4月6日(水)から15日(金)までの10日間ほど実施されている全国交通安全運動だが、警視庁は中日の10日まででかなりのかなりの成果があがったと自画自賛している。
効果のあった項目だが、 ・朝の8時から9時までの間、交通量の多い地域に警察官を配置することによる渋滞の発生(平常時の約1.6倍) ・工事車両、物流車両の迷惑違法駐車の放置による市民のストレス増加(平常時の約1.2倍) ・町会の費用をもって受ける公務員接待(平常時の約1.1倍) ・社会からパージされている人材から寄り合うテント周辺の、小学生に対するプレッシャーとゴミ放置の増加(平常時の10倍以上) と普段、領収書を水増しすることがメインの仕事である警察官の存在をアピール。ただ、警察官も普段の仕事をしなければならないため、朝9時には領収書水増し業務に戻るのであるが、彼らがいないところでも、十分効果が上がっていた。 加えて、東京都心では、イナカからやってきた新社会人などが、街の流れに交われず往生したり、時速4Km未満での歩行などが目立ち、これらの警視庁の成果を促進しているとの見方もある。 また、JR東日本がその重責を果していた。この運動前の1日からほぼ毎日、埼京線をはじめとして通勤時間帯に電車の遅延を発生させ、10日に至っては中央線新宿駅で人身事故をも起こした。 道路の渋滞と電車の遅延が毎日のように続き、ビジネスマンの遅刻者を大量に発生させたことに、警視庁は「これはすごい成果だ」とご満悦である。 後半に入ったわけだが、「特に通勤時間帯で今後重点におきたいのは、渋滞によって進入禁止時間帯にもかかわらず進入する車両および、バス停や交差点等でのタクシーの乗車」をそれぞれ増加させ、放置したいとのこと。
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