300対29対1、この数字があらわすものはなんだろうか。 これを紐解くには、あとの1から考えればわかりやすい。 重大事故1の前には、29個の中規模のミスや事故があり、また、その前には300個の小さなミスが積もり重なっているという、統計学的な数値法則である。米国人である、ハインリッヒ氏が発見したので、「ハインリッヒの法則」と呼ばれる。 別名、「危機管理の法則」とも言われている。 昨今の国内空港での管制官とパイロットとの交信・聞き取りミスを主因とするうっかり進入を見聞きするにつけ、この法則のことを思い出さずにはいられない。 どうか、300の小さなミスが頻発している今こそ、安全概念の見直しに尽力してほしい。特に、J○Lさん、いい加減にしないと、株売っちゃうよ。
|