メルマガ「只今入ったニュースによりますと」の読者様、KENさんから、次のような質問がありましたので、下記のとおりお答えさせていただきました。
いつも有用な情報をありがとうございます。 今日は、FX投資先について質問があります。 A社は、開示情報によると自己資本規制比率が400%以上あります。 しかし、信託保全先が破産確実視されている新銀行東京です。 一方B社は、自己資本規制比率は200%位ですが、信託保全先は日証金信託銀行です。 総じて、A社の方が売上・利益共よさそうです。 そこで質問ですが、?各社ホームページ内の開示情報は信用出来るのか? ?これから投資を始めるには、ずばりA社かB社どちらがよいのでしょうか?
答え FX会社選定についてのお伺いと察しましたが、よろしいでしょうか。 まず、当該会社の財務状況について、推測するのは大変難しいと思います。性悪説信奉者のオラとしては、いかなる会社であれ、ディスクロージャーを全面的に信頼することはできかねます。 FX会社選定の基準は、現在投資実践中の人々の意見を集約すれば、もっとも要望が高いのが、システムの安定性です。ここぞという時間帯にオンラインできなくなったり、注文不達が発生したりするのでは、信頼性に欠けます。昨年8月17日の為替大変動時(一部の人々はナイアガラと呼びました。)には、大手の数社でもそのような事象が発生し、避けられたはずのロスカットを阻止できなかったなどの事案が多数発生しました。詳しくは、2ch掲示板にそれに関する投稿のあるスレが多々見受けられますので探してみれば、参考になります。 オラに答えられるのはこの程度ですが、参考になったでしょうか?
ところで、KENさんによれば、A社のほうが、売り上げ・利益ともによさそうであるとのこと。だとすれば、顧客満足度の高さがその要因と考えられるので、裏づけを考察してみたいところ。単に、手数料が安いとか、スプレッドが狭いからといった理由だけでは、さほど満足度は得られない。
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