程度とし、魚卵は控える。
もち米類は1週間に一度まで、あまり沢山食べない 。
和食中心のメニューにし、体の中から改善しましょう。
具体的な献立は、朝食は白飯、味噌汁、納豆、焼き魚。
昼食は白飯、サラダ、野菜炒め、和え物。
夕食は白飯、味噌汁、温野菜、ひじきの煮物、刺身など。
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アレルギー症状を引き起こすのは、免疫の過剰反応によるものだということがいわれています。
では、免疫とはいったいどんなものなのでしょう。
免疫は体内に自分とは違う物質が入ってきたときに、それを異物だと認識する仕組みのことを言います。
免疫には記憶能力があり、おたふく風邪や風疹などの病気に一度かかると、免疫がそのことを覚えていて抗体を作り、二度とかからないようにするのです。
抗原(ウイルスや細菌の情報)を免疫が覚え、同じ抗原が入ってきたときには攻撃して追い出してしまうのです。
しかし赤痢菌やコレラ菌などのように一定期間経つと記憶が亡くなってしまう抗原もあり、再びかかってしまうこともあるのです。
この免疫力が高いと病気になりにくく、免疫力が弱くなると風邪などひきやすくなり、病気にかかりやすくなります。
しかし、この免疫にも難点があり、臓器移植や骨髄移植のときには厄介なことにもなるのです。
移植によって入ってきた他人の臓器や細胞を、異物だと認識して拒絶反応を起こしてしまうのです。
花粉症や食物アレルギー・アトピーなども、免疫によってアレルゲンとみなされたものに対する防御行動なのです。
ところで、産まれたばかりの赤ちゃんが病気になりにくいわけをご存知ですか?母乳だけで育った赤ちゃんは、人工乳で育った赤ちゃんに比べて強いといいます。
これも実は同じ理由なのです。
赤ちゃんはお母さんの体内にいるときに、胎盤を通して、お母さんが持っている抗体(ウイルスや病原菌から体を守る物質)のなかのIgGを受け取っています。
これが産まれたばかりの赤ちゃんを病気から守っているのです。
また母乳にはIgAという抗体や様々に病原菌やウイルスから守ってくれる抗体が多く含まれているのです。
そのため母乳で育った赤ちゃんは病気になりにくく、またアレルギーにもなりにくいといわれています。
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アレルギー疾患の中でも年々急増しているのがアレルギー性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)です。
アトピー性皮膚炎は、ほとんどが乳幼児期に発症することが多く、一般的には強い痒みや湿疹、また掻くことによって感染し炎症を起こす、などの症状がありますが、症状や経過には個人差が大きく、用例も様々です。
ただ良い、悪いを繰り返し、症状は改善されても、なかなか完治しないことが多いのです。
アトピー性皮膚炎の原因は大きく分けて「アトピー素因」と「アレルゲン」です。
アトピー素因とはアトピーになりやすい体質という意味で、生まれつきアレルギーを起こしやすい体質であるか、外部からの刺激に弱い皮膚を持っているかの、どちらかであることが言われています。
アレルギーを起こしやすい体質かどうかはいうのは遺伝によることが多く、家族や血縁の中にアトピーや喘息などアレルギー疾患を持った人がいるということです。
また外部からの刺激に弱いというのはアレルゲン(抗原)となるものによって、過剰な反応を起こしてしまうものです。
アレルゲンとなるものには、他のアレルギー疾患と同様にハウスダスト・ダニ・カビ・ペットまたは花粉・住宅建材の公害物質などが上げられます。
また卵や牛乳・蕎麦などの食物アレルゲンもあります。
これらのアレルゲンはアレルギーを引き起こす原因となるだけでなく、症状の悪化にも影響します。
ストレスなどの精神的要素や生活環境・生活のリズム・食事なども影響を与えてしまいます。
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アトピーやアレルギー体質の人にとっては、3大アレルゲンの小麦や卵・牛乳などを使ったケーキやスイーツは厳禁。
でも甘党の女性やお子様に我慢はとても辛いもの。
そこで卵や牛乳などの乳製品・小麦を一切使わないスイーツが注目されています。
手作り焼き菓子「ガトー」では、卵・小麦・乳製品を全く使用していないトリフチョコ、ベイクドドーナッツ、サブレ、クッキーなどを販売しています。
また生地に小麦使わず米粉や大麦を使用したり、クリームには乳製品を使わず、バーム油やトレハロース・甜菜等などで甘みを出したデコレーションケーキなどもあります。
アレルギー体質のお子様も安心して食べられるアレルギー対応ケーキ、ストロベリーケーキやチョコレートケーキもあります。
パウンドケーキやプチフルーツケーキもおすすめ。
小麦・卵・乳製品全て除去、小麦のみ除去など個々の原料に対応しているので、自分のアレルゲンに合わせて作ってくれるところもうれしい。
季節のフルーツを盛り込んだり、誕生日やお祝い用にデコレーションもしてくれる。
またアイスムースカップケーキは、米粉の生地の上にトレハロースやゲル化剤で作ったゼリーとムースをのせ、凍らせて食べればアイスクリームのような触感、解凍して食べればムースと、二つの味わい方のできるお得感。
ストロベリーや抹茶・かぼちゃにチョコとお味も豊富。
細かな食品表示もあり、お値段も手頃です。
通販、または大阪市豊中の実店舗にて販売。
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